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雑感 アーカイブ

2007年01月17日

日曜日の話だけど・・・

書き忘れていましたが、先日の日曜日の夜、劇場版銀河鉄道999をやっていました。
小学生のときにリアルタイムで観ていましたが、この歳になって改めて観ても、確かに面白い。
子供の頃とは違った味わいを感じてしまった。
このお話は、未来を舞台にしたおとぎ話なんだけど、男心の琴線をくすぐる、過ぎ去った少年の日々への憧れなんだな。もう得られない母性愛、カッコいい兄貴、理想の存在、そして冒険の数々。
暗闇を走る蒸気機関車は、もうそれだけでノスタルジックを醸し出している。
ラスト、エンドロールの流れる画面では、メーテルを見送って線路を戻る鉄郎が描かれている。
とぼとぼと画面向こうへ向かって歩き出し、時に立ち止まりこちらをじいっと眺め、向き直っては駆け出し、このシーンは、この歳になってけっこう胸にくるものを感じた。
それと強く思ったのが、声優さんがちゃんと芝居をしている、という事だ。
野沢雅子の巧さが光っていた。昨今のご陽気な格闘漫画も、それはそれでいい味だしていたが、鉄郎の、15、6才くらいの少年の絞り出すような絶叫や、とにかく心の色を生き生きと感じさせてくれる演技には感動した。
キャプテンハーロックもエメラルダスも、重厚な、大物を感じさせてくれる演技で素晴らしかった。
20年経っても少しも色あせない、そんな素晴らしい作品をリアルタイムで見ながら僕らの世代は育ってきたんだ。これはうれしい事だ。

2007年01月19日

寝る時間が・・・

寝る時間が最近遅くなってきている。いかんなあ。
と思っていても、深夜になるとなんだかYMOが聴きたくなったり、Charのオーソドックスなブルースを聴いてしまったりと、なかなか眠るスタンバイというものが整わない。
先日は999のことについて書いているな。これに限らず、映画というものは大画面で観ないといけないな、と思う。構成も演出も全て、あの画面サイズで最大に活きてくるように計算されているのだから。
音楽もそうかも。
iPodなんかでシャカシャカと聴くものではないのかも。

2007年01月21日

わけあってプチ出勤

会社のサーバが故障してしまい、業者さんに引き渡すべく朝方出勤。
通勤の道のりは、ひさしぶりの朝ドライブだ。いつもは日が昇る前、日が落ちた後を通る道なので、
明るいうちだと違った景色に見える。
で、普段聴かない時間帯のFMラジオというものおつなもの。
だいたい日曜の朝なんて、映画音楽かクラシックが主だ。
ぼんやりと運転する身には気持ちよく聴こえる。
結婚前は、よく早朝ドライブをやっていた。結婚して、嫁が寝坊の寂しがり屋だと、そうもいかない。
洗濯しつつ、朝シャワーを浴びて朝飯を作っている自分が、ここにいるよ。
こんな自分の姿、ほんの4、5年前の自分は想像もしていなかった(笑。

2007年01月27日

ウィルスチェックソフト導入!

以前から気にはなっていたのだが、Macだという事で慢心していて、ウィルスチェックを全くやっていませんでした。
で、いろいろネットで調べて、ClamXavというウィルスチェックソフトをインストール。
フリーだという魅力もあったのだが、ウィルス定義ファイルの更新が頻繁だという事と、Macコミュニティでの評判がなかなか良かった事が決め手となった。
今ひとつ、使い勝手がよくわからないのだが、環境設定で日曜日の深夜3時に自動チェックさせる設定をした。常駐監視とかやってほしいのだが、設定は可能なのだろうか。

ソフト自体の質はともかく、無料だから良い、という発想はやめにしたい。値段がついているのはしかるべき理由があるからで、良いものに金を払うのは当然の事なのだ。また、金を払う事が保証にもなる。
金の使い方のうまい、かっこいいヤツになりたいものです!

2007年02月07日

休め!

風邪引いたなら、会社を休むべきだと思います。
根性で出て来ている人がいますが、いいのは本人だけで周りは迷惑しています。
帰宅したら石けんで手を洗って、空気の悪い日はうがいまでして、食べるものも気を使って自分の体を管理しているのに、風邪移されたらたまったものじゃない。これで症状がきつくて欠勤せざるを得なくなったら、あなた責任とってくれますか。
休めないのは、休む勇気と気遣いが無いだけ。会社はそんな甘いところじゃないし、なんでも理解してくれる優しい人ばっかりじゃないんだよ。

2007年02月12日

三連休最終日!

最終日と書くと、なんだか寂しくなるなあ(笑。
三日とも素晴らしい天気に恵まれて、お陰でたまっていた洗濯物を片付けることが出来ました。神様、ありがとう。
ゆうべは近所の居酒屋に、いとこを呼び出して食事。
食べ物の嗜好が肉類から魚に変わっていたり、いきなり焼酎飲みだしたりと、こいつの成長ぶりがうれしかった。
一番感心したのが、いじめにいじめていた末の弟が、家や仕事の愚痴を聞いてもらいにたまに家に訪ねて来ていると聞いたときだ。小さい頃は親も心配するいじめっぷりだったが、良かったな、いい兄弟関係を築き上げたじゃないか。
飲むと見境無くなるのは、まだ子供だからか、それともDNA?

2007年02月13日

そっくりさん

最近、昔の作風を忠実に再現した最新作、というアニメを見る機会が多い。
なんだかややこしい言い回しだが、絵柄が昔の、たとえば全盛期の永井豪や松本零士、手塚治虫など往年の大作家の方達の作風そっくりの新作アニメ。リメイクとは違う、れっきとした新作なのだ。
ただ、絵柄がそっくりなだけで、肝心な話に内容がない場合が多く、それが僕をイライラさせる。
手塚治虫や永井豪が僕らの心を捕らえて離さなかったのは、絵柄ではなくその感動的なストーリー、話の運び方、強引すぎるほどあくの強いエゴイズムにあったのだ。今放映されているそっくりさん達が活躍する”新作”には、それがない。話は凡庸、展開は退屈、そしてよほど押しはばかってネタを考えているのか、ほれぼれするような強引さは皆無。
なんでも昔のものが良かったなんて言うつもりは無いけど、昔のものにリスペクトされて創作された新作が凡作ばかりだとするのなら、やはりそれだけに、昔のものは質が高かったといわざるを得ない。
新作でもなんでもない、今放映されている作品はパロディ以外の何者でもない。
そしてパロディにはパロディとしての価値はあるが、本物・新作という評価は値しない。

2007年02月14日

今年最初の大丸うどん

今日の晩飯は、今年最初の大丸うどんでした。
ここの大盛り+キムチのコンボ攻撃は、かなりこちらの体力を消耗させる代物だ。もう、食うか食われるか。こちらも本気で立ち向かわないといけない。
盛りだくさんの博多風柔らか麺、お腹いっぱいになりました。大満足です。ご馳走さま。
バレンタインデーという事で、我が家にも大量にチョコがある。ほぼ全て、女房の自分チョコだ。
女ってやつぁ・・・と、呆れる次第。

2007年02月16日

許す事と忘れる事

凄いヤツがいる。どんなにひどいことを言われても、されても、許してくれる。
でも、注意深く見てみると、どうも許している訳ではなく、忘れようとしているだけのようだ。
事象を正しく把握し、相手の言動を理解して広い懐で許しているのではない。
許せるほどの度量がなく、事象を正確に把握する勇気もなく、相手を理解出来る眼力を持たないから、自らの身の上に起こったつらい事を忘れようとしているだけなのだ。
忘れるのはいけない。許せるだけの人格を身につけたいものだと反省はしているようではあるのだが。・・・

2007年02月18日

Movable typeで遊ぶ

このブログソフト、個人の非商用利用については無料で使うことが出来る!それも、フル機能だ。
リリースは、シックスアパート
インストールはサーバーに対して行うので、自分でサーバーを準備する必要があり、ちょっと手間がいる。でも、手間をかけるだけの価値はある。
記事の作成、公開、コメント等の管理が非常に柔軟であり、簡単。
カスタマイズも容易で、最近はいろいろとスキンを変更して遊んでいる。
で、今は暗い沈んだ青が基調のスキン。ちょっと寂しい感じはするが、これくらいが記事が映えるようだ。

嫁と、また台湾に行こうと話をした。
この国に惹かれるのは、国全体が非常に伸び盛りで、パワーがみなぎっているからだ。
国民が安心して金を使える雰囲気がある。日本みたいに小金を溜め込まないと生活が困窮するなんていう、キツキツの息苦しさが無い。
先日、ようやく初の新幹線が誕生した。高速道路ががんがん開通している。日本等から多くの観光客が押し寄せて来て、けっこうな外貨を落としていく。
台湾は、IT産業が非常に発達している。世界企業が多く集まっている。
この国を見るとき、日本の、昭和30〜40年代を僕は彷彿としてしまうが、おそらく日本の轍は踏まないだろう。
なにより、たとえひどいことが起こってゼロスタートを強いられたとしても、この国の人たちは笑って再出発が出来る、そんなしなやかな強さ、明るさを持っているに違いない。

天気の悪い週末

昨日、今日と天気が悪い。僕みたいなサラリーマンにとっては、週末に雨が降られるともう何にも出来ない。
なんとなく、年のせいかなとも思うのだが、休日とはいえ有意義な時間を過ごしたいと最近は思っている。ゴロ寝で体を休めるのではなく、掃除や洗濯、片付けや、どこかへ遠出でも良い。なにかをやったという充実感が欲しい。
そういう気持ちでいるのだが、うちの嫁が引きこもりときている。ホットカーペットの上、テレビの前に毛布にくるまってそれこそ週末中を過ごす。マジで起きない。で、放っておくと文句垂れる。
時間の価値の分からないたわけ者だと思っていたが、ひょっとして僕が年を取ってせせこましくなって来たのかもしれない。どちらかというと、そうであって欲しい。
しかし・・・朝からごろ寝につきあって、夕方の4時頃起きたときのうんざり感といったら、無いです。

2007年02月22日

献血!

火曜日ですが、献血に行きました。
きわめて健康体という事で、いつもどおり\400mlを採血。
オレンジジュースとぜんざいをいただいて、と、ここまではよかったのですが、後からダメージが来ました。
なんと、立ちくらみがする。昔はこんな事無かったのに!
血を作る力が衰えているのか、ひょっとして400といいつつ800くらい抜かれたのか、知る由はありませんが(冗談ですが)タイミング的に献血の影響と考えざるを得ません。
まいった!こんなことで年齢を感じたくはないと思わせる一件でした。
今もちょっとふらふらします。・・・

2007年02月23日

お茶

台湾で買って来たプーアール茶で寝る前の一服中です。
しっかりと発酵された、コクのある独特の風味で、ときどき猛烈に飲みたくなる。
こういうときは、向こうで買って来たちょっと高めの茶器を使って、お湯も豊富に使ってきちんといれる。美味い!
お茶は手を抜けないな、と思うこのごろです。何でもそうなのでしょうが、手を抜いて真価が発揮出来ていないのに、ああだこうだと批判をしてはもったいない。
手を加えて、価値を引き出そう!また、本当に価値のあるものは、手を加えただけの答えを出してくれる。
お茶は、そういう意味で奥が深いと思いました。

台湾流 美味しいお茶のいれ方(九分 阿妹茶房にて)クイックタイムムービー

2007年02月25日

「元祖ひさご」に食べに行く

昔、西新商店街に「元祖ひさご」というお好み焼き屋があった。20年くらい前に西新でのたくった事のある人で、おそらく知らない人はいないであろういわゆる名物店であった。
あった、というのは、ここが火事で焼けだされてしまったからだ。
はとや商店街という、西新リヤカー部隊が軒を連ねるメイン通りから北に向かってのびる、細いアーケード街があり、ひさごはそこで営業をしていた。
近所のおいちゃんおばちゃん、小学生から大学生までみんなの胃袋(とお財布)の心強い味方だった。
ぎしぎし鳴る床を踏み、人混みをかき分けて二階に上がり、仲間と小さなテーブルを囲んで腰を下ろす。朝美食堂よりもうちょっと狭く汚いと言えば伝わるだろうか。
火事の後は藤崎方面に店を移し、営業を再開されていた。が、ここもほどなく退店され、しばらく所在が分からなくなっていた(もっとも、後に入ったインド料理屋がなかなかの当たり店で、当時大学生だった僕は、エスニックがブームだった事もあり、よく通ったものだ)。
そのひさごが、福岡歯科大のすぐそばで営業を再開していた。
地名で言えばあの辺は四箇になるのかな。ふくちゃんらーめんの前の道をまーっすぐ西へ進めば、道の終わりくらいに向かって左手に見えてくる。
懐かしさにかられて店に入ってみた。おじいちゃんとおばあちゃんが二人で営業していた。
のれんをくぐった瞬間に「ダブル玉子」と条件反射で口からでそうになるが、ちょっと違和感を感じてカウンターの上のメニューを眺める。
気のせいか、ダブル玉子の文字が見えなかったような。
無難なエビ玉子というオーダーに切り替えて、腰を下ろした。
おばあちゃんが、関西風に焼きますか、広島風に焼きますか、と問いかけて来た。
以前のひさごなら、なかった事だ。ちょっと考えて、関西風で頼む。
ひさごのお好み焼きは、これでもか!といくらいのネタをヘラでぎゅうぎゅうに押して焼いてある、皿からはみ出るくらいに大きな関西風だ。それがマス目に切り込みが入れてあって、箸で食べやすくなっている。で、こいつを自家製マヨネーズをいーっぱいかけて、食べる。美味い!
今日のお好み焼きは、ちょうどケーキのように放射状に切り込みが入れてある。
あれ、ひさごってそうだったっけ?
ただ、お店の人に確認すると、確かにあの西新商店街で営業をされていたひさごだとのこと。
レジ横にはなにかの記事の切り抜きが貼ってあり、それは確かなようだ。
シェフが変わったのかな。それとも僕の勘違いなのか。
味の方は、正統派の庶民のお好み焼き。これひとつでお腹いっぱいの分量と、きっちり「ひさご」でした!

写真は、本日のウォーキングコースである室見川河畔。梅は咲いたか、桜は・・・
コースが整備されていて、ウォーキング愛好者のみならず多くの家族連れでにぎわっています。

2007年02月27日

スポーツクラブ体験

勤めている会社のグループ企業であるスポーツクラブに体験入学してきました。
疲れた!ここまでなまっているとは。
考えたら、学校出てから10数年、運動した事は一度も無いものな。
いい機会だ、入学してみるか。
趣味がグルメと音楽、パソコンばかりじゃ、不健康一直線だ。

2007年02月28日

寒くないままに

2月ももうすぐ終わり。この冬は積雪も無く、1日2日は寒いな、という日もありましたが、暖冬でした。
寒いのは好きじゃありませんので、個人的にはとてもいい冬でした。
先日のスポーツクラブ体験の影響で、体中が痛い!久しぶりの運動だったので、まあ妥当な結果ですが。
プロの方について指導してもらいながらの運動は、いろいろと得るものが多く、とてもためになりました。効果を理解しながら体を動かすので、自ずと正しい動きが分かってくる。
正しい事というのは、理解が出来るので身に付くのが早いと思う。こういう目的があって、そのためにはこういう方法が効果が高くて、この方法が効率が良い、と、筋道が立ち、頭と体の両方で憶えられる。
仕事も趣味も、何でもそうですよね。

2007年03月02日

ついに3月

年度末です。
今の会社は6月決算だから、あまり雰囲気がでません。

さて、先日のスポーツクラブ体験が影響して、最近は毎日体重計に乗っています。
何年か前に嫁が買っていたものですけど、買った本人は数ヶ月で放り出し、脱衣場でほこりをかぶっていたものをサルベージ。
電池を入れ替え、今は僕のギアとして頑張ってくれています。
スポーツクラブに入会をするつもりだが、インナーシューズが無い。買っておいた方がいいよな、という事で、昨年台湾に行くためにシューズを買った、ミズノオンラインショップにて商品を漁る。
ミズノのショップは、利用客本位の姿勢で好感が持てます。

ミズノオンラインショップ
http://www.mizunonetorder.com/mizuno/

無駄な脂肪を減らしたい!が僕の第一の希望だが、トレーナーさんには心肺機能の強化と姿勢を良くする事!と言われた。
プロの指導に従って運動をするのは初めてだ。けっこう期待しています。

2007年03月05日

酒の席

昨日の土曜日は、うれしい事に会社の先輩にお酒をおごって頂き、楽しいひとときを過ごすことが出来ました。
まあ、オフタイムにざっくばらんな話でも・・・というありがちな流れになったのですが、こういう席では必ず最終的に、もっと自分を出せ、と僕の説教になってしまう。
別に構いませんが、実際そうなんでしょうが、酒の勢いで言い過ぎているのかなあ、自分。
じつは少し反省しています。

プーアール茶

最近、よく飲んでいるプーアール茶。
台湾の専門店「王徳伝」にて購入したものだ。日本で飲むやつとは、ひと味違う。
しっかり発酵させてあるせいか、独特の風味、癖があり、美味しい。
茶葉も多めに、しっかり出して飲む。最高!

2007年03月06日

物欲モード

会社用のマグカップ、中国茶用のポット、フィットネスシューズ、ウェア、書籍・・・
ひさしぶりに物欲モード全開中です。
amazon.co.jpを行ったり来たり。結構、この瞬間が楽しかったりします。
しかし世の中にはいろんな商品があるものだ。普段が買い物なんてしない方だから、
特に良く感じるのかも。
シューズについては、安いものを探すのも確かに賢い買い方だとは思うけど、
ある程度お金をかけた方が良いと思う。
いいものは永く使える、という事もあるし、特にスポーツシューズは高機能ハイテク商品だ。
疲れが半減したり、足取りが軽くなったり姿勢が良くなったりと、良いものは驚きの効果が期待出来る造りになっている。
ミズノやアシックスなどの、ウェブショップを見てお気に入りを探してみるのもいい勉強になります。

2007年03月09日

あーもう!

次に挙げる行為を禁止とします。

・キャプテンハーロックを観ていて、宇宙に空気は無いのに、旗がなびいている、とつっこむ。
・おなじく、ハーロックの主題歌の歌詞「命を捨てて俺は生きる」のところで
命を捨てたら生きられない、とつっこむ。

 これらは、いやまだあるのだが、僕らが30年前小学生だったときに、
もうさんざん、
寝食も忘れて突っ込みまくっていたネタである。
 子供ならいざ知らず、もおいい年をした大人が
こんな小学生レベルの突っ込みをこの僕に聴かせないで欲しい。
なにぶんこちとら30年前から聞かされ続けていて今更感が半端じゃないし、
つっこみのレベル的にもZ級だ。
特にノスタルジー感いっぱいで観劇しているときに、そりゃタブーってもんでしょう。

 似たようなネタを、駆け出しだった頃の片岡鶴太郎が月光仮面のテーマでやっていたが、
当時ですら寒いと思っていた。
こういう、高いところから見下したような笑いは、
そう簡単に認めるわけにはいかないよ。

2007年03月10日

トムとジェリーが好きだ!

 第2次大戦直後くらいに制作されたのだから、もう60年以上前の作品のはずだ。
まさかトムとジェリーを知らない人はいないと思う。
 この漫画の一番の見せ場は、やはり追いつめられたジェリーがトムにやり返すシーンだと思う。
とにかく徹底している。暴力がリアルなのだ。
グーでバチーン!と殴る、
ハンマーで足の甲、頭をぶっ叩く、
あげくはダイナマイトで爆破する、
なにげない日常の生活用品も、彼らにかかれば奇抜なアイディアで恐るべき凶器として活用される。

 現在制作されているカートゥーンにも、同様のドタバタ漫画は多くある。
しかし、それらの作品に無くて、トムとジェリーにあるもの・・・それは爽快感。
この爽快感の裏付けは何なんだろう。

 ひとつは、おそらくこれが一番の理由だと思うのだが、
ケンカの実力で言えばトムが圧倒的に強い、ということ。
番組冒頭で、トムがもう余裕しゃくしゃくでジェリーを追い回し、
ときにはペットのようにこき使う。
もう笑っちゃうくらいの暴君ぶり。ヒドイ。
ここが徹底しておかないと、ジェリーの報復は生きてこない。
 トムとジェリーは、この役割が徹底されていた。
だから視聴者は(お約束とはいえ)、トムの裏をかいて報復を果たすジェリーにハッとするのであり、
そのあんまりな逆転ぶりに、勧善懲悪にも似た安心感を憶える。やはり、こうこなくちゃ!

 現在も、たくさんの「弱者が強者をひっくり返すパターン」の作品はある。
だが、残念ながらどれもピンとこない。カタルシスがないのだ。
弱そうなヤツが強そうなヤツを叩きのめすのが面白いんじゃない。
まして、暴力シーンそのものが良いのでもない。
弱い者が、強い者を叩きのめすのが面白いのだ。
そしてそれは、小鳥=弱い、猫=強いという、
記号や世の中の決まり事に頼った設定ではなく、
作品の中で、うわ、こいつかわいそう、とか、こいつ強いな、いじめっ子だな、と
きちんと演技させて、視聴者の心に刷り込みをしないといけない。
視聴者は頭の中の理屈で生きているのではない、画面からの情報で生きてるんだ。
だから演出という手法が存在する。
 攻撃してくる猫が、自らの失敗で壁に激突したり、塀から落っこちたりして自滅していく様を、
当の主役である小鳥は鳥かごの中で
「悪い猫タン」
と舌足らずに喋りながら眺めているだけ。
 にっちもさっちもいかなくなったら、
どこからともなく飼い主や仲間のブルが駆けつけて来て、問答無用の一撃を猫に食らわして
丸く収まってしまう、ワーナーBros.のアレですが、
この作品には役割演出が存在しない。
小鳥=弱者、猫=強者、悪いヤツという記号を
どこかから借りてきて、その上に作品を構成しているだけ。

 こういう作品に、いじめられたヤツが最後に放つどんでん返しの快感は皆無だ。
この作品の肝は、自滅する猫タンの間抜けっぷりをみんなで笑いましょうというところにしかない。
 だから、この作品で笑えるヤツはある意味危険だと思う。

2007年03月13日

飲んだ飲んだー

嫁が、瓶入り吟醸酒を買って来た!
甘みが強く、フルーティな味わいに誘われてついつい。・・・
嫁の実家で、いとこも呼んで大パーティーを開催。
月曜日がつらかった。

2007年03月14日

気がつけばホワイトデー

 いつもは生まれ故郷の前原市で、ケーキハウストミタのお菓子を買って配っていたが、
今年は福岡市早良区のパティスリーポッシュでオリジナルのマシュマロを購入。
自分が食べたかったというのが最大の理由ですが、
白とピンクのキューブが互い違いにケースに収められていて、
いかにも女の子受けしそうなデザイン。価格も手頃。

 一緒に売っていたこんぺいとうも、合わせて購入。
肝心なマシュマロの方は、8個入りでしたが、嫁と二人で4つ食べてしまっています。
白はパッションフルーツ味、ピンクはラズベリー味。美味しかったです。

こんぺいとうのみならず、春らしいケーキも購入。
これだから、お菓子屋は危険だ!

2007年03月16日

スポーツクラブデビュー!

社会人になって初めての、ちゃんとしたスポーツ体験。
年を考えても、もう体力は下り坂一方なので、一念奮起してスポーツクラブに入会してきました。
さっそくの本格的有酸素運動。まずは自分の衰えに驚きました。
大切な自分の体です。きちんとメンテナンンスしましょう。

2007年03月18日

福岡のお好み焼きとは?

 先日買って来た、ポッシュのケーキ。中はチョコムース。
チョコ好きにはたまらない一品です。

 近所のお好み焼き屋さん「和人」に、晩ご飯を食べにいきました。
和風モダンなお好み焼き屋さんで、いつ行ってもお客さんが多い!
今夜も、ラストオーダー近くに行ったにもかかわらず8割方テーブルが埋まっていました。
 ここのお好み焼きは、サイズも大きいし味もおいしく、なによりおしゃれなので
嫁を連れて行きやすいという事もあり、よく食べにいっていますが
西新で青春時代を過ごした僕にとってはやはり、「ひさご」のドカッとでかく、
腹にずしっと来る粉の感じが恋しい。

 福岡のお好み焼きは、圧倒的に関西風が多い。
僕も小さい頃から関西風に慣れ親しんでいるので、広島風だとなんだかピンとこないんです。
これはもう好みの問題で、逆に広島風じゃないと、という人もたくさんいる事と思います。
僕なんか、お好み焼きの中にそばなんかイラナイ、粉はもっと分厚く、
具を全て内包してそのうえで柔らかく仕上がっていないと
感じが出ない。・・・
 かつて西新にはひさごという名のお好み焼き屋さんが2件ありました。
で、片一方は先日のブログで書いたように福歯科大そばに移転。
もう片方も閉店していたのですが、なんと野芥に移転していたとの事。
歩いて行き来出来る距離ではありませんが、近い距離にどちらも移転して来たことになります。
昔から訊けずにいる疑問・・・この2店舗って、やはりなにか関係があるのでしょうか。

2007年03月21日

食べてばっかり・・・

20日夜から実家に帰りました。
いとこが家族を連れて遊びに行くと聞き、僕も便乗。
ひさしぶりにおふくろの手料理も食べたくなりましたので。

でん、と豚足!この飴色の艶、分厚いコラーゲンの層、これこれ!

手ぶらでは申し訳ないので、こちらも美味しいお酒を持参。
前原商店街にある江川酒販さんが売り出している原酒の瓶詰め。
ご主人が買い付けに行き、その場で汲んで来たという逸品で、
今まで飲んできた日本酒の中では一番旨い。最近自腹で飲むときは、
このお酒しか買っていません。お値段もお手頃で大変お勧めです。

うまい料理と気の置けない身内との会話。そして横目でうちの両親を見ながら、
オレんとこもこんな味のある夫婦関係を育みたいな、と思ってみたり。
いとこの嫁さんも、まだ若いのにお彼岸を意識して、手作りのおはぎを持参する気の利き様。
いい奥さんだ!

あけて21日は、ジムで一汗かいた後、祖父母のお参り。お彼岸ですね。

2007年03月22日

千成ひさごで晩飯

ゆうべは千成ひさごにて晩ご飯を食べる。
懐かしい味!同伴の嫁には分からないだろうが、これは僕にとって(ある時期を西新で過ごした者にとって)大切な味なのだ。
おじさんちょっと太られたみたいだ。体に気をつけて、頑張って欲しい。
場所柄、これからは福大生の青春の味になっていくことになると思うが、それも仕方なし。

千成ひさご
http://www15.ocn.ne.jp/~hi-sa-go/index.htm

2007年03月24日

午後の台湾茶

遅い食事の後、先日届いた阿利山茶と李鵠餅店のパイナップルケーキでティータイム。
嫁の言うように、春茶は香りが高い!味はあっさりだが、
すがすがしい香りがいつまでも続く。
茶葉の力も大したもので、5煎まで問題なく飲めた。
パイナップルケーキも、お店の人の勧め通りにトースターで
温めて食べると、ジャムの香りが高くなり、衣はサクサクで
冷えた状態とはまるで別物の旨さ。

2007年03月27日

新入社員が入ってくる

 今から10ン年前、僕は新社会人でした。入社したのは、希望していた出版社。
でも、2年といられませんでした。
 今思い出しても、ちょっと変な人が多かった。
仕事をきちんと教えてもらった事がありませんでした。いろんなやるべき事は教えてくれますが、
全ての行動の判断基準が、こうやると怒られない、とか、こうすると怒られる、とか、人の顔色を伺う事ばかりで、出版人としての夢や希望を語る事等一切なかった。
ここにいても駄目だ、と見切りを付けたわけです。
 今まで中途採用しかしていなかったうちの会社に、今年の4月に新入社員が入ってくることになりました。・・・
大丈夫だろうか!
 古い会社、安定している会社ほど、社風が上のようになっている事は体験上学んでいます。
うちの会社は、おかげさまで業種のわりにはそこそこ飯の食える会社です。
で、社長がワンマンとくれば部下は太鼓持ちか死んだふりしているヤツかしかいない。
 僕もこちらにお世話になってもう3年。そろそろ言いたいことを言ってみようかな。

2007年04月01日

新年度スタート

 日本では4月が年度の切り替えとなっていて、節目として非常に大切な時期であるはずなのに、
四月馬鹿とか言うわけの分からない風習が定着してしまっているのが面白い。
元旦を死出の旅路、冥土への一里塚とか言い切ってしまうほど洒落っ気の強い国民性だから、
そういうのもありなのかな。

 さて、四月といえば新社会人。多くの人たちが希望を胸に社会の門をくぐってくるわけですが、
そのうちの何人かは、やがて袂を分かち、その会社を離れていく。
人にはそれぞれの考え方があり、生き方があるのでむしろそういうのは
真剣に人生と向き合っている証拠として評価をしたい。
初志貫徹なんてお題目を深く考えもしないで唱えている人もいるが、
学生の頃にひらめいた初志なんて、所詮が机上の空論だ。
会社に実践配備されて、いろんなのに揉まれて導きだした考えや希望こそが、
初志と呼ぶにふさわしい。そして貫徹するに値するものしか、貫徹する必要は無い。

 まずは新社会人の皆さん、いかに先輩と呼ばれる人種が
腑抜けで鈍臭くなっているのかをじっくりと観て欲しい。
そういう人たちも、新人と呼ばれていた頃は希望を抱き、やる気に溢れた存在だったはず。
それが、なんにも考えないで椅子を温め続けていると、かくも腐敗してしまうのだ。みろよあの死んだ魚ような目を。
 ただ忘れてはならないのは、そういう人たちが皆さんの評価を下しているという事だ。
ここに社会を渡る難しさがある。

2007年04月02日

蕎麦を食べに

 蕎麦食いなら、見れば分かるだろう、この蕎麦がいかに旨いか。
この艶、はり具合、そして色。きちんと仕事のしてある、最高のお蕎麦でした。
 糸島郡志摩町にある「そばぎり 桜花」に先日嫁と二人で行ってきました。
嫁は鴨南蛮、僕はせいろの三種盛り。
写真のせいろが小さめなのは、同じサイズのものが後2点来るからだ。
 古い民家を改造し、計算ずくめ(に見える)な和風モダンなたたずまい、
BGMにクラブミュージック(?)と、あんまり僕にとっては
ピンと来る雰囲気ではなかったんですが蕎麦にやられた。
蕎麦が絶品。福岡の蕎麦はまずいのものだと信じ込んでいた僕だけど、こちらの蕎麦には脱帽した。
 近いうちに親を誘って行こう。

2007年04月06日

パーティトーク

公の場では戦争と政治と宗教の話はしない、それが信条だ。
特に酒の席でこういう話題をやると、ひんしゅくの上に取り返しのつかないことになりかねない。
この辺をわきまえない人たちがいるのも事実。
難しいことではない。他に面白い話題をやれば良いだけだ。
そうそう、なにかと難しがる人。それはただ、考えるのを放棄しているだけだから
もっといろんな事に興味を持ってみると良い。
本を読んでみるのも、ひとつの手だ。

2007年04月10日

2Gフラッシュメモリを購入

ほんとは4G程度が欲しかったのだが、お財布と相談して2Gに落ち着いた。
大抵のものはこれに入るわけで、もうこれで大きなデータをネットワークでのろのろ落とす必要も無くなった。
三千円でおつりがくる値段だから、まあ買っておいて損は無い。
桜も過ぎ、過ごしやすい季節になってきた。
この時期の一番の見物と言えば、僕の場合は海だ。
日が高くなり、梅雨の前、人が荒らす前のこの時期の海は、どこまでも澄んでいて、薄い透き通ったブルーの色合いが美しい。
寒くもないし、撮影にでも行ってくるか。

2007年04月14日

ブログ流行り

ブログもそうだが、インターネット上に日記のたぐいを公開している人が最近増えてきていると思う。
僕もそのうちの一人なわけだ。
ホントはきちんと毎日書きたいのだが、仕事やジム通いで帰宅が遅くなったり、体が疲れているときなんかはキーボードを打つ気力がなくなってしまう。
義務で根性出してやるものでもないと思うし、今のところいいペースかな、と思う。
僕の場合、たとえば1年後や2年後、10年後にこの日記を読み返してニヤニヤしたい気持ちがあり、日記をつけている。
こういう作業自体が好きなのかもしれない。なんにしても、他人の存在を考えていない活動だ。
読んでますよ、と言われたいとも思わないし、僕が有頂天にならないためにも、演出過剰で鼻持ちならない劇場型日記にならないためにも、むしろコメントはいらない。
・・・というスタンスで書き綴っています。
広い広いグローバルなインターネットの技術を極私的な狭い内容で活用する、とんちんかんだなあ。
ただ、そういう事も出来るのがインターネットの懐の広さだと思う。
何だろうな、この感覚は。例えて言えば、自分ちの庭でヒゲでも剃っている感じか。
それを通行人が見るとも無しに見て通り過ぎて行くような。

2007年04月23日

疲れた・・・


先日は久しぶりに合った友人と、朝まで酒付き合い。
居酒屋でずらっと旨いものを食った後、スナックで朝までだらだらと過ごす。
おかげで今日一日は、ぐったりとしていました。
酒は好きだけど、翌日一日が潰れてしまうからあんまり飲みたくない。
あ、飲み方が悪いんだ。

画像は、霧島ゴールド。宮崎地方限定の商品との事。味は、芋の力強いコクを残しつつ、
芋ならではの癖の強い香りを取り去った不思議な感じ。
黒、赤、ゴールドと、バリエーションが多いんですね。霧島って。

2007年04月26日

忙しいとは・・・

なぜ忙しいのかを考えてみる。
とにかく、時間がない、余裕がない。朝早く起きて、夜遅くに帰宅する。
嫁と顔を合わせても、満足のいく付き合いが出来ているとは到底思えない。
かといってさほど面白い仕事をしているわけでもない。仕事も駄目、プライベートも駄目じゃ、
もう駄目駄目ちゃんじゃないか。
そこで気がついた。忙しいのが問題なんじゃない、忙しいのが嫌いなのが問題なのだ。
どう考えても、暇でなおかつ生活に余裕がある方が断然良いのだが、ここではそれはさて置いといて、
忙しい事を好きになれば、苦にならなくなるのではないのか。
ああつらい、と自分の吐いたため息に窒息しなくなるのではないのか。
じゃあどうすれば良いのか。自分は価値のある事をやっていると信じる事だ。
この信念を持たせられる人こそ、僕らの大切な隣人だ。

2007年05月08日

ハウルの動く城を見る

連休最後の日、嫁と二人でハウルを観る。大人向けのメルヘンとして、なかなか面白かった。
独自の世界観がデティールまでしっかりと打ち立てられていて、感心した。メルヘンは、
この辺のツメがキッチリ出来ているかどうかで完成度が変わってくると思う。
なにより、ハウル役の木村拓哉が非常にいい演技をしていた事だ。
俳優としての力量はどうかは知らないが、声優としては、少なくともハウル役は
ぴったり合っていると思う。

2007年05月11日

人との関わり、人との出会い・・・

一所に籠っていると、狭い世界でいろいろと考えてしまい、息苦しくなってしまう。
私もそういう状況に陥っていて、なんとか救い出してあげようとする先輩の厚意に甘えて外の空気を吸いに行く。
所変われば、人が変わる。いろんな人が、世の中にはいるものだ。
凄い人と出会う機会は、外に出ないと手に入れられない。
外に出て、人と出会うと考えも変わる。視野も広がる。
社会人になると、こんなことすら難しくなるんだなあ。

2007年05月12日

しばらくぶりにしばらくで

国道202号線沿い、ラーメン力前原店の斜め前にあの「しばらく」がオープンしていた。
力といえば、前原屈指のラーメン屋さんで、まあ勇気があるというか、感心してしまった。
で、本日このしばらくでお昼を頂く。
上出来の、よく出来た豚骨ラーメンでした。麺が旨かった。
しばらくといえば、どんぶりの下に重ねられているこぼれたスープの受け皿。これがないと
ちょっと困るくらい、なみなみとスープが注がれているのがデフォルト。
残念ですが、お皿はありましたが、溢れるほどなみなみと、は、無かった。
「しばらく」と聞いて食指をそそられる人たちは、間違いなく20数年前に
西新の本店で初代のオヤジさんに腹一杯食わせてもらってた人たちだと思う。
そしてそんな人たちが思い描く、あのうまいラーメン。しばらくの名を冠するのなら、
それに倣う必要はあると思う。
旅行者に無難に勧められる、上出来の豚骨ラーメン。ただ、クサイ、脂っこくないとイヤという
コアなジモティなら、やっぱり「力」だ。

2007年05月18日

良い季節

人によっては、夏だったり真冬だったりする、”自分の好きな海”。
僕はこの時期が一番好きだ。
日差しが明るく、ずいぶんと深いところまで見通せるし、初夏の明るい光は、じつに奇麗に
波を照らしてくれる。
梅雨が来て雨が降ったり、海水浴hが始まり人が海に入りだすと、たちまち水が濁ってしまう。
さて、スポーツジム通いを続けて、少しはボディが締まってきただろうか。
自覚症状は、無い。
ただ、体重が減っているのは確実なようで、ふと立ち上がったときや歩いているときに、
少し機敏になったような気がします。

2007年05月26日

千成ひさごで夕食を

先日は、なんだか無性にひさごのお好み焼きが食べたくなり、野芥の千成ひさごへ嫁と食べに行った。
厚さ2センチ近い、しっかりと焼き固められたお好み焼きが皿からはみ出している!
これだ、この男の手料理風のお好み焼きがうれしい!
閉店間際だったせいか、いつもよりの種が多めだったみたいですんごいボリュームで、
この僕でさえおなかがパンパンになりました。
西新のときからかわらないこの味わい、懐かしくもあり、
いまだ僕に活力を与え続けてくれる存在でもあり、これからも頑張って欲しいお店の一つです。
ひさしぶりに西新商店街の網元で安く飲みたくなった。近いうちに行ってみるか。

2007年06月03日

家で過ごした日曜日

久しぶりに、家で過ごした日曜日でした。
天気が不安定だったので、外出を控えていたわけですが、幸か不幸か雨は降らず。
昼から近所をぶらぶらと散歩してきました。
じつはスポーツ始めてから控えていた豚骨ラーメンですが、禁断症状が
出てきたらしく、矢も楯もたまらず「百千萬」に飛び込み硬麺で一杯注文。
ゆっくりと、濃厚な豚骨の風味を楽しみつつすすりました。
いや、うまい!よく出来た、昔ながらの濃厚豚骨だ。この豚の肉の風味(臭み、とも
書きますが)、脂の甘さがたまりません。
写真は、うちの近所の某小径。城南郵便局の裏側辺り。
お気に入りの散歩コースです。

2007年06月28日

それでも体重は落ちてきている!

ようやくMacBookのローンが終わった。・・・
ローンなんて組むものじゃない、と痛感した一年でした。

スポーツジムで、キックボクシング(もどき)を始めました。
昔はこんなはずじゃなかった、と、動かなくなった自分の体に愕然です。
致命的なのは、股関節が開かず、足が高く上がらない事。キックじゃ致命的だ。
ここを柔らかくするいい方法はないだろうか。
昔やっていた某武道とは、体の使い方が似ているようで微妙に違う。
ついつい頭で考えながら動いてしまうので、けっこうクルシイ。

2007年07月05日

人を尺度に自分を計るな!

人はつくづく、敵を求める生き物だと思っている。
ある組織において、外に敵がいればそれはそれでよい。
敵がいないとなると、不思議な事に組織の中に敵を求めだす。
妬みや反目、蔑みといった攻撃したがる心が生まれ、広がりだす。
不思議だなあといつも思っているし、なぜそのバカバカしさに気付かないのか、
あるいは気付いていても直そうとしないのかと思っていた。
こういう事を考えつつも、やはりいつの間にか蔑む相手を求めている僕もまた、
駄目な人間だ。
僕のストレスの主な原因、本質は、こんなところにあるのかも知れない。
解決出来るか、駄目になるか、どちらが早いだろうか。
腹一杯毒をまき散らして、我が侭放題ののヤツらの得意そうな顔を見るたび
このクソヤローと思いつつも、オレもああやれば少しは楽になるのかなあ、とも考える。

2007年07月12日

格闘技に使う筋肉

さんざん書いているが、毎週火曜日はジムでフィットネス。
エアロビもしんどい年頃なので、昔取った杵柄とばかりに
キックボクシング風エクササイズで汗を流している。
格闘技で使う筋肉は、普段の日常生活で使う筋肉とは違う。
で、普段使わない筋肉を短時間で酷使するわけだから、ダメージが半端じゃない。
でもまあ、やっていると、いかに自分に気迫が無くなっているのか気付かされる。
やれば出来るとかやるときはやるとか、あんまり好きな言葉ではないのだけれども、
せっかくキツいことをやっているんだから、なんでも挑戦してみる若い頃の気概を今一度取り戻そう。
良い方向に、自分を持って行くぞ。

2007年07月14日

台風に備えた日

台風4号に備え、日がな一日家の中で過ごしました。
結局、鹿児島沖から四国方面に大きくそれて、ここ福岡には来ませんでした。
少し強めの風と、時折強く降る雨にたたられた程度の、文字通りの肩すかし。
四国の人たちは大変でしょうが。・・・
先日嫁が買ってきたさくらんぼ「佐藤錦」が美味しく、あっという間に食べてしまった。
結構な値段との事で、気軽におかわりはお願い出来ない。
高いとはいえ、ネット注文ならではの価格で買ったようだ。まともにデパートの物産展で
買っていたのでは、とても僕みたいなサラリーマンの口に出来る価格ではなかったのではないか。
いろんな、今まで知らなかったものをインターネットで情報を得、買って試している。
面白い世の中になったもんだ。

2007年07月16日

法事

父がたの祖母の三回忌でした。
祖母は厳しい人で、いささか取っつきにくいところもあったのですが、亡くなる直前は
人間が変わってしまい、優しい、絵に描いたようなおばあちゃんになっていました。
法事は久留米市にある料亭・梅の花で行いました。
三年前の、祖母が亡くなる直前に祖父の七回忌を行った店でもあり、
そのとき僕は、足許がすっかり頼りなくなってしまった祖母をおぶい、階段を下りました。
唯一の祖母孝行かな。

2007年07月20日

熱帯夜に眠れず

さすがにまずいと思っているが、熱くて未だ寝られず!
眠れても、眠りが浅いのか、日中ぼうっとしてしまいます。
いや、気合い入れて寝るぞ!

2007年07月23日

ハチオニ2007年バージョン製作中

メインサイトの主力キャラ、ハチオニの2007年バージョンを製作中。
最近全く作品を作っていないが、年が変わるたびにハチオニの新バージョンを作っています。
これで何体目だろう。・・・
頭に被っている白いものは、海賊バンダナの作りかけです。黒くして、白いドクロを
額のあたりに染め抜きます。
造形で今までと大きく異なる点は、ほっぺを少し膨らませた事です。幼さをアピールしています。
とりあえず全キャラ作り直します。
それにしても、Shadeはやっぱり面白い。特にVer.9は非常によく出来ています!

遠野物語にはまる

嫁さんが、何か本を紹介してというので、遠野物語を紹介してあげた。
いい具合に、20年くらい前に買った文庫本が僕の婿入り道具の中にあったので
さっそく進呈。
ところが、古めかしい文語体がとっつきにくいらしく、いまだに手を付けてくれない。
紙も黄ばんでいるし、フォントも小さいし、たしかに今の本の装丁に比べたら不親切な作りかな。
慣れると全く何ともないんだけどねえ。
僕の蔵書は、あまり本を読む方ではないが、岡倉天心の茶の本や大鏡、
醒睡笑なんていう古典落語の原典等、あまり一般的でない作品が多いかも知れない。
ジキル博士とハイド氏、白鯨なんてのもある。これらは、おそらくタイトルだけなら
誰でも知っている本ではないだろうか。
国語の教科書にて紹介される定番ばかりだからだ。
本は、読まれてこそ価値があると信じている。教科書に載っていて、受験勉強で暗記して、
その時代のエポック的な作品でござい、と、読んでもいないのに分かった風な事をいうのが嫌で、
そういう知っているけど知らない本を、学生の頃読み漁ったものだ。
ダーウィンの種の起原って、知っている?本当に知っている?読んだ事あるの?読んだ事ないのに、知っているといえるの?
僕らの中にある大半の知識は、ただインデックスを把握しているだけで、本質まで読み解き、理解している事なんて少ないんじゃなかろうか。
で、遠野物語、面白いですよ。久しぶりに読み返して、はまってしまいました。

遠野物語研究所ホームページ
http://www.tmkenkyu.com/
いつか必ず行くぞ、遠野郷。

2007年07月27日

仕事以上の事を語る資格はあるのか

企業研修というのは、壮大な擦り合わせ作業に過ぎない。
基本的に、そこで理想とされる社員像というのは、経営者側から見た理想の社員である。
そして、そこで語られる経営者のあるべき姿というのは、どこかしら矛盾している。
奇麗な理想を語れば語るほど、うちに秘める矛盾があぶり出され、ひときわ不快に感じざるを得ない。
仕事以上に拘束される時間とコストを返して下さい。僕はその時間とお金を使って、学生の頃
親しんでいた道場に通い、健康増進と人格形成を追求します。

愚痴るぞ!

当社は6月末が決算。じつは売り上げが芳しくなかった!
いや、各部署とも健闘をして、営業利益は十分なラインをたたき出しているのだが、経費が例年以上にかかってしまっていた。
ひとつは、新しく事業部を2つ新設した事。昨年度にも1つ新設しているので、実際は新事業部3つが
まだまだお荷物状態として存在しているわけだ。
ふたつめは、土地を売却している。売却損です。本業である建設業との絡みがあるので、一概に赤だとはいえないが、少なくとも現時点では大赤。
みっつめは、新卒社員の採用。当社は、必要なときに中途社員を採用するスタイルだった。彼らは即戦力だから、採用後すぐに利益を生むことが出来る。ところが新卒はそうはいかない。
問題は、だ。決算内容が思わしくないようだから賞与を減らそうかという話が出ている事だ。
出血必至の事業部新設、土地売却、新人採用の3つを同年度に実施したのは経営陣だ。
本当はもっとへこむところを、最前線の社員達が力を合わせてぎりぎり黒の淵まで引き上げてくれた。
もう一度書く。出血必至の事業部新設、土地売却、新人採用の3つを同年度に実施したのは経営陣だ。
しかも、きちんと年度始めの経営計画書に、3つとも書いてあったのか。予定もしていなかった
冒険を、検証もなく思いつきでやってしまったのではないのか。
これを放漫経営という。
骨を埋める覚悟で頑張っている社員が、どんな気持ちで今の経営を見ているのか、想像出来るのだろうか。

2007年07月29日

夏祭りに巻き込まれる

夕方、飯でも食おうかと西新に繰り出した。
ぶらぶらと商店街を歩いていたら、ただならぬ人混みに巻き込まれる。
嫁さんに聞いたら、高取商店街の夏祭りとのこと。
ひさしぶりに、人当たりするほどの人混みでした!
串焼きや氷等の露店が並び、輪投げや釣風船なんてゲームもさせてもらえる。で、どれも結構な人数がしっかり並んでいて、なんだ日本もまだ健全じゃないかと、なんとなくほっとしました。
車で出向いていたので、ビールが飲めなかったのが唯一寂しかった点。

2007年08月06日

原爆の日に思う

年取ったためなのだろうか。最近原爆の日という言葉を耳にする事が少なくなった気がする。
昔の職場では、全員時間が来ると、立ち上がって黙祷をしていた気がするから、
これは環境のせいでもあるのかも知れない。
原爆は、間違いなく広島市街地、つまり非戦闘民である庶民に向かって落とされた。
これは国際法上、どういう解釈がされるのだろうか。
そして同じ国が今度は、宣戦布告もなしにアラブの一国に進駐している。
これも戦争を定義する国際法上、どう解釈すれば良いのだろうか。
青臭いことを言う気はない。ただ、この世はやった者勝ちなのだという事だ。

原爆もだが、日本には沖縄の基地の問題や対中国・朝鮮の問題等、非常にデリケートだけど
目をそらせてはいけない問題がある。
虚勢を張るのではない、虚勢を張らせて卑屈な格好をしてみせるのではない、もっと
王道の解決があるはずだと信じたい。

2007年08月24日

久しぶりに書く。

 有り難い事に、お盆の間は5連休!でも、出があったので、わたしは3連休!それでも感謝です。

 お盆の間は、以前から興味のあった、小林よしのり氏の「台湾論」「戦争論」を読みふける。
僕自身、いわゆる戦後の戦争教育を受ける中で不自然さを感じる事が多々あったのだが、
この本のお陰でなんとなくすっきりした。
今まで持っていなかった考え方や知識を、頭の中に流し込んでもらい、疑問点の整理がある程度出来たと思う。

 これらの本の根底には、大東亜戦争の肯定という主張がある。
大東亜戦争の肯定である。凄い本だ。著者はまず冒頭で、戦争は政治の「手段」であり、
「平和」の対極にある存在ではないと説く。戦争は、手段だ。ここをまずしっかりと
頭に刷り込んでおかないと、全てのいわゆる戦争問題を混同して捉えてしまい、
混乱するだけだ。
 もう一つ驚いた事がある。それは、言論の自由だなんて謳っている我が国において、
大東亜戦争を肯定するという考えに立った出版物がほとんどなかった点にある。

 僕らの世代は、若い頃に本田勝一の本を読んでいる。
で、そこから得た知識が”正しい”大東亜戦争であった。
 惨い写真が沢山掲載されていた。切り落とした生首を掲げて笑う日本兵、腹を割かれた妊婦等、
白黒で画質が悪いからようやく見る事の出来るような沢山の写真から、僕らは戦争の残虐さ、
日本兵のむごさを心に刻み付けたものだ。
 でも、僕には、今まで野菜や魚を売っていた隣のおっちゃん達が、
鉄砲を担いで大陸に渡った途端に殺人マニアに変貌してしまうという点が、
どうにも不自然でならなかった。
戦場とという特殊な環境で、感覚が麻痺していたという説明を受けた事もあるのだが、
なんだか後付け感が否めない。

 冷静に考えると、大東亜戦争は僕らの日常から、ポンと切り離された状態で、
そのむごさが論じられ、印象づけられていたのだ。
 僕の祖父も、兵士として戦争に参加していた。頭を撃たれて、でもかすっただけだったので
生きて帰ってこられたと語っていた。確かにそれらしい小さなハゲが頭にあった。
 気性が荒く、すぐに手が出ていた人だったが、だからといって悲惨な方法で無抵抗な
人達を殺す人では、断じてなかった。祖父に限らず、当時の日本人は、そこまで低劣では
なかったと信じたい。
 植民地の人々を差別していたかも知れない。が、日本には植民地イコール自国という
考え方があり、銃剣を向ける対象はあくまで米英帝国の兵隊達であったはずだ。
それなのに、大陸の人たちを相手に残虐行為を働く写真ばかりが紹介されている。
その真意は何なのだろう。
本田氏の著書に出てくる写真や記事のほとんどが、中国の政府機関より提供されていたものだと
小林氏は指摘をする。

 いろんな考え方があるのは当然だ。だけれども、純粋に大東亜共栄圏を夢見、
アジア解放を本気で望み、殉じて行った人達(日本人、中国人、台湾人、朝鮮人・・・
そう、人種は関係無しだ)が大勢いる事を、我々は忘れるべきではない。

2007年09月16日

オレンジの風景

蒸し暑い夕方、シャワーを浴びていて何気なく窓の外を見てみたら
景色がオレンジ色一色に染まっている。
2階のベランダから、パチリと撮ってみました。


2007年10月06日

何事もなく

明日夜より天気が崩れるらしい。
早起きして洗濯をしておこう。

車検に出した車が、仕上がってきた。
タイヤは交換が必至、その他、ワイパー等若干のゴム製消耗品の交換。
新車購入時より入っていたメンテナンスパックをふたたび契約。
うれしかったのは、ブレーキパッドがほとんど減っていなかった事。
僕は、やたらとブレーキを踏む奴は運転が下手くそだと思っている。
オートマでもエンブレは効くし、ポンピングで奇麗に停車出来る事が基本であり、
腕前だと思っているからだ。
そしてなにより、飛ばさなくなった証拠(昔ほどは)。

2007年10月07日

食物冗話 オチなし。

不正な食材というものがある。産地偽装や、使っちゃいけない薬品で汚染されていたり
病気などで不健康だったりと、様々だ。最近はわざと、食えないものを混ぜて
食べ物だと売り散らかしている例もある。

そこで思うのは、一番被害を被っているのは誰だろう、ということ。
それは、売り手でもない、買い手でもない、他ならぬ食材達そのものだと思う。

たとえば豚だって構わない。食材用にこの世に生を受け、多分悪い事なんてやらずに
生きてきて、本人の意思の働かないところで殺されて、宿命としてバラ肉になり、スーパーに並ぶ。
ひょっとしたら、もっと生きたかったのかも知れない。せめて2世でも遺しておこうと
(たとえそれが知性の働きではなく、生物としての本能的な欲求からでた望みであったとしても)
夢を抱いていたのかも知れない。
しかし、食材として生み出され、養豚場で飼われてきた以上、
本人の気持ちとは関係無しにある時期が来れば屠殺される。
これだけでももう、涙ものだ。

だから我々は、いただきますと手を合わせ、犠牲としなければならなかった生き物に
感謝をする。美味しいと食べてあげる事が供養であり、命に対するあるべき姿勢だと思う。
ところが、これで食べてもらえないとすると、死んでいった生き物達は浮かばれないだろう。
自らの意思とは関係無しに殺され、そのうえ不味い、太ると文句をつけられたり、
挙句の果て食べられもせずに危険だ、不正だ、ばばっちいと捨てられるなんて、
踏んだり蹴ったりだ。
僕が豚なら、冗談じゃないよと化けて出る。

松坂牛も豚バラの安いところでも、仏心の前では皆平等、高い安いは市場の論理だというのは、
漫画美味しんぼに出てくる至言だ。旨い不味いに至っては、個人の好みに合致しているか
どうかに過ぎない。
ただそれでも、旨い不味いについては僕の中の大きな関心事の一つだ。
それは、旨い!という結果は、旨くしてやろうという人の働きがあるからだ。その働きに対して、
僕は頭が下がる。

また、これとこれを掛け合わせて熱を加えてやれば旨くなる、という神の方程式に対する
素直な驚嘆でもある。鴨肉にオレンジソース、牛肉におろしタレ、トマトジュースにタバスコ
・・・発見した人のアイディアに頭が下がるとともに、
鴨+オレンジ=旨い、という方程式をそっとこの世に忍ばせた
神様の粋な茶目っ気が面白い。

2007年10月11日

人が動くための道理

iTunesストアに、知らない間にRed Hot Chilipeppersが追加されていた。

車には、燃料強化剤という薬品がある。こいつをガソリンに混ぜて
エンジンに送り込んでやれば、通常ではあり得ない強いパワーを出してくれる。
そういう薬だ。もちろん、使い過ぎれば、エンジンや車体を傷める。

人間にもスタミナドリンクや興奮剤といった、似た作用を促す薬がある。
問題は、いくら上等の燃料強化剤、スタミナドリンクを奢ってみたところで
車は、人間は動かないという事だ。
車にはガソリンを、人間には栄養を入れてあげないと、動くことはできない。
こんな事は子供でも分かる事なのだが、困った事に大人の世界にはこのへんの
道理が見えない人がいる。
年間一千万円近い強化剤を社員にブチ込んで、それでも動きが鈍いのは
まだ足りないからだと思い込んでいる人がいる。
強化剤だけでは動かないという現実を目の当たりにしていながら、なぜ
ガソリンが不足しているという点に気がつかないのであろうか。
気付いているのに、強化剤をいれる事のみが大切だと、目をそらしてしまって
いるのだろうか。

上の人達の座っているシートには、いくつもの大きな穴があいている。
穴の名前は、公私混同、無計画、思いつき、自己弁護と、さまざまだ。
ここから貴重なガソリンが流れ落ちてしまっているのだが、自分の尻の下の
出来事にはなかなか気がつかないご様子で、いまだに穴は塞がらない。

2007年10月12日

残念な事に!

ボクシングの事はよくわからないが、亀田はもったいないと思っている。

次男坊対内藤の試合は見ていないが、長男の試合は昨年観た。
パフォーマンスの割には、冒険を極端に避け、距離をとって相手の出方を見るという
優等生のファイティングスタイルが意外だった。
ただ、格闘家としての素質はあると思った。

次男坊も、そうなんじゃないかな。出鱈目も多くやっていたみたいだが、
いかんせん経験がほとんどない若造だ。
ああいう場でチャンピオンと対峙すれば
どうすれば良いか迷いも出ようし、不安も感じるだろう。
そのためにセコンドという存在があると思う。
このセコンドが、反則をけしかけるような事ばかり指示をするのなら、
試合は成立しなくなると思う。
セコンド、亀田の大黒柱は残念ながら金に目のくらんだだけのチンピラだった。

斜陽傾向にある日本の格闘技界の、ひょっとしたら明日を担うことになったのかも知れない
若い二人の芽をつぶしたこの人物の罪は、果てしなく重い。

2007年10月20日

毎日更新できず!

先週くらいから、このブログを毎日更新しようと意気込んでいたのだが、
今週早速ボロボロです。

家に帰って、パソコンの電源をいれる事もなく、飯を食ったらバタンキュー状態が続いている。
嫁の母ちゃんが毎日やってきては、一緒に晩飯を食っていくのだ。
義父が旅行に出ていて、ひとりぼっちだからだそうだ。
それは構わないのだが、述べ突く間なしに喋る喋る喋る。それもネタがくだらない。
自分の亭主(ぼくの義父ですね)の悪口が大半。身内・家系自慢(こちらは
会った事もない)。20年前くらいの社宅のお隣さんの噂話(いまだに!)。
自分が一番、認められたい気持ちが人一倍強いんだろうな、と、こちらは薄笑いしすぎて
顔の筋肉がイヤな感じになっている。

こっちがスポーツジムでダイエットに励んでいると知りつつ、揚げ物やら焼き肉やらを
大量に作ってくれて、こっちも残すわけにもいかずヤケで馬鹿食いするのをみて
はしゃいでくれる。で、娘の亭主は大食いだと知らないところでネタにしているらしい。
そんなわけで、仕事で疲れて帰ってきて飯食いながら神経すり減らして、
頭の芯がしびれる感じがしてバタンキューになります。
嫁は一卵性親子だから、自分が楽しけりゃ、と全然気を配れない。
いや、まだがんばれますが、夫婦二人でぼんやり息抜き出来る時間が欲しいさ。

晩飯呼ばれてるんで、今から顔出してきます。くそ。

2007年10月22日

ブレインストーミングで会議をやる

会社である組織運営を任されている。
正直、しんどい事が多い。みんな、指名されてのやる気半分での参加だからなあ。

で、今日はある問題を解決するために、ブレインストーミングを実施してみた。
これがけっこう、当たりだった。

実現可能かどうかは問わない、出た意見に対して反論をしない、思いついた事をそのまま発表する
・・・ということで、結構な数のアイディアを出すことができた。

30近いアイディアの数は、本音を言うとまだ少ないのだが、それでもこのアイディアの中に、
必ず問題解決のヒントが埋もれている。
それをじっくり掘り起こしてみるだけでも、ワクワクしてこないか!

いろんな意見を聞くだけでも、いい経験になる。
だから、いろんな意見を聞いてみないか。

2007年10月23日

駄目な奴が好きだ

昔、サラ金の営業をやっていた。
商工ローンも扱っていて、だいたいうちみたいな会社に借りにくるのは、銀行に
見放されて、大手ローン会社に見放されて、もううちが駄目なら街金か日掛けか
てくらいのランクの、ぶっちゃげていえば「落伍者」一歩手前の人物だ。
ただそれでも、借りに来る。それは、本当に落伍したくないから。
しょぼかろうが、ささやかだろうが、いちるの夢を心に抱いているからだ。
だから、目線がまっすぐで、言葉に無駄がない。そんな連中が好きだった。

歴史に決して残る事のない、でも、僕の心の中にはしっかりと残っている
そんな怪人物達を、これから少しずつ紹介していこうと思う。
金の現場、第一線にいると、いろんなものが見えてくる。
そこで真っ正直にもがいて、身を沈めていった人達だ。

2007年10月24日

ケーブルテレビが面白い

先日大きなネタ振りをしておいてナンですが、ケーブルテレビのディスカバリーチャンネルが
面白過ぎて今ハマって観ています。
沖縄のちゅら海水族館建造ストーリー、大事故の原因を探る検証番組、そしてこの時間は
心霊現象を解明する番組、と、テキスト打っている場合じゃありません。

2007年10月25日

ままごと生活

食べ物にルーズなのは、どうも生理的に許せないようだ。
今時の人達は教育が行き届いているので、あからさまに食べ物を粗末に扱う人はいない。
ただ、大切に出来ない人は、いる。

何となくのフィーリングで大量に買い込んで、冷蔵庫で干涸びさせたり
目分量が分からずに大量に作り、これまた腐らせてしまう、
そういう食べきれない食べ物が、まだ需要待ちの状態でスタンバっているにもかかわらず
これまた気分で太陽に作りすぎる。で、やっぱり余って腐らせる。
粗末にはしないが、大切に出来ない。結局同じ事なんだが、ワンクッションおいている事で
気がつかないシステムが出来上がっている。

こないだ、ギャル曽根の大食いVTRを観た。
可愛い顔して、体も細いのでとても大食いキャラには見えない。そのギャップが
面白いのだろうな。
ただ、彼女は病気だ。血糖値がなかなか上がらず、満腹信号が出ない体質らしい。
そういう解説を何かで読んで、ぞっとした。
これ観ておもしろがっている人達がいる事が、恐ろしい。
畸形や病気で体つきが変わってしまった人達を観ても、笑わないだろう。
根は一緒なのに、テレビがエンターテイメントとして放映すると、それが免罪符に
なってしまう。

2007年10月27日

沖縄料理だよ

ゆうべは、漢・Y課長と沖縄料理屋さん「あまいかやぁ」で呑む。
前原市高田の交差点そばにあるこの店は、以前から気にはなっていたのだが、会社から
いささか遠いため行くのをためらっていた。

ラフテー

スクガラス豆腐

いままで行かなかった事をちょっと後悔しています。
おばちゃん手作りの料理は、変に演出過剰じゃない、うまいもんばかりでした。
沖縄料理屋も最近は増えていたが、ピリ辛が強かったり豚肉がまずかったりと
食べづらい店もあるのですが、本当に美味しかったです。
他にも、ゴーヤ関係はもちろん、酒は泡盛(一ビン空けた)、オリジナルの焼き飯等
一通り楽しませてもらいました。
そして〆はやっぱり

ソーキソバ

最後に、Y課長はやはりアツい男だった。・・・負けられんですね!

2007年10月29日

魁!男論

キツいふりをしている人を見るとイラッとしてしまう。
特に、朝一番ふうふういいながら、頑張っているような顔をして会社に入ってくる奴が
どうもいかん。

呑んだ日の翌日、遅れてくる奴をみるとおなじくむかっとしてしまう。
呑んだ次の日こそ、飄々と早く来る奴がカッコいい。
他にも、皆で作業しているときに、斜に構えて力を出さない奴、皆をまとめる立場にある癖して
しょぼい持論でモチベーションを下げる奴とか、駄目だ。

この辺はプライド、美意識なのだ。
自分を高いところに持っていこうと出来ない奴は、いつまでたっても”使えない”ままだ。
自分を高めようと、こだわれる奴がいい。そして、そういう臭い事を自信を持ってやって、
しかもそれがさまになっている男になりたいと常々考える。
ださい事をやって、それがかっこ良く見える奴、そういうのが本当の男だ!

2007年10月30日

格闘技訓練の基本

これは大前提ですが、必ず相手を想定するということ。
突くにしても、相手の姿をリアルに想像して、それこそ3D画像が目の前に立っているかのごとく
そいつの顎めがけて突き込む。
蹴りにしてもそうだ。相手の土手っ腹にリアルに足先を当てる。
相手を想像する事で、拳や足がブレなくなる。ダメージを考えた力加減が出来る。

これが面白い事に、憎い相手ほどリアルな姿を想像出来るんだな。
もう毛先までリアルに、そこにいるかって思えるくらいに想像出来る。憎ければ憎いほど、ね。
人間の怒りの力って、本当に強いんだな、と思わず自覚せずにいられない。・・・

2007年11月01日

人生の1/3

ひとは、人生の三分の一の時間を”仕事”に費やす。
だから、仕事が充実していないと、人生が充実しているとは言い難い。
仕事を充実させるとは、口で言うほど単純ではない。

さて、仕事とは面白い、面白くないという対象なのだろうか。
面白く仕事をしたいという人達がいる。
僕は仕事とは面白くないものだと思う。それは、”仕事”は常に自分の力の110%を
発揮させる場だからだ。

僕の仕事の多くは、ひと月サイクルのルーティンワークだ。だから時間単位での
進捗管理が可能である。
最高の結果を出すための日々の動きを割り出しやすい。
その日々の動きを、確実に、本気でこなす。この日々の積み重ねが大きな成果をもたらすからだ。
そして日々の動きをもっと短時間で、もっと手間を省いて出来ないかと
考えることで知恵が生まれ、改善が出来、効率が上がる。
これが成長だ。
つまり、成長は、やはり汗がにじむ苦労の中から、なんとかしないといけないという
欲求の中から生まれる。

だから、面白く仕事をこなすなんてのは、僕の中ではあり得ない。
やっているときは苦労を重ね、緊張をし、慎重さを求められ、終わって振り返って
あ、オレって頑張ったなと満足感を得られるもの、それが仕事の喜びだ。

面白く仕事をしたいと思っている人達、そういう人達は、仕事の目的が違うところに
向かっているのではなかろうか。

なんとなくだけど、今月は毎日1枚ずつ動物の画像を添付していこうと思う。

ひらめいたニャ。

意味ないんですけど、文字ばかりじゃ息が詰まるでしょう。気分転換にどうぞ。

2007年11月02日

誕生日をふくちゃんらーめんで!

誕生日でした。

なにか嫁と食べに行こうという事で、ほぼ定時に近い時間に会社を出る。
なににしようかと考え、早良区外環状線沿いの、以前トレヴィが入っていたところで
新しく開店したフランス料理店「風の丘」へと向かう。が、
午後7時半過ぎなのに、もう閉店していた!なんてこったい。

仕方がない、何処へ行こうか、この辺ぐるぐる回って決めようかなどと話し、気持ちは
オリーブかピエトロに固まりつつあったのですが、なにげにふくちゃんらーめんの
前を通り過ぎるときに、ビビッときました。
いつも並んでいる、待ち人の行列が今日はない。最近美味しくなったと評判だし、
でもいつも人が多くて行けなかったわけだし、これってチャンスでは。・・・

そういうわけで、年に1度の誕生日の夜を、地元のラーメン屋で過ごしました。
正統・王道のまっ正直な豚骨ラーメン。豚の脂の甘い味、粉っぽい風味、
どんぶりすり切り一杯まで注がれたスープ、こぼさないための平皿、もう最高です。
で、替え玉2回、こっちもきちんと礼儀正しくどんぶりに口を当ててスープを全部飲んで
大将の気概に答えてきました。
最高に楽しい誕生日でした。

さて、今日の一枚。
その名もコブタイカ(たしか・・・)。

確かに、似ている。

2007年11月03日

流れを作れ!

先日、近所のクック・チャムにて晩ご飯を買ってきた。
バイキング形式で、欲しいお惣菜をパックに入れてトレーに取っていくんですね。
知らずにご迷惑おかけしました(笑。
「お母さんの味」を売り物にしているらしく、店員さんは妙齢の女性ばかり。
あんちゃんやしかめ面のおいちゃんが売っているより、遥かに美味しそうに見えます。

毎週土曜日は、建築業計理士の学校に通うことになっている。
資格が欲しいのもあるのだが、先生が素晴らしく、いろいろ経理の仕組みが分かって面白い。
仕事をして、勉強をして、本を読んで、家族と良い関係を保って、他人と程よく酒を呑む。
最近恵まれているな。
通学の途中、iPodで佐野元春を聴く。やっぱりいい、ノリ最高、歌詞深い、元気が出る!
なにかひとつ、良い方向に転がりだすと他の事も良い方向に進みだすと信じている。
お楽しみはこれからさ。


2007年11月04日

今宿 パン童夢

我が家の週末恒例のイベント・パンの買い出しに行く。
なにしろ日曜日に、翌週の朝ご飯用のパンを買い込むのだ。結構な量になるし、お金もそれなりにかかる。
もちろん、その辺のスーパーのパンじゃ二人とも満足しない。

今日は、今宿のパン屋さん・パン童夢さんにお邪魔した。
季節ごとにテーマを決めて、限定商品を作ってらっしゃるようだ。ちにみに今の時期は
栗やさつま芋を活かした、和風パン。
パンと合わせると、なんだか重たくなる素材のような気もするのですが、食べてみると
それが感じられない。
しかし、加熱して甘くなったさつま芋とバターの風味って、どうしてこんなに合うんでしょう。
つい食べ過ぎてしまいそうです。
こちらの商品は、お子さんや家庭向きに構成されているようです。いいお店を見つけたね、と
嫁と喜びあった次第です。

食パンマンラスク

さて、本日の動物くん。
犬。

2007年11月08日

音波振動歯ブラシを使う

注文していた、ナショナルの音波振動歯ブラシが、先日届いた。
さっそくゆうべから使っているのだが、いろいろと、すごい。

まず、振動。ぶぶぶ・・・と、毎分約30,000回、毛先が震える。
歯医者さんの治療用具を彷彿とさせ、これが意外と、口に入れるのをためらってしまう!
で、ブラシの毛じゃない部分、プラスチックのネック部分なんかが歯に当たると、
カカカ・・・となる。歯医者で散々いじめられた思い出のある僕には、けっこう
ツライものがある。
でも、音波振動歯ブラシなんだから、ここは文句言うところじゃないですね。

さてブラッシングの仕上がりですが、さすがにツルッツル!になります。
舌先で歯をなぞった感触が、全然違います。
今までの普通の歯ブラシはなんだったの、もっと早く買っておけば良かった、と
本気で後悔するくらい、奇麗になります。
電動歯ブラシじゃない、音波振動歯ブラシです。良い買い物だったかな、と思います。

以前から興味のあった商品でしたが、今まで買い控えていたのはその価格の高さ。
歯ブラシごときに1万円近くも出せるか!という気持ちでしたが、今回買った商品は
4,000円でお釣がくるリーズナブルさ。振動の強度設定が出来ないとか、性能面で
他商品より見劣りする点はありますが、問題にならない範囲だと思います。

10,000円くらい出すと、もっと高性能の、例えばイオンで歯垢をはがすとかそういう
商品もあります。振動も強弱の切り替えが出来たり、マッサージ機能が付いたりと
面白い。
試してみたい!

さて、本日の動物ですが、サーバ不調で画像がアップ出来ません。
よって明日に持ち越します。

2007年11月10日

還暦祝いに参加

本日は夕方から親戚の還暦祝いがあります。
うちの一族は、田舎の大家族制度の最後の名残みたいなところがあり、妙に仲が良い。
各地に散らばっていても、なにかあればすぐに集まる。
そういう集まりの屋台骨を、そろそろ担わないといけない歳になってきたなあと
自覚しつつあるこのごろです。
祖父母が守り、父母叔父叔母が守り、そして僕の世代が守り次いでいく、と、そんな
僕らを見て、次の世代のちびっ子どもは、頼もしいと思ってくれるかどうか。

なんだか画像をアップしようとすると、サーバがエラーを返すようになった。
ちまちまとメンテをやっていく予定です。

2007年11月11日

意外とまともな酔い覚め

先日は、山賊鍋前原店にて痛飲。還暦の御祝いという事で、上は60才オーバーから
下は2才のちびっ子まで、総出でした。
しかし山賊鍋の盛りつけには、毎度感心させられます。よくもあんなにうずたかく食材を
積み上げられるものだ。
ほとんどが白菜、ですけれど。・・・

画像アップが出来るようになりました。トラブルの原因は、分からず。
「なんてこった!」

楽しい夕食とは・・・

大して海外経験があるわけじゃない、せいぜい香港、台湾、イタリア程度だ。
その中で、日本との違いを一番感じたのが、食事だ。

香港、台湾では、朝飯は基本的に外食。屋台や食堂でしっかり採る。
おかゆや、中華式の揚げパン、肉まんがメイン。
昼は日本と変わらない。
晩飯も外食。夜市に出向き、煮込みや焼き物を食べる。海産物が多く、畜生の肉は少ない。

イタリアの場合、朝は食べない。濃いめのカプチーノ一杯で終わり。
昼は長めの休みを取り、しっかりと重めの食事を楽しむ。酒だって呑む。
夜は、外食。バームという大衆食堂で、屋外のテーブルに陣取り、夜12時くらいまで
だらだらと楽しむ。

外で飯を食うという文化が、そこにある。
この場合、”外”というのは屋外、オープンテラスを指します。
楽しく、美味しく食事を楽しもうと思ったら、ひとりでもくもくと、とか、しかめっつらで
というのは御法度。やっぱりおしゃべりのひとつもしないとつまらないし、
隣のテーブルが盛り上がっていれば、こっちだってうきうきしてくる。
そういうノリが無いと、かえっていたたまれないだろう。
僕たちは個人として食事を楽しむが、食事の場に身を置く事で、全体の空気を感じ、
空気を担うことに気を配らないといけない(楽しみつつ、ね)。

外食を楽しむというのは、大人の文化だと思う。
日本にも、オープンテラスで食事ができるお店が増えてきている。
ただ、なんか、空気が寒いんだよな。
この辺の感覚は、年取ったおいちゃん達の方がはるかに優れている気がする。

本日2枚目の画像。
はぐれメタル。

いちおう、動物だ!

2007年11月13日

気をつけている事

ジムに通いだして、心に決めている事が一つある。
それは、だらだらしないこと。

年のせいですね、キツい事させられてバテてくると、つい全身で
キツいアピールをしてしまいそうになる。
緩慢に動いたり、顔をしかめてみたり、逆に苦笑いしてみたり、とか。

昔は違ったよな。もっと必死だった。文字通り、歯を食いしばっていた。
こういう本気の姿って本当はとっても格好良いものなんだ。
素直で真剣に打ち込むのが大事なのだが、余計な知恵が付いて体裁を気にしだすと、
なんだか真剣に打ち込む事が照れくさくなってくる。

いい大人の筈だが、中学生くらいと何ら変わらない。こいつは恥ずかしい事だ!
だから、だらだらしない。

さて、本日の動物。

お手。

2007年11月16日

くさむらの話

2日も書かないでいた・・・。
風邪をもらったみたいで、ご飯食べたらバタンキュー!の日々でした。とはいえ、やはり恥ずかしい。

さて、ネットの世界をふらふらとしていると、いろんな面白いものを拾うことがある。
それが画像であったり文章であったり動画であったり、それは様々だが・・・

---
まだ10歳前後くらいのときに、「くさむら」っていう友達がいた。
くさむらは家の近所の公園(公園っつってもブランコしかない)にいて、
俺と幼馴染二人とくさむらの四人でよく遊んだりした。
くさむらは背が大きくていつも黒いコート?みたいなものを羽織っていて、
今考えるとくさむらは大人の男の人だったんだけど、なぜかあのころは大人だと思っていなかった。
くさむらはあんまりしゃべらないんだけど、草舟とか草笛とか、野草の見分け方とかを良く知っていて
俺たちにいろんな事を教えてくれたりした。公園以外でまったく見かけないから、
「どこに住んでいるのか」って聞いてみても「ここ」としか言わない。
「今からウチに来いよ」って言っても「ここにいるから、皆で行って来い」としか言わない。
当時はふーん、くらいにしか思わなかったけど今考えるとおかしいよな。

そんでいつもみたいにくさむらと幼馴染達と遊んで、家に帰って普通に眠ったら、
誰かが俺を呼んでたんだ。夢と現実が半々くらいの状態で俺はかなり寝ぼけてたと思う。
もしかしたら呼んでたのはオカンだったかも。でもなぜか俺は「くさむら」だと思って、夜中家を抜けて
いつものくさむらがいる公園に向かった。案の定くさむらは公園のブランコに一人で乗ってこっちを見てた。
俺の記憶はそこで途切れて、気づいたら朝になってて俺は公園で眠ってた。いっぱい虫にくわれてた。
親父とかオカンが血相変えて近所探し回ってたみたいで散々怒られた。
くさむらと遊んでた、っても誰も信じてくれない。くさむらも公園からいなくなってた。

それから何日かして公園は更地になった。草もボーボーでブランコも錆付いてて危ないからだって。
くさむらは二度と現れなかった。

ホームレスか何かだったんだろうか?
最近地元に帰って、幼馴染達に聞いてみたらそいつらもくさむらのこと覚えてた。
でも不思議なことに、三人ともくさむらの見えてた姿が違ってた。
俺は黒いコート、もう一人はマックのピエロみたいな格好、あと一人は小さい男の子。
今でも時々思い出す。公園はもうないけど、くさむらはどこに行ったんだろう。
(2005/07/16収集)

こんな感じで、いくつかの話を収集しています。
ネタの無いときの楽な更新方法として、アップしていこうかな。

で、本日の動物。

パンダ。

2007年11月17日

本を購入

amazon.co.jpに注文していた本が届く。
李登輝元台湾総統の「武士道解題 ノーブレス・オブリージュとは」と、
大川興業の大川総裁が書いた「日本インディーズ候補列伝」だ。
本当は、音波振動歯ブラシのスペアブラシを買おうと思っていたのだが、これだけだと
400円程度。購入価格が1,000円未満だと、送料を自己負担しないといけない。
で、送料無料にするべく、購入を検討していた本も合わせて買った次第。

活字を読むという行為は、やっぱりパソコンでは難しい。
モニタで小さな文字を追っていると目が痛くなるし、紙に書いてある文字列・文章のほうが
小さな頃から慣れ親しんでいる。
紙に印刷してある、縦並びの文章の方が、頭にすっと入ってくるのだ。
横書き文化圏だと、早い時代からタイプライターがあったせいもあり、パソコンだろうが
印刷物だろうが、あんまり違和感無く読めるのではないだろうか。

さて、大川総裁である。
学ランコント集団「大川興業」の親分だ。
そんな彼が、全国のマイナー選挙候補者達と交流し、彼らの活動を綴った本が
この「日本インディーズ候補列伝」だ。
NHKの政見放送を見ていると、たまに「・・・」と、こちらが絶句してしまうような人が
でてくる。そんな人達に興味を持ち、事務所を訪問し、時には選挙活動に同行して
まとめあげたおそらく日本で唯一の本。
たんなるお笑い本で終わってしまわないところが、総裁の人間味だな。

読んでいて思った。まず大政党推薦、当選確実のサラブレット候補よりも、
当選圏外、主要候補他の「他」の部分に括られてしまう泡沫候補の方に、
熱い思いや具体的な政策を感じてしまうのはなぜだろう?
結局、当選している皆さんというのは、当選するように誰かがシナリオを書いて、
その通りに動きましたよ、というだけの事ではないのか。
世相を見て憤慨して、仕事しながら勉強して供託金を貯めて、手弁当で打って出る、そういう
叩き上げが出てこれないシステム。これは民主主義なのか・・・?

李登輝元総統は、戦前、台湾が日本の領土だったときに幼年時代を過ごし、
多感な時期に当時の日本式のエリート教育を受けられた人物だ。
さらに、終戦で台湾が日本から切り離され、良い意味で日本の戦後教育を受けていない。

戦争当時の政府やお役人が、実際にどういう事を考えてアジア諸国を侵略していたのか
そんなことはここでは問題ではない。
幹部候補達を鍛え上げる士官学校という場で、当時の有能かつ血気盛んな若者達に
何が教えられていたのか、それを今に至るまで実践し、声に出しているのが
この人物だ。

国や時代に関わらず、学校というものは、非常に崇高な理念を掲げ、少しでも
世界を良くしようという人物を育て上げる機関だ。
当時の日本は、日露、日中をはじめ連戦連勝で、東アジア地域のリーダーであるという
意識があった。
今の視線から見ると、思い上がりかも知れない。ただ、戦争に勝って、侵略までしておいて
親分じゃありませんよというのは、謙虚に見えてじつは卑怯な気がする。

李登輝氏は、日本の士官候補として、リーダーは責任を負うべきであるという思想と、
リーダーの負う責任とはなにかを徹底して学んだ。
原始のままの地で、収入も無い、風土病に苦しめられ、明日をも知れぬ生活をしている
人達が多くいる。
彼らを助け、国力を上げるためには土地を拓き、生産性を上げ、雇用を創出する必要がある。
そこで彼は京都帝国大学で農業を学んだ。徹底して勉強し、博士号を取得している。
また、心技体の思想より、剣道と座禅を通して体と心を鍛え上げた。

彼以前にも、台湾のために尽力した日本人が多くいる。
死んで護国の鬼とならん、と遺言し、彼の地に埋葬されて台湾の神様になってしまったのは
日本人だ。
日本からフライトで台湾に入ると、広大な田圃のあちこちに用水池があるが、これも
戦前の日本人農学者の仕事だ。
「ノーブレス・オブリージュ」とは、高い身分に伴う義務、という意味。
日本人の、国際社会で果たすべき責務を説く李登輝氏の言葉は、亡失してしまった
「古き良き」伝統からの言葉である。


本日の画像。

2007年11月20日

格闘技の基本2

先日、怒りの力は強い、と書いた。
格闘技の練習をするとき、目の前に憎い相手の姿を想像すると突き蹴りに力が入ると書いた。
でも、怒りの力というものはいつかは尽きてしまう。
怒りは消えるものなのだ。
違う相手を捜し出して、新たなる怒りをぶつけるという手もあるが、人としてどうかと思う。
それよりも、目標としたい人を想定して練習してみよう!

僕の場合、ある尊敬する大先輩を想定している。
その人が、半端じゃない大物で、超えようとしても超えられない実力者であればあるほど
かえってなにくそ!という気持ちが消えない。

目の前に立つ、空想の中のその先輩に突き蹴りを打ち込み、反撃をかわしていると
どんなにへばっていても、手を抜くことが出来なくなる。
激しい稽古をつけてもらっていたあの頃のテンションが蘇ってくる。
そしてこの思い出こそが、僕の宝物なのかな、とも思う。

本日の動物。
気持ちの悪いフクロウ・・・

2007年11月21日

暗雲たる日常

夏はあんなに暑かったのに、最近の冷え込みと来たらキツい。
やっぱり冬なのだな、と思う反面、春とか秋とか微妙な季節感が薄まっているような気がする。
いろんなニュースを見ていても、温暖化はもう現実のもののようだし、この環境変化の
責任と原因は、いったいどうなっているのだろうかと思う。
ガソリンが馬鹿高くなっているな。通勤費はまだ上がらんのかな。

MacOSを10.4.11にアップグレードしたら、スクリーンセーバーの色がおかしくなった。
iTunesのアルバムカバーを次々と表示するアレですが、マゼンダが強調された表示になっている。
なんでこんなところが壊れるんだ?どこかに対処は載っていないかな。

明日は、学生時代からの友達と二人で呑みにいく約束をしている。
阿呆臭い空気を忘れて、久しぶりにいろいろ話をしてこよう。力を分けてもらおう。

というわけで、本日の動物はこれ。
本読みの間では有名な架空の生物「鼻行類」。

2007年11月24日

大橋で呑む

ほぼ年に1回のペースで飲み会をしている友達がいる。
先日23日は、そいつと二人だけで飲み会。

会社が終わり、車を飛ばして南区大橋へ。
大学以来の付き合いで、結婚式のときに立会人をやってもらったりとなにかと世話になっている。
いつもの、大橋駅前の居酒屋「桧の鳥(ひのとり)」にて痛飲。ほんとに痛飲。
いつもどおり、カウンターに陣取り、「本日のお勧め」を焼酎で頂く。
この日のためにちょっぴりお小遣いを貯めていたりしているから、活き造りやら貝やら
蟹やら、ずらっと頼む。

二次会は、ナントカというロックなバー。ローゼスをショットで1杯だけすする。
次が、最近オープンしたタイ料理のお店「オシャ」。
深夜12時くらいだったけど、女の子が店番をしていた。
食べたのは、目の覚めるくらい辛いタイヌードルで、文字通り目を覚ます。
次、こちらも最近オープンしたカラオケ屋。名前は知らない。

朝4時過ぎまで、男二人で盛り上がる。こいつとは、いつもこんな感じだ。
B'z vs 吉川とか言って、朝まで頑張った事もあった。

女気抜きで古い友達と飲む酒は、学生時代の単純で面白かった
あのときのテンションを呼び戻してくれる。

今日は、体がなまらないように近所を歩いた。
賀茂神社横の川沿いに原四つ角まで北上し、auショップから西へ右折。
202号バイパスに並走する古い路地を突き当たりの川まで歩き、
川筋を登ると西福岡高校前の小径に出た。
こういう細い路地が、なぜかむやみと好きだ。
西区周船寺にある居酒屋「零」の支店があるのを発見。

本日の動物。犬

2007年11月25日

賀茂で呑む

ゆうべは、近所に住むいとこと呑んだ。

場所は、お互いの家のちょうど中間くらいの距離にある居酒屋「夜舟」。
割と大きな店構えで、メニューが多く、家族連れの多い明るい店だ。
いとこと呑むときは、いつもここ。

長男同士、つのる話もあるもんで、やっぱり痛飲。
じつは、ちょっと愚痴りたいことがあって僕の方から呼び出したのだが、
やっぱり駄目だ、酒の力を借りても人の悪口はどうしても言えない。
共通の知り合いをほめまくって終わった。
その人はその頃、くしゃみでもしていただろうか(笑。

昼間、運動がてら近所を歩く(昨日と一緒だ)。
外環状線を西に進み、次郎丸交差点まで来ると北へ右折。
原四つ角を抜けた辺りまで歩き、折り返す。
たまたま見つけたうどん屋「喜楽屋」さんで昼飯を頂く。

この筋は、古い店から新しい店までいろいろと立ち並んでいて面白い。
気のあった何人かと、ぶらーっと飲み歩きたい。・・・

本日の動物。転倒注意!

2007年11月30日

インターネットで建設業経理事務士

便利な世の中になったものだ
来年の春に、建設業経理事務士2級の受験をすることになっている。
で、受験申込という手続きが当然必要なわけだが、今はなんとインターネットで出来てしまう!

このとおり、建設業振興基金のホームページにアクセスし、所定の手続きを踏むだけで
申込〜受験料支払いまで完了!
さらに、平成18年度以降受験経験のある人は、証明写真の送付を免除してくれるというから助かる。
家から出たくない、引き蘢りの人でもパソコン一つで申込が出来る。
というわけで、来年、頑張ります。
いや、今から頑張っています。応援して下さい。

11月も終わりですね。本日の動物は、これ。

アイタタ。ミスっちまったい。

来月からは、ちょっといい風景シリーズ。

2007年12月01日

サントリー vs ルピシア

嫁の妙なもの買いが止まらない。

サントリーとルピシアがコラボして作られた中国茶。
1万円くらいするらしい。もったいなくて開けられない。
台湾、上海で買い付けてきた美味しいお茶を飲んでいるので、少々の事では
驚かないつもりだが、果たしてどんな美味しい体験が待ち受けているのか。

さて、ちょっといい風景第1回目は、北海道の道路。

オープンカーで気持ちよく走ってみたい!

2007年12月03日

風の丘でパンを買う

うちの近所、早良区賀茂に新しく出来たベーカリーショップ「風の丘」にパンを買いに行く。
ここは以前、「トレヴィ」というとても雰囲気の良いパスタ屋さんが入っていた。
嫁とたまに食べに行っていたのだが、こんなことならもっと頻繁に行っときゃ良かった。・・・

さて、風の丘さんである。
もともと店舗面積の狭い場所なので、てっきり他所で焼いたパンを持ってきて売っているのだと
思っていたら、きっちり窯を作ってあって、焼きたてが陳列される。
閉店間際に行ったためかもうそんなに品物が残っていなかった。
お店の奥さんかな?赤い三角帽を被った女性に相手をして頂いた。
なんだか手作りの、なじみやすい雰囲気のお店でした。
賀茂の、とくにうちの周辺は個人のパン屋さんがなく、いいお店ができたと
喜んでいる次第です。

さて、本日の1枚。

富士山です。立派な傘ですね!

2007年12月04日

今年一番の冷え込み

今日は特別に寒かった。
まさに、冬日でした。
夏があれだけ暑く、秋がこないなと思っていたらこの冷え込み。
季節が単調になったと思うのは、気のせいだろうか。

昔から、欲しいものがあったら2ヶ月間我慢して、2ヶ月経ってもまだ欲しかったら
買うようにしている。ちっとも面白くない買い方だが、こうして買ったものは
永くお気に入りでいられるので、徳をした気分になる。
しかしつい先日、衝動買いをしてしまった。

リボルテック「ダンボー」アマゾンバージョン
なんとかという漫画の、段ボールで出来たキャラクターが下案になっていて、
その段ボールがamazon.co.jpのものだったら・・・という限定商品。
フィギュアを衝動買いたあ、オレもまだ青いな・・・。
12月末日販売開始。年明け発送だって。

本日の、ちょっといい風景。
プライベートビーチにしたいですね。

2007年12月08日

読書な日々

最近はパソコンを閉じて、本を読んでいる事が多い。
李登輝元総統の「武士道 解題」からの流れで、鈴木大拙の「禅と日本人」を読む。
鈴木は、京都大学での学問に飽き足らず、禅門をくぐって日本古来の哲学を体得したという
戦前の奇才だ。
この「禅と日本人」は、もともと海外向けに英語で書かれてある著書だ。
内容があまりに優れているので、国内向けに日本語に翻訳され、岩波で売られている。
不完全、アンバランスの中にある美、形を排する事により浮き出される精神性など、
外国人が今日ZENに抱くスピリチュアルな魅力は、この本が与えた影響ではなかろうかと
僕は思っている。
明治〜昭和前期にかけて、日本には多くの哲人が生まれ、国際社会で活躍している。
残念ながら試験に出ないため、この辺の歴史、教えを進んで学ぶ人がいない。

本日の風景です。

夏向きな画像ですね。申し訳ない。・・・

2007年12月09日

美味しいお茶

2階の寝室のがらくたの中から、お茶が出てきた!
今年の五月に、嫁が上海で買ってきたスーパー高級茶「龍井」だ。
発酵度合いの軽い、白茶と呼ばれるお茶で、日本のお茶に風味が似ている。
せっかくですので、きちんとした道具を使って、お茶を楽しんでみました。

ポット、器は台湾で買ってきた我が家の家宝です。
台湾宣龍さん作。

台湾宣龍
http://www.eilong.com/

問題は、なぜこんな銘茶ががらくたの中に埋もれていたかという事です。
発掘した周辺を探ってみると、他にもちょっと高そうな鉄観音茶とか
あわせて3種類のお茶が出てきました。
自分用のお土産を、忘れてしまい込んでいたんだね。・・・

さて、本日のちょっといい風景。

ことメルヘンな気分を呼び起こしてくれる景色といたら、やはり西洋のものですね。
小さくて素朴な信仰の拠り所。

2007年12月12日

気がついた事

経理をやっていて、最近は特に思う。
金勘定が仕事な訳だが、単なるプラマイゼロを計算しているだけじゃない。
出る金をいかに減らすかの工夫を考える事も仕事だし、いかに儲け話でも、その契約に
瑕疵があれば、厳然とした態度で臨まないといけない。
こんなことをしたからといって、数字に評価が出るわけではない。よほどの目利きじゃないと
評価もしてくれない。
ただ、このへんをきちっと〆ることが、会社の品格を上げる事につながると信じる。
帳尻さえ合っておけば、という考え方は、仕事にけじめがなくなり、
社員の意識や帰属意識まで低下するんじゃないだろうか。
そしてそういう態度で仕事にのぞむ原動力は、経理屋としてのプライドの他ない。
プライドは、こうなりたい自分を描いて、それに飽くなき挑戦を続けるところから生まれる。
正しい知識で、正しい仕事をやり続けるところから生まれる。

会社を良くするためには、経理がしっかりしないといけないなというお話でした。

本日の風景です。

壁の向こうに、実際に何かがある事だけが大事なんじゃない。
何かがあるかも知れないな、と信じる姿勢こそが大事なときだってある。

2007年12月13日

学生時代の事

大学の頃、僕はあるサークルに所属し、スポーツをやっていた。
うれしい事に、2年生のときに全国2位という実績を出し、さらに3年生になっても
2位という実績に甘んじることができた。

どんな競技もそうであるが、一回こっきりで好成績をたたき出すのはある意味簡単だ。
大切なのは、その実績をキープ出来るかどうかだ。だから、2回目の2位というのは
うれしかった。ひょっとして、実力があるのかな、とも思えた。
現状維持じゃねえか、という厳しい意見もあるかも知れないが、単純にうれしかった。

だが僕らが引退した次の年、後輩達は残念ながら優秀な成績を収めることが出来なかった。
僕は思い知らされた。彼らに何も伝えきれていなかったのだ。
翻っていえば、僕らの世代の好成績も、先輩方の教えのお陰に過ぎなかった。

たしかに僕らは努力をした。ただそれは、後輩達だって同じだ。しかし結果が違っていた。
違っていたのは、僕らの先輩が優秀だったにも関わらず、僕らが後輩達にとって
いい先輩ではなかったという事だったのだ。他に差は、何もない。
これに気付いたときの申し訳なさ、虚無感は今でも胸が痛むほど、大きい。
思えば、僕が後輩達に接する態度、心構えは、ここが原点になっているように思う。

本日の風景

たまに目にする、異様な断崖絶壁にある古めのお屋敷。
これはじつは、修道院です。

2007年12月14日

信じる姿勢

李登輝氏の「武士道 解題」から始まり(いや、小林よしのりがスタートかな)、
鈴木大拙の「禅と日本人」、さらには学生時代に読んでいた和辻哲郎「風土」「古寺巡礼」まで
引っぱり出し、読んでいる。
その間にも、NARUTOやD GREY MANの最新刊やらピューと吹くジャガーなんかも読んでいるので、
ちょっと最近は本の虫になっていますよ。
音楽聴く暇がないから、iPodのイヤフォンを耳に突っ込んだままベッドに入っている。
なんかもう、禅の思想とか昔の短歌、漢詩なんてものが全然分かんなくて非常に焦っている。
焦ってもしょうがない事だとは思うのだが、確実に昔の人より馬鹿だという事だし、
凄い思想や哲学のエッセンスがそこにあるのに、読めないばかりに得ることが出来ないというこの悔しさ。
自分の、学問に対する原動力の最大のものの一つが、この”悔しさ”ではないかと最近は思っている。
もっと悔しがれ!自分。

本日の画像。

昔の秋葉原の風景でした。

2007年12月18日

本とパーティの週末

週末は嫁の実家に監禁されていたので、更新が出来ませんでした。
日曜日は、嫁が通うスポーツジム「エスタ城南」のクリスマスパーティに招かれていました。
溌剌としたスタッフの皆さん、とても魅力的でした。
参加者全員でプレゼントの交換をしましたが、僕が用意してきた七日間ダイエットの本は
いったい誰がゲットしたのだろう。・・・

本日の1枚。

実際に遭遇したら、たまげるだろうな。

今は、本を読むのが面白すぎる。
昔から本の虫だったが、ここ10年ちょっとくらいはパソコン関係か仕事の本くらいしか
読んでいなかった。
「禅と日本人」、なかなか難しい本です。元々は英語で書かれた、外国向けの本。
当時としては、東洋の得体の知れない小国から出た数少ない思想書であり、
その深さ、格調の高さ、そして著者の学識の高さ故に賞賛を持って受け入れられた。
レトリックもなかなか上手い。聖書やシェイクスピアの作品を引用して禅を説明する等
西洋人の理解を助ける&喜ぶツボを上手い具合に突いている。
明治〜昭和初期の本を読むときには、こういう書き方の面白味も味わうことが出来る。
しばらくは、本の世界の旅が続きそうだ。

2007年12月24日

クリスマスパーティでした

忙しい事を出来ない言い訳にする人がいる。
学生の頃、”忙しい”は無能の証拠という名言を吐いた先輩がいた。自分もそうだと思う。
1週間もブログを放っておいたんですが、だから言い訳はしません。

先日は嫁の実家でクリスマスパーティでした。
僕のいとこ夫婦まで呼んで、賑やかに盛り上がりました。
それはそれでいいのですが、実家に帰ると嫁が甘えっ子丸出しになるのでどうもいかん。
で、母ちゃんと二人でお義父さんを攻撃する。いとこ夫婦、引いただろうな。・・・

新聞を見ていると、やすきよ漫才のDVDが出るらしい。
お笑いは嫌いじゃない。特にやすきよや、山口君と武田君、ザ・ぼんちなんて名人クラスは
大好きだ。やっぱりそういう名人芸をきちんと評価する人達がいるからこその
DVD化なんだろうな、と思っていると、たまたまテレビでM-1グランプリの模様を
やっていた。
一位を取ったネタ、悪いがどこぞの素人の学芸会レベルにしか聴こえなかった。
このコンクールは、ある一定のレベルに達しているコンビに評価を与えるのか、
それとも周りより抜きん出た力を持つものに評価を与えるのか、おそらく後者なんだろう。
しかし賞金1000万円って、デカイな。


本日の1枚。
不死鳥のような形状の稲光。自然の神秘ですね。

2007年12月29日

納会でした

本日、年内最後のお勤めでした。
さて、明日より大晦日までは、我が家の片付けが始まります。
忙しい、疲れた、なんて言ってられない。

振り返ると、いろいろとイベントの多い一年でした。本当に勉強になりました。
スポーツを始めて、勉強も始めて、あちこちと遊び回って美味しいものを食べて
本に巡り会い、音楽に感動して、総じて面白かったと言えます。
年賀状を書かないといけませんが、年末恒例の”私の10大ニュース”でも、
明日以降まとめてみようかとも思っています。

本日の風景。
巻き込まれてみたい。・・・

2008年01月03日

ラジオ

三ヶ日最終日になって、ようやく落ち着くことができた。
年末を振り返ってみると、
30日 早朝、喉が痛くて目覚める。鼻水と頭痛がひどく、風邪に罹ったと悟る。
寝ているわけにもいかず、出来る範囲で掃除。年始の事を、いとこと実家とで簡単に打ち合わせる。
31日 熱が出た。着替えが無くなったので、雪降ってたけど洗濯をする。
室外の乾燥機で3回に分けて乾かす。クリーニング屋、パン屋、電器屋を周り、年明けの準備をする。
夜は嫁の実家に拉致られる。熱があるっつのに、酔っ払って朝5時まで床で寝る。
元旦 気持ちが悪く、朝6時半に起床。起きだしてもしょうがないので、布団の中でうだうだする。
iPodが壊れた。
年始を済ませ、昼から僕の実家に帰る。夕方からいとこが来て、一緒に呑む。
熱下がらず。
2日 弟と、別のいとこが挨拶に来る。酒はストップがかかっているので、呑まず。
昆布茶で我慢する。
夕方、桜井神社に詣でて、それからアパートに戻る。
3日 建設業計理士の勉強をと思い、朝から問題集を開いていたが、昼より嫁の実家より
招集がかかる。ほっといてくれって。このまま晩飯→泊まっていけの流れだけは
なんとしても避けたかったので、晩飯は固辞。
で、今に至る。

家(アパートのほう)にいる間、ケーブルの特番を観ていた。
「銀河鉄道の夜」「セロ弾きのゴーシュ」だが、「銀河鉄道の夜」は涙が止まらなかった。
原作が宮沢賢治だから、話が面白いのは当然だが、キャラデザインのますむらひろしは
本当に良い仕事をしていると思う。代表作のアタゴオルシリーズは、考えたら
宮沢のイーハトーヴにリスペクトされている。
演出も素晴らしい。夜の雰囲気、空間の表現、そして声優さんの芝居が上手い。
もう何度も観ている筈なのに、感動出来る。
ゴーシュは、エンターテイメントそして単純に面白い。
機動戦士ガンダム劇場版、ジョジョの奇妙な冒険も観た。
ガンダムは、やはり面白い。永く残るだけの力を持っている。
ジョジョは、じつは好きな漫画なのだが、アニメになっている第3部は、僕の中では
評価は低い。
1部、2部で主人公が使う波紋エネルギーは、呼吸と太陽から作り出す生命のエネルギーと言う
抽象的なもので、拳や指先から放出される電気的なスパークでビジュアル化されていた。
この波紋エネルギーが人の形をとり、敵側のそれと殴り合いをやるようになったのが
第3部だ。いろんな設定の破綻や御都合主義はここから始まった。
文学的な格調や、欺きあう駆け引きのエゲツさが薄くなったのも、この第3部からだ。
そのかわり、少年ジャンプらしい友情・努力・勝利が分かりやすく織り込まれ、
その分かりやすさ故に非常に多くのファンを獲得した。

年末年始にかけて、昼の多くの時間を車の移動に費やした。で、カーラジオだ。
昼はFM福岡で久しぶりに米岡誠一さんのトークを聴き、夕方はRKBで福地たか子さんを聴く。
たか子姫は、福岡のラジオフリークでは知らない人はいないと思う名DJだ。
かつて2、30年くらい前はKBCで栗田善成さんとコンビを組み、最強の面白さを誇っていた。
ちょうどその頃、RKBでは歌謡曲ヒット情報というお昼の番組があり、
男性局アナの石上さん、林さん、中村さんの通称「御三人様」が福岡の昼のラジオを
牽引していた。
そうだ、栗田さんは夕方のKBCで「まずはラジオでお疲れさん」という、当時のラジオ番組を
そのまま復活させ、盛り上げている。
DJブッチ、トギー、椎葉さんは誰でも知っているし、それなりの評価もされているが、
福地たか子さん、栗田善成さんはもっともっと評価されても良いと思う。

あけましておめでとうございます。今年もよろしく。

今月は、「車」で行きましょう。

体調は、まだ本調子ではありません。

2008年01月09日

stone heart

今年の初キックでした。しんどかったけど、鬱々とした職場でなまった心と体をリフレッシュ!です。
どいつもこいつもぶん殴ってやりたいような連中ばかり、よくも集まったものだと
感心してしまう職場です。ストレスで寿命を縮めないためにも、定期的な運動は欠かせません。

さて、本日の自動車。

かっこいいー。

スポーツカー大好き人間ですが、昨今のガソリン代高騰を考えると、これからは
プリウスみたいなハイブリッドか超低燃費車なんだろうな。
スレスレのスリルよりも、違った快感に楽しみを見いだす人間にならなくては。

2008年01月12日

奥さんが台湾へ

知り合いの結婚式に参列するため、うちの嫁さんと義母が台湾へと旅立った。
邪魔者がいないうちに、明日は家の片付けをしよう!いらないものが多すぎるし、
元あった場所へ戻されていない、散らかしっぱなしのものがそこらじゅうにに散乱している。

明日はいとこに、3年近く使ってきたデジカメをあげることにしている。
まだひよっこだが、出来た嫁さんをもらい、可愛いらしい子供を二人もさずかりやがって
このデジカメで幸せなひとときでも記録して、10年後20年後に楽しむと良い。

うちの一族は、3世代同居の大家族だったためか、敬長の念が強い。その辺の躾は
自慢できるレベルだ。
古い世代を身近に感じて育っているから、昔風のおおらかな気概がある。
人を決めつける、判断するよりも、どんな奴だろうがとりあえず許す、認める懐の深さがある。
気の強い奴もいるが、身内を責める奴は一人もいない。それが家族だと信じている。
だから、身内をけなす奴は人間としてどうかと思ってしまう。
家族を大切にしない奴は信用できない。
家族。人はここから出て、最終的にここに帰ってくる。居心地が良くて当然だし、
居心地が良いようにきちんと気配り、働きかけをするのも当然である。

さて、今日の自動車。

リムジン使用の四駆。

2008年01月13日

連休は大掃除で

散らかし怪獣がいない間に、家の大掃除を決行した。
捨てきれないでいた(嫁が)バッグやブーツ、家電品の空き箱をつぶし、結束。
カタログ通販の冊子、チラシ、郵便物も結束。そして地区のリサイクルボックスへ廃棄。
冷蔵庫をチェックする。
2003年に賞味期限が切れた瓶詰めや、カビカビのなにかが入っているタッパーを処分。
もう部屋の中が臭い!
洗わずに旅行に行きやがったため、そのままになって異臭を放っていた鍋料理も
処分。
洗濯槽からあふれていた洗濯物を洗い、乾燥機で乾かす。
掃除機をかける。
はりきったせいか、それとも冷蔵庫の中で静かに眠っていた食材を食ったためか
腹を壊す。
そのまま症状は治まらず、頭痛とめまいを併発。
7度少しの熱が出ている。
明日は朝から空港まで、嫁と義母を迎えにいく。
そのまま実家に連行で、夜まで女の雑談に付き合わないといけないんだろうな。

体調が悪いせいもあって、外出を控え、本ばかり読んでいる。
和辻哲郎の「古寺巡礼」。大学生だった著者が、奈良京都の寺社仏閣を見物し、
感想を書き記したものだ。
20前後の和辻の博識に驚くとともに、推古、白鳳の仏像を見分け、味わう眼力の高さに驚いた。
熱で頭はぼやっとしているが、部屋もきれいになり、読書の楽しさにひたった
いい連休でした。

本日の自動車。
コルベットか?ひしひしと伝わってくるポテンシャル。
不用心にアクセル踏めばホイールスピン必至の直線番長なのだろう。

2008年01月17日

嫁が帰ってきて散らかりだした

せっかく片付いていた部屋が、また汚くなりだした!
まだまとめきれていない土産物を見ながら、なにをどこに放り込むか思案する。
焼き菓子、お茶と乾物は、床下収納に入れるか。忘れないようにしとかないと、
そのまま死蔵化する恐れがあるな。

アップル社より、超薄型ノート「MacBook Air」が出た。
気になるのは、ハードディスクの代わりにフラッシュメモリが搭載される点と
非常に使い勝手の良さそうなトラックパッドだ。
このへんはiPodで培った技術だろう。
価格が20万を超えるあたり、時流に逆らっているようで面白い。
いや、品質本意でアピールするあたり、良いものには金を払いたがる
現代人(IT好きの)の気質には合っているのかも。

世の中いろいろ動いていますが、僕は相変わらずです。
40歳前にして、なにも進化のない自分に空恐ろしさと焦りを覚えています。

さて、本日の自動車。

なにかの魔法をかけられているかのような凍結っぷりです。

2008年01月18日

いとこにカメラをあげた

ちょっと前の話だが、新しいカメラを買うにあたり、今まで使っていたカメラを
いとこにあげた。
聞けば、ちょうど前日が誕生日だったとのこと。
かわいい弟分だと思っていたが、いままでたいしたことしてやれてなかったので
ちょうど良い誕生プレゼントとなった。
末っ子の甘えんぼで、そのくせ嫁の実家にマスオさんしている。
気苦労も多い様子で、そんな奴にとってカメラが少しでも気休めになればうれしい。
頑張れ。

本日の自動車。
我らが西鉄バスの、バック駐車テクニック。

2008年01月19日

あなたのための半人前

もう週末か。
嫁が買ってきた東方美人茶を飲む。
比較的新しい品種の、台湾茶だ。英国女王に献上され、「東方美人」の銘を
賜ったという逸話がある。
味わいは洒落ていて、品の良い香りが鼻に抜ける。紅茶より軽いが、香りは豊か。
女性の喜ぶ味かもしれない。で、台湾茶らしく、何煎でも入れられる!

会社から帰ると、義母の手による晩飯がテーブルの上に並べられていた。
残り物がまだ冷蔵庫に眠っているのに。
どうやら、僕らはまだ介助が必要な、半人前若夫婦でなければいけないらしい。
片付けていた冷蔵庫が、もう満タンになりつつある。
また食べ物を、捨てないといけない。

本日の自動車。

2008年01月23日

口福の日々

火曜日は久しぶりに西新で飲酒。年の功でしょうか、昔はただ飲めれば
それで良かったのだが、最近は店や相手が気になってしまう。
荒江四つ角でバスを降りて、会場まで歩いた。15分かかっていないくらいかな。
昔飲み歩いた道を抜け、飲み友達の住んでいたマンションをすぎ、
自分が住んでいたアパートを横切り、今は違う店舗になっているスーパーの
前を通り、夜道を歩いた。
スナックレモンの横の焼き鳥屋は、今は違うお店になっているが、
野郎3人で大晦日〜新年を迎えた思い出の場所だ。
西新商店街入口角のゲームセンターは、今はドラッグストアが入っている。
この前の電柱に、酔っぱらって登ったんだよ。
登りきったところで酔いが醒めて、今でも思い出すのがツライさ。
やはりこの町は、僕の心の故郷だ。

今日は、野方の「金豚」という新しいラーメン屋で晩飯を済ませた。
正統派の豚骨ラーメン。薄くもなく、濃すぎもせず、本当に美味しかった。
今度嫁を連れて行こう。

本日の自動車。美味しそう?

2008年01月26日

ノー モア 銃

頑張ったおかげで、体重が減ってきている!
78→75kgと、ようやく標準値に近づきましたよ、程度の数値だが、
体が軽くなった事が体感出来る。きちんとスポーツで痩せたという事だ。

で、長崎で起きたスポーツジムでの銃乱射事件を思い出す。
そのとき僕はたまたまジムに来ていて、マシンのコーナーにあるテレビを通してニュースを知った
(これがないと、トレーニング中ヒマでヒマでツライ)。
ニュース見ながらトレーナーの子たちと、うわー怖いね、なんて話したものだ。
日本には、びっくりするくらいの数の銃が合法的に出回っているらしい。
資格とって警察に申請すれば所有の許可が出るって、日本は銃規制国家だなんて
言っているが、それってアメリカとかいう野蛮な銃国家とおんなじじゃないか。
しかも、いちど所有許可を取ってしまえば、容易に剥奪されないようだ。
この事件も、挙動不審という事で近隣から銃所有についての苦情が
警察に寄せられていたらしいが
それくらいでは所有資格の剥奪にはならないとの事。
警察も困っているらしい・・・?
どうもピントがおかしい。話の視点がずれている気がする。
なんで「はじめに許可ありき」なのか。
銃は殺傷以外に使い道のない、武具だ。はじめに規制あり、の立場で臨まないといけない。
この場合、資格は剥奪されるためにある。
個人の自由や権利を尊重して、と言えば耳あたりは良いが、自らの不作為(取り締まれなかった)
を弁明するために使う言葉ではない。
それならそれで、所有者に対する技能検定や講習などで啓蒙を進めなければ、
許可者としての管理義務を果たしたとは言えない。
特に長崎は、銃が絡んだいろいろエグい事件が続いているじゃないか。
市長が二度も狙撃されたなんて、戦後日本じゃ長崎くらいだろう。

本日の自動車。

20馬力くらいの車で、のんびり行きたいところですが、追いたくられる息苦しさ。
そういえば、インドのタタとかいう自動車メーカーから30万円弱という車が出ました。
見た目は三菱の軽自動車「i」にそっくりだから今風に可愛らしい。
エアコンレス、ミラーやワイパーが1本というとりあえず走るだけの車だが、
シティ・コミューターとしては問題はないと思う。
本田宗一郎が見たら、なんと言っただろうか。
本田宗一郎が看取った最後のホンダ車は、ホンダビート。エンジンを後ろに積んだ、
二人乗りのオープン軽だ。これでスポーツをやる人も多いが、本来はシティ・コミューター
(街乗り実用車)として本田宗一郎が生み出した。

2008年01月29日

Wild Heart

今週はずっと天気が悪いらしい。
せっかくカメラを買ったのだから、室見側の河畔でもふらふらしながらスナップ写真でも、と
いきたいところだ。が、そうもいかないようだ。

最近は、和辻哲郎の古寺巡礼をずっと読んでいる。学生の頃はこの程度の文庫本は
3日もあれば読破していたが、さすがに今は時間が取れないな。
我が身のせわしさを、こんなところでも感じてしまう。
3Dの方も、実は作りたいキャラが頭の中では出来上がっている。
台湾旅行記を、きちんとした形で、できれば別サイトを立ち上げてまとめてみたい。
きちんと計画を立てないと、何も進まないな。

さて本日の自動車は、トヨタ2000GT。

この車は、国産車で唯一、ボンドカーに抜擢された。
こういう車が、実は僕らの生まれる少し前の日本には少なからず走っていたのだ。
今はオリコウさんばかりが増えて、はじけた奴がいなくなってしまったな。

2008年02月11日

Olive 田隈店

嫁を連れて、近所のイタリア料理レストランOlive田隈店に、晩飯を食べに行ってきました。
チャオコースという、一番リーズナブルなコースを選びましたが単品のボリュームが素晴らしく、
お腹一杯になりました。

まず、サラダかスープを選びます。
この日、僕はスープを選びました。通常ファミリーレストランでは、具なんてほとんど
入っていない、だし汁みたいなカップスープが出てきますが、こちらは違いました。
具がゴロゴロと入ったプラムチャウダーです。それも、きちんとスープ皿で登場。
これには嫁と感激しました。
続いて、メインのパスタ(またはピザかリゾット)。
僕は、この店オリジナルの『黄金のパスタ』をオーダーしました。

携帯で撮影したら、横向きになってしまった・・・
エビとホタテのサフランソース和えのパスタです。
サフランの香り、クリームの風味が程よく効いていて、これもボリュームを感じさせる一品です。
デザートは、自家製のケーキ。そしてコーヒー。これで2,200円とは。
おなか具合、お財布具合ともに非常に満足!でした。

さて、本日の1枚です。

映画『The Blues Brothers』サントラ盤。
おそらく、アメリカの映画で最大級に好きな映画です。
ファンキープレジデント ジェームス・ブラウン扮する牧師の教会ライブから
ラストのBBによるライブ、そして途中のレイ・チャールズ扮するガン屋の親父、
すべてが面白すぎる、そしてかっこいい!
分かる奴と酒飲みながら観たい作品です。

2008年02月12日

ひさしぶりに七山へ

連休最終日。
三瀬のパン屋さん「Belle Bois(ベル・ボアーズ)」まで買い出しにいく。

こちらは、パン屋さんにしては大きな店構え、パンがやたらに旨い、年中無休という
最高のパン屋さんです。
福岡から行けば、三瀬峠を越えて4、5分進むと左手に見えてきます。
三瀬そばまでは行きません。

続いてその足で七山村に向かう。
道中、新道に迷い込んでしまい、ちょっと道に迷ってしまった!
七山には無事に着きましたが、あせった。

まだまだ寒い日が続きますが、時に春を感じさせる風景に出会う事もある、そんな日が
多くなってきました。
寒い寒いと肩をすくめるだけでは、明るい兆しも目に入らず、気持ちもつらくなるだけですが、
じつはそこここに、小さいながらも希望の息吹が芽生えている、そういうところに
意識しなくとも気がつくようになると真冬の山歩きもまんざらではありません。
人間関係もかくありたいものです。

さて、本日の1枚。

いろいろ批判も多い人ですが、僕は大好き!
この人を観ていると、MTV、FM STATION、鈴木英人、FEN、あの当時のいろんな
音楽のシーンが頭の中に思い浮かんできます。
そのすべてを牽引し、今なお新作を発表し続ける天才。

2008年02月24日

試験が近いです

3月9日に試験があります。
こういう時間のないときにこそ、いろいろ面白い事も出来るというもんです。
えーと、面白い事あったかな?

前原市にあるベーカリー・晴れ(HARE)さんが、20〜23日にかけて開店1周年記念の
大安売りをされていました。
夕方、仕事が終わって駆けつけると、もう売り切れ閉店。
なんだか心に火がついてしまい、先日の土曜日、朝8時半くらいに訪問。
早朝のパン屋さんって、暖かくて良い香りがしていいですね。
小さい子供とか連れて行くと、喜ぶんじゃないかな。
で、自分の食べたい物を選ばせたり、情操教育にもつながりそうな気がします。
昼からは学校。最近は予習復習のおかげで、だんだん内容が分かってきて面白い。
夕方、天神地下街のローソンで大学ノートを買って帰宅。

さて本日日曜日は、会員になっているジムでヨガの体験レッスンを嫁と2人で受けてきます。

さて、ジャケットシリーズは本日はお休みして、ウェブで拾った写真を貼っておきます。
あひるのおもちゃです。
でかい!しかし可愛い。

2008年02月28日

あとは瞬発力

試験勉強ですが、ようやくコンスタントに正解が出るようになってきました。
あとは、時間。もっと取りかかりの時間を短縮したい。訓練あるのみですね。

ストレス発散に、ジムだけは通っている。先日走りすぎて、どうやら左膝を痛めてしまった。
気にしてもしょうがないので、気にしない事にしました。

さて、本日のジャケット。

もう、なんだよこれ。

2008年03月02日

勉強の日々

先日の土曜日は、経理学校の最終日でした。
半年間、よく通い続けたなと少し感慨に耽りつつ、退校。
嫁が九電のクラシックコンサートに出かけていたので、じっくりと復習をする。
鬼の霍乱ですね。

さて、今日日曜日の朝。
7時半頃目を覚ますが、ぐだぐだと寝床で過ごす。8時頃になると、日が高くなり
冬の割には暖かい日差しが差し込んできたので、ついに起床。
おなかがすいたが、パンの買い置きがなくなっていたので、近所のパン屋さん
「風の丘」に向かう。
いいタイミングで、看板商品のはちみつパンが焼き上がっていた。
ふわふわのふるふるに柔らかいパン生地で、ほんのりと甘い味がする。
具なしパンの中では、前原のベーカリー「晴れ」の「こぱん」に勝るとも劣らない
マイベスト・パンだ。早速買わせていただく。
これとライ麦パンを買い、帰宅。
はちみつパンは、スライスしてそのまま食べる。うまいというか、気持ちが安らかになる
すごいパンだ。ジャムやバターはいらない。ホットミルクだけで十分いける。
ライ麦の方は、焼いてバターをつけると最高。
香ばしい香りとバターの香りがからまり、この味わいはジャムでは出ないな。
と思いつつも、前原のケーキ屋さん「ケーキハウス トミタ」オリジナルの糸島イチゴジャムが
しっかり合ったりもする。
トミタのイチゴジャムは、昔ながらの”いちごを砂糖でしっかり煮詰めた香り”がぷんぷんする。
ジャム好きにはたまらないと思う。
同じ価格帯で、野方のパティスリー・ポッシュのあまおうジャムがある。
こちらはイチゴの形が残っていて、あまおうらしく爽やかに、そしてしっかり甘い。

さてそれから今まで過去問のぶっ通しでした。疲れましたが、少し力もついた気がします。
晩ご飯はどうしようか。

さて、本日のジャケット。

村下孝蔵さん。
大好きな歌です。

2008年03月09日

試験が終わりました

建設業経理士の試験が、本日終わりました。
先日までの直前2週間は、本当にきつかった。仕事が終わってから、毎晩2〜3時まで
お勉強です。
理解は出来ていたけど、解答に時間がかかっていた精算表の作成をひたすら繰り返し。
で、問1に必ず出題される仕訳の過去問を繰り返す。
試験とは、理解出来るかどうかだけではない、限られた時間内で解く事が出来るかを
問うものだ。これには繰り返しの訓練が大きくものを言う。
訓練とは、経験の数だ。この、経験の数をはかる試験制度という奴は、なかなかに
優れた選考方法だと僕は思っている。

感覚的には、受かっていると思うが、さて。

2008年03月11日

本買いました

勉強漬けで心が飢えていたのか、3冊ほどamazon.co.jpにて書籍を購入。
『トヨタ強さの原点 大野耐一の改善魂』日刊工業新聞社
トヨタのかんばん方式を生み出した大野氏の話です。時間や手間といった、
目に見えないものにもしっかりとコスト意識をもって接したところが素晴らしい。

『頭のいい段取りの技術』藤沢晃治
仕事のtips集。ちょこちょこ読んで参考にしたい本です。

『声を出して読む日本語の本』塩原慎次朗
僕は滑舌がよくないので、勉強の意味で買いました。母音の発生方法とか
滑舌のための早口言葉とか、神妙に勉強しています。

2008年03月12日

ひさしぶりのジム

試験前2週間ほど、自分自身のリソースを勉強に集中させるため
ジム断ちしていました。
それで今日久しぶりに体を動かしてきたのですが、こんなしんどいことを
毎週やっていたのか、と今更ながら驚いています。
1時間少しの運動で、体重が1.5kg落ちました。
これはエクササイズの領域を超えていると思います。

先日買ったビジネス本から、良い影響を受けていると思う。
大野氏の言葉「品質は行程で作り込め」は、なにも工場内のライン作業に関わらず、
ビジネス全般に適用すべき言葉だと思う。
僕などは事務方で、ひたすら社内文書を処理する毎日だが、やはり回ってくる
書類は、なにかあったら総務がチェックしてくれるやろ、ではなく、
作成者、チェック者、上長が細心の確認を行い、最高の品質のものが社内を
流れるようにしないとダメだ。これは少数精鋭で業務をやる最低必要条件ではないだろうか。

2008年03月15日

改善は面白い!

無性に焼き鳥が食べたくなり、晩は嫁を連れて近所の焼き鳥屋へゴー。
お隣のテーブルさんから、にんにくのホイル焼きを奢ってもらいました。

大野氏の本は、いろいろと面白い。
自動化を考えて機械を入れても、トータルコストが下がらないと意味がない。
人手を減らすのも、時と場合によっては罪悪になる。
生産個数を増やさずに、生産性を上げるという考え方。これは参考になる。
振り返って我が生活ですが、人とそう変わらない収入なのに貧乏ちゃんなのは
この生産性という考え方がなかったからだと思う。
とは思ってみても、煩悩は断ち切れず、一時の快楽のためにamazon.co.jpをさまよう。

2008年04月21日

暖かくなってきました

朝起きて、パン屋に朝飯を買いに走り、帰りにクリーニングを出して
帰宅次第玄関前の掃除、朝飯を作りながら洗濯機をまわす。
程よいところで嫁を起こしてきて、一緒にご飯。
昼、近所(と言っても徒歩20分位先だが)のダイソーに、書類ホルダを買いに行く。
2年前から購読しているナショナルジオグラフィックの整理のためだ。
行く途中、次郎丸の中華屋春華苑で担々麺を食べる。
帰ってくると、もう3時過ぎている。洗濯物を取り入れ、建設業計理士の
勉強をする。それから、部屋の片付け。

せわしい日曜日でした。

写真は、100年前の任天堂Wiiの広告。

2008年04月22日

人を育てるとは

ある勉強会の責任者を任されている。
もう3年くらい続けているが、なにしろ専門的な知識が必要な上に、
参加者にそれほどの熱意がないため、いつまでたっても僕vs全員という
図式のままの活動スタイルだ。中ボスや次期リーダーが育っていない。
というわけで、組織を3つの半に分け、それぞれに班長をおいた。
僕はどこの班にも属さない。
班長さんに対してはアドバイスを行うが、班の運営には携わらない。
で、班の活動報告を送ってもらう。

後継者を作るのも、リーダーの役目だと思う。やり方は人それぞれだけど、
作る意識は持っていないといけない。
いつまでたっても”次の人物”が作れていない事に危機感を感じきれていない人は、
すなわちリーダーの資質に欠けると言える。


2008年04月23日

不正

金融にいた頃、トップクラスの営業マンがうちの支店に指導に来た事があった。
うちもそこそこ成績は出していて、だけどどうしてもそいつの成績を抜く事ができなかった。

年は僕よりも少し下、まだ30くらいだったと思う。
そいつは不正をしていた。
なんとなくだけど、みんな気づいていた。
商工ローンの会社だったけど、個人を事業主に仕立て上げて融資を繰り返していた。
顧客はすべて、ある特定の人物からの紹介だった。
そいつがうちの支店に来てなにを語ったかはもう覚えていない。
ただそいつが休憩室で、窓の外を見ていたときの背中はいまだに忘れられない。
僕は訊いた、どうしたらそんなに契約が取れるのか、と。
本気半分、嫌味半分の言葉だった。
彼はなにも答えなかった。ただ全身に疲れたような、魂の抜けたような雰囲気が
あった。そしてそんな雰囲気を、他人の前に隠す事なく漂わせていた。
こいつは限界だと思った。

ほどなく、奴の不正がやくざサイドにばれる事になる。
支店が街宣車で囲まれ、わあわあと仕事にならない状態が何ヶ月も続いたという。
奴は家族ごと逃げて、今はどこで何をしているのかわからない。


2008年04月24日

声に惑わされない心

風邪をもらった。お返しする方法はないだろうか。

最近、またカーネギーの本を読んでいる。
ビジネス書に分類され、しかもアメリカの本なので誤解する人が多いと思うが
中身は、そのテイストは意外と東洋的なのかも知れない。
自分の非を認める、詫びる、不要な議論はさける、相手の気持ちを考えるなど、
これが古き良きアメリカなのかと感じる内容だ。
ひょっとしたら、今でも教養のある人たちの間ではこういう道徳がきちんと
息づいているのかも知れない。
いや、ひょっとしたら大部分のアメリカ人が、そういう律を重んじているのかも知れない。
一部の声の大きい人たちに、僕たちはだまされているのかも知れない。

そうじゃないのかと思っているその向こう側にある真実、そういう姿を見る力は、
ものに惑わされない、信じる心の強さだと思う。


2008年04月29日

サラリーマン!

土曜日は、急な呼び出しがかかり一日会社で過ごしてしまった。
仕事だからしょうがないとはいえ、朝いきなりの呼び出しはさすがにこみ上げてくるものがあります。
それから、「頼まれたら『ハイ、喜んで!』」なんていうセリフがありますが、
それは仕事を依頼した側が言う言葉じゃないと思います。デリカシーないよ。

いろいろ忙しく、みんな走り回っていますが、なかなか役に立っていない自分を
不甲斐なく思うばかりです。
仕事ができるようになりたいです。・・・


2008年05月27日

引っ越しを計画

引っ越しを計画している。
場所は、早良区次郎丸の某所。
マンションだが、専用庭に3畳くらいの地下倉庫がついている。
本来分譲マンションだったという事で、作りはしっかりしている。
時間が欲しいね。

2008年05月29日

雨の日

amazon.co.jpで、同じ本を2冊も購入してしまった。しくじった。
といわけで、早速読みながら寝る事にします。

2008年06月02日

ゴミはどうするの

さて、引っ越しですが、嫁の服、バッグ、化粧品、変なサプリ、ブーツ、腐れ漫画本etcが
全然整理できていない。
まず捨てるもの捨てないものを分けるように言ったのだが、全部持っていくだと。
誰が運ぶんだよ。

2008年06月04日

過干渉

歳も40、世帯構えて6年ともなれば、もう自分なりの暮らしが出来上がっていて
困った事があってもなんとか解決(もしくは諦め)する事が出来る。
一番さけたいのは、親の過干渉。
困っていても、困ったと実感しないうちに助けてくれるので、危機意識が身に付かないし
切り抜ける知恵や根性が湧かなくなる。
勘弁してほしいんですが。

2008年07月30日

一段落つきました

引っ越しが一段落つきました。
会社の方は相変わらずの忙しさですが、なんだか力が抜けています。
力が抜けているのは、暑気にやられたせいもありますが
忙しくしないと気が済まない人たちが、簡単な事をよってたかって
回りくどく、忙しくしている事に最近気がつきまして、
付き合ってらんねえよ、というのが本心です。
辞めていく人に、微妙な言い回しで有休消化をさせないなんて
もううちくらいの規模の会社がする事じゃないと思うんだけど、
こういう感覚が法人としての人格を低め、他所から軽くみられる
原因なんだろうなと感じます。
感謝だのやる気だの、スローガンの飛び交う職場ではありますが
日々のふとした動きの中に出てくる動きこそが本性であり、
結局変わる気無いんだな、と確信せざるを得ない。
愚痴はなるだけ書きたくないんですが、体の中にとどめておこうと
すればするほど、感情がフンヅマリになって、言うべき言葉までが
出てこなくなっちまうんだな。

2008年07月31日

Wizardryで遊ぶ

何かの拍子に目に入り、どうしても忘れられなくなり買ってしまった。
PCゲーム「Wizardry」。
思えば20年くらい前、ファミコンでシナリオ#2をプレイしたのが始まりだった。
それ以来Wizにはまり、スーパーファミコン版、プレイステーション版と
遊ばせてもらってきた。
時間がないので全然遊べていないが、ある程度のところでレビューを
書いてみたいと思う。

Wizardryで遊ぶ2

そのWizardryというゲームは、地下や迷宮という閉塞空間を、一歩一歩進みながら
モンスターを倒し、宝物を探していくゲームです。
パーティは、6名。画面は自分視点ですので、自らの姿を見る事は出来ません。

状況はすべて、画面下や右のウィンドウに表示されます。持ち物やら、キャラクターの
名前やら。・・・

キャラクターですが、5つの種族、8つの職業、3つの性格の組み合わせとなります。

種族は、
ドワーフ・・・体力があるが鈍重。
ノーム ・・・敏捷で信仰心が高い。
人間  ・・・良くも悪くもない。信仰心が低い。
エルフ ・・・非常に知性が高い。体力がない。
ホビット・・・力は弱いが、敏捷で幸運の持ち主。

職業は、
戦士 ・・・剣やハンマーなどの直接攻撃が強い。ほとんどの武具を装備できる。
僧侶 ・・・見方の受けたダメージを回復させる魔法を使う。
魔法使い・・攻撃魔法を使い、敵にダメージを与える。
司祭 ・・・僧侶、魔法使い両方の魔法を使う事が出来る。冒険の中で手に入れた
アイテムを識別する(アイテムのほとんどが、識別しないと装備、使用が出来ない)。
盗賊 ・・・迷宮内に散逸する宝箱を開ける事が出来る。
君主 ・・・僧侶の魔法を使える戦士
侍  ・・・魔法使いの魔法を使える戦士。唯一、「ムラマサ」という刀を装備できる。
忍者 ・・・盗賊の力を持つ戦士。

性格は、
悪  ・・・君主になれない。
善  ・・・忍者になれない。
中立 ・・・君主、忍者、司祭になれない。

ゲームの目的は、悪の魔法使いを倒す、アイテムを集める、囚われの人物を救い出す
などなどで、ストーリーは単純。とにかく迷宮に迷い、パーティを育て、アイテムを集める
ことが楽しいゲームです。
ゲームバランスは、他にここまでシビアなゲームはないんじゃないのかってくらい
初心者に厳しいゲームとなっています。
迷宮に、本当に迷ってしまいます。20x20のマス目に仕切りをつけた迷路ですが、
東西南北が不明瞭で、突然不思議な力で来た事のない場所に飛ばされたり、
一方通行だったり、紙に鉛筆で地図を書きながらでないと、まずプレー出来ません。
モンスターは本気で強いし、キャラは成長するまでは攻撃を相手に当てる事すら
出来ません。

しかし、非常に質の高いグラフィックに魅せられ、

音楽に酔っていると、

ファイルをダウンロード

そんな厳しさも「乗り越えるべき壁」に見えてきます。

今回購入した「Wizardry外伝 五つの試練」は、なんと5本のシナリオが入っている
お得仕様。
外伝というのは、本国アメリカではなく日本で制作されたシナリオの事を指します。
なんとなくサブっぽい響きではありますが、雰囲気を重視した明快なシナリオ、
丁寧に書き込まれたグラフィック、質の高い音楽と、本伝に迫る人気を誇っています。

20年来のWizプレーか。Wizの世界ではまだペーペーの部類。ゆっくり遊ばせて頂きましょう。

2008年08月02日

赤塚不二夫、逝去

漫画家の赤塚不二夫氏が亡くなりました。

振り返れば、生まれて初めて買った(買ってもらった)漫画単行本が、
赤塚氏作の「天才バカボン」第6巻・KCコミックスだった。
7、8歳の頃だったと記憶している。
生まれてはじめて少年誌の漫画を見た僕は、一話一話にきちんとストーリーがあり、
言葉遊びや教育上よろしくないネタがぎっちりと盛り込まれていることに
ショックを受けたものだった。
漫画って、こんなに面白いものなのか!開眼した僕は、親父にせがみ、
バカボンはもちろん、ちび太やらメチャクチャNo.1などの赤塚作品を
ことごとく揃えた。

この人の作品の魅力は、ネタが非常にバカバカしくて、それが読んでいて
爽快感があったり、単純にワハハと笑えたりするところにあると思うのだが、
どこか作品中に漂うさみしさ、郷愁感、が味になっていたと思う。
これはおそらく作者本人も確信していて、バカボンの作品中に
ストーリーに全く関係がないのに時々織り込まれる「夜の犬」の大イラスト
がそうだ。

絵がうまい、ネタがうまい、きちんとプロフェッショナルに仕事をこなす
漫画家は、たくさんいる。しかし、赤塚氏や永井豪のように、
それ本作と全然関係なかろうもん、という部分にぐいぐいと入り込んでいく
(しかも本人も止められない)、振り幅の大きなタマシイをもった漫画家さんというのは
もう出てこないだろう。
思えば、いい時代に育ったものだ。

2008年09月08日

ひとやま超えました☆

会社では決算時期、個人的には資格試験、と、本当に文字通り寝る暇もない一ヶ月間でした。
酒を断ち、スポーツジムも断ち、平日は会社、日曜日は専門学校通いが続きました。
昨日は、試験が終わって家に帰ってから冷や酒をコップに一杯一気飲み。
この日のために買っておいた、江川酒販の「槽汲み」。


いつものやつです。

このお酒は生きているので、春先の汲んだばかりの頃は軽いけど、
だんだん発酵して濃くなってきます、というおかみさんの話を思い出しつつぐいっとやると、
うは、濃い!
生まれて初めて、日本酒に氷を入れて飲みました。でも旨かった。

先日の資格試験の会場は、九州産業大学でした。
僕の受験する資格の他に、もう2つほど資格試験が開催されていて、学校周辺は
わりと賑わっていて、学内にJRの切符特売所が出ていたくらいです。
で、帰りは大混雑、大渋滞。電車なんて、プラットフォームから改札口の外まで人が
並んでいる程。
並ぶ、とか、待つとかが大嫌いなこの私ですが、気がついたら

近所の中華屋さんで餃子定食を頼んでいました。
JR九産大駅前にある「味のタウン」の中の一店舗で、手作り餃子が自慢のお店。
少し日本語が怪しいお母さんが、一生懸命作ってくれました。美味しかった!です。
壁に貼り出されているメニューを見れば、青島麺やらトマト丼やら、見慣れぬ商品が並びます。
近いうちに嫁を連れて食べに行くことに決めました。

しかしさすが学生相手。安い、旨い、多い!ライスもドカ飯だし、餃子の皮はもちもちしてるし
いいなあ、うらやましいぞ九産大生。

(補記)「来福」というお店でした。

2008年09月20日

nano来ない

注文後7日程度で発送だったnanoが、まだこないな。・・・
せっかくですので、レンタル屋に走ってB'zのアルバムを何枚か借りてきて、
ライブラリを充実させています。
けっこう意外に思われる事もあるんですが、B'zが好きで、昔から聴いています。
初期の、TM風のテクノサウンドから中期(?)の歌謡曲ロックあたりまでを
良く聴いています。
まっちゃんの書く曲は、単純にメロディが奇麗だし、稲葉君の歌詞は
男心に響く内容が多い。え、馴れ馴れしい?タメ年だからいいんだよ。

先週の三連休は、会社の合宿研修でした。
2連泊してケンケンガクガク語り合うのですが、痛感したのは、まあほんと、みんな
人の話を聴いてないな、という事でした。
雰囲気的にこちらもアツくなって語り、普段はほとんどないのですが、
やりこめたりもしました。
すると、こいつはいい事言うけど経験が浅い、なんてオチをつけたがる。
そういう事を平気で他人に言うもんじゃない、建築経験はないが、金貸しと
出版の世界で、ギリギリの頭脳勝負の場数だって踏んできているんだよ。
普段そういう部分をにじませないと、見えないんですか?
ということだ。

2008年09月21日

嫁実家の法事

先日は、嫁方の法事に参加してきました。
地元の大学の考古学教室を創設された学者さんで、お世話をしてくれた
住職さんは、その教室の第1期生にあたる方です。
今回は、台湾から呉さんも参加し、ひときわ賑やかだったのではないでしょうか。
住職、呉さん、嫁の叔父、知り合い、義父と、九大30ン期生のちょっとした
同窓会の雰囲気もありました。

とにかく、お寺が立派だった事に驚きました。豪華壮麗という意味ではなく、
檀家さん達の「100年の大計」という熱い思いに感激した建築士さんが、
200年は持つ設計を行ったという、力強い思いのこもった建物です。
「厨房とトイレは総檜」←料亭並みの設備です。そう感想を述べると、以前
旅館みたい、と言われた事があったとの事。
「ここの仕切りを開けると(ガラッ)200人は入ります。コンサートのときなんかは・・・」
え?
そう、こちらのお寺は時々クラシックコンサートを主催されています。
お好きなんですね。

そして一通り仏事が終わり、「献杯!」の発声でお食事会。
揃いも揃って飲めない嫁一家では、いままで住職も物足りなかったらしいのですが、
今日は呉さんと、この私が参戦しています。
「今日は特別な酒を用意しています」と、中座した住職が一升瓶をブラブラかかえて
再入場。ラベルに”越乃寒梅”とか書いてありますよやっほー。
きちんと空にしてきました。
なんとかグダグダにはならず、外様の礼節と酒飲みの義理は果たせたかな、と
思っていると、「少しは見所がある」とお褒め?の言葉を賜りました。

出会いの妙、というものは確かにある。そして、出会いを喜べる人物も、
この世の中にはたくさんいらっしゃる。
そういう人たちとたくさん出会い、目の覚めるような体験、知識を貪欲に得たいな、と
思うこの頃です。

こちらのお寺の、オリジナル徳利。
なんだよ、それ(笑。

2008年09月22日

今夜のお酒

21日の話ですが、嫁の実家で晩ご飯をいただきました。
そのときに、近所のスーパーで買って行った日本酒を呑んだのですが、
これが当たりでした。
銘柄は不明です。新聞紙にくるまれたまま販売されていまして、
商品名を示すようなラベルは貼ってありませんでした。

味は、少し甘口で、コクの強い、酒飲みのための酒です。
一緒に呑んだ剣菱がかすみました。
5合で千円少しでした。こういうお酒がスーパーで買えるなんて、
いい時代です。

佐賀県のやまと酒造さん。

2008年11月09日

買ったもの:『増補 幕末百話』篠田鉱造

読んでいて、侍がキライになりました(笑。
本当に、簡単に人を殺すし、そこには崇高な理念、いわゆる武士道というものは、
微塵も感じられません。斬りたいから斬る、腹立ったから斬る、
で、斬ったらダッシュで逃げる。

例えば冒頭・第1話『江戸の佐竹の岡部さん』に出てくる岡部菊外という侍。
以下は本文をそのまま引用。

『何か話せとおっしゃるが、別にこれぞという逸話もないが、
ここに生涯に八十八人を切った男がある。ソレを一つ聴いてもらうかね。
 その男は、佐竹候の家来で百石取、岡部菊外という仁(じん)さ。
屋敷は神田佐久間町二の二十八、佐竹の中屋敷に住んでいたが、
剛胆と言おうか無茶と言おうか、人を斬るのが飯より好きで、新刀(あらみ)を
求めると七人を斬らねば本当の斬れ味が分からないと言っていた。
 で、柄巻き師へは、取っ替え引っ替え刀を持ち込む。
これは血糊で柄が腐ってしまうからだ。・・・』

話者はすべて、幕末を生き抜いてきた古老達。
 国史としての幕末〜明治の流れはきちんとした記録があり、研究者がいて、学問として後世に伝えられている。
しかし、その辺のおっちゃんおばちゃん達が体験し、
あんときはこげんやったとよ、と語ってくれる市民レベルの歴史物語は、
そうそうお目にかかるものではなく、体験者の寿命とともに、この世から抹消してしまう。
それを惜しいと思った篠田が、名も無き人達から時間をかけて収集した、
非常に貴重な話集がこの本です。

 この、岡部氏の人斬り話はまだ続き、顔に泥を塗ってくれた風呂屋に
一泡吹かせるために一計謀った話で〆となります。
もちろん人斬りの岡部氏、ただの方法ではありません。
刑死した罪人の死体から手首を切り取り、湯船に放り込むという事をやってのけ、湯屋を寂れさせています。まさに剛毅というか、無茶というか。・・・

 次は、逆に辻斬りに遭った町人の思い出話。

『三人の侍は、バラバラと私を取り巻いて、(略)もうこの時は一人の侍、
私の襟首を捉え、一人は手を押さえているんです。
ヤッ試斬だなと思った時のヒヤッとした心持ち、胸はドキドキッと動機の早鐘、
速くなって震え上がっちゃったんです。』
結局、このご仁はタイミングよく逃げ仰せる事が出来たのですが、
辻斬りにやられた側の話なんて、そうそう聴けるものではありません。
命拾いを皆に祝ってもらって、赤飯を炊かれたなんていかにも庶民じゃないですか。

 他にも、正月三ヶ日の深夜帰宅していると、雷門の辺りに5人ほど
身を寄せ合っているのがいて、こちらに手招きをしている。
近寄って訳を聞いてみると、少し離れたところで侍同士斬り合いをしていて、
とばっちりを避けるために見知らぬ同士だが身を固めているという話。
「あそこで闘(や)っていますよ」。
耳を澄ませば、成る程刀の触れ合うチャンチャンという音が聞こえてくる。・・・

 暗い話ばかりではなく、お殿様の寝室の作りが、いかに豪奢であったかとか、
目隠し鬼をする新米の小姓が、目隠しをはずすとお殿様が茶目っ気たっぷりに
ワッと顔を近づけていて、仰天しまくった話、
お茶壺道中のお茶壺は、羽二重で包んで綿入れの袱紗(ふくさ)で
くるんでいるから、放り出したって壊れっこありませんというトリビアなど、
自分から5、6代前の人達がどんな世界で、どんな事を感じ、考えながら
暮らしていたのかが分かります。
 教科書には載っていない、というよりも、おじいちゃん、おばあちゃんからしか
伝わらない昔語りという雰囲気の、味わい深い小話集です。

気に入ったら、こちらからご購入ください。

アマゾンのストアにリンクしています。
アマゾンは、購入価格が1,500円以上だと送料が無料になります。
どうせなら・・・という方は、以下も合わせて買ってみても良いかも。

明治百話(上)(下)。私は上下巻とも持っています。
基本的に幕末百話と同じ作り方で、ただし話の対象が明治時代になっています。
人気のあった出張天婦羅屋の話とか、大久保利通の奥方の髪結いをしていたという女性の話など、こちらのほうがバラエティに富んでいて、飽きがこないかも知れません。

『浅草の東京亭の金田の親爺さん、デップリと太った通人肌で、
(略)東京亭を竹本大和太夫に譲ってしまい、自分は「扇夫(せんぷ)」と名乗って、
この人発明の「出揚げ(であげ)」というものを始めたものです。
 どこのお宅へでも呼ばれて、天ぷらを座敷で揚げる工夫をしたもので、
マアお座敷天婦羅の元祖でしょう。その工夫が巧妙に出来ていました。
 まず箱を二つ用意し、一の箱には揚げる野台が納め込んであって、
今ひとつの二の箱には、材料から水から粉から、油鶏卵といったように、
五人前の注文があると、チャンと五人前、少しも滞りなく、
物屑一つ残さないように、万事万端お座敷で始末をつけたもので、これが大評判でした。
 〜鶏卵を割り、天ぷらには白粉を使い、五人分を揚げた上、
ソノ残り油で茄子なんかあげて出します。
最後の鍋の油を掃除するときに、前に残しておいた、鶏卵の黄身を、
玉子焼きにして五人様のところへ差し出し、
「ヘイこれでお仕舞でございます」といった手柄は、思わず知らず
主客にヤンヤを叫ばれました。
 〜あの道具がさ、どうなったものか、今日になってもチョット粋なものですが、
そうそうあの時の配り手拭が、洒落ていました。
玄魚の案で、魚屋の平鍵を一本横に描いて、焼印にソノ「扇夫」と捺したところが、
全く意気なもんでした。』
・・・本当に粋だなあ。これが明治の通人か。

2008年11月22日

Product Red壁紙の元画像

壁紙を作ろうと思い、上のような画像をネットで探し出しました。
元画像は、縦横約2倍のサイズです。
これをフォトショップで開いて、レイヤに複製し、180度反転してぼかしをかける。
そして、乗算を適用。
さらにその上に真っ赤なレイヤを置いて、透明度を若干上げます。で、ふちを薄く黒く塗る。
一番上に、白文字でテキストを置いて、完成。

この辺の、完成図を頭の中に描きながら、いろいろチマチマと手をかけていく過程が面白いんです。興味のない人には、何言っているのかチンプンカンプンですよね?
この世のほとんどの壁紙(無料だろうが)は、
作者さんのこんな手数があって生まれてきています。

最近感じるのは、情報デバインドです。情報格差。
政治の話は書かない事にしているのですが、ちょうどタイムリーな話題で
この情報格差に関わる出来事がありましたので、採り上げてみます。
麻生首相の、医師は常識が足りない人が多い、という発言です。
これは、池田信夫 blogにあるように、報道機関により前後の文脈が取捨選択されて
伝えられているという問題があります。

池田信夫 blog「医師会には社会的常識が欠落している人が多い」

氏は、記事の中でその前後の文章を披露しています:
(医師不足が)これだけ激しくなってくれば、責任はお宅ら(医師)の話ではないですかと。しかも「医者の数を減らせ減らせ、多すぎる」と言ったのはどなたでした、という話を党としても激しく申しあげた記憶がある。

さらに、日本医師会出身である宮崎秀樹議員(当時)の、
日本は医師が多すぎるという発言が引用されている。
つづいて氏がNHK記者時代の過激な体験が披露されているのだが、
それはリンク先で確認を願おう。
要は、医師は実際に非常識が多いのではないかという疑問(結論?)が、その体験から導き出されている。

この辺りの背景を首相の発言の背景として知っておかないと、発言の真意はおそらく
伝わらないし、大手マスコミはひょっとして意図的に「非常識」発言を
クローズアップしているのではないか、という疑問に行き着く事は出来ない。

毎朝、ラジオでサラリーマン向けの情報番組を聴いている。
おおむね面白く聴いているのだが、年配のDJ氏は、この業界の古株らしく”左の強打者”。
1から10までの自民党批判はスカッと胸がすく事もあるが、情報としては陳腐かつ役に立たない。
池田氏のブログで発言の背景を情報として身につける事がなかったら、僕も表面的な
首相批判を続けていたかも知れない。

それにしても、なんでも許せなくなった人が増えたような気がします。
もっとおおらかに、多少のアイタタは笑って見逃すのが人間の幅かと思うのですが、
そういう奴は見なくなったな。
ネットやテレビで、情報がまるで大洪水のように僕らの周りに溢れているように感じますが、
たとえ5万件、10万件の情報が集まろうと、その人に必要な情報量はそんなに
変わらないと思うし、ゴミ情報が氾濫するせいで、必要な情報がどれなのか
分からなくなっているという問題があります。
そして、情報は人を容易に批判家に育て上げるんだな。

2008年12月02日

ささやかな忘年会

先の日曜日、嫁と嫁の両親、僕の両親の6人で忘年会を開催。
前原のお寿司屋さん美はる寿司で、ささやかな?ひとときを。
喜んでもらえtだろうか。

久しぶりに画像処理ソフトを起動して、画像で遊んでいる。
iPodのジャケット表示部分に、自分の持っているアルバムジャケットを
貼り込んでみた。
たいした事じゃないんですけどね。

2008年12月13日

久しぶりの、晴れた土曜日

ひさしぶりに、土曜日に休んでいる気がする。・・・
季節の変わり目という時期でもないと思うのに、どうも調子が悪い。全然寝れん。
2時前後にうとうとして、朝6時には起きるという事がもう何週間か続いている。
はっきりと、寝不足なんですが、こういう状態が続くと、なんと表現したら良いのか
脳みそがむず痒くなってきます。
受験生のときにも経験したな、この感触は。

2年前に買った愛機・マックブックがいろいろと不調である。
まず液晶が、ときどき不意にチラつく。
バッテリ駆動で作業していると、ものの5分くらいで強制スリープに入る。こうなると、
もうどこをどう触っても動かない。バッテリーカラカラに近い状態だ。
iPodの認識がおかしい。
つなぐとiPodのアイコンがデスクトップに表示されるが、iTunesが起動して
そちらで認識されると、デスクトップのアイコンは消えてしまう。
で、このままスリープすると、復帰したときにiTunesからも消えてしまっている。
iPodはというと、つながったままフリーズしている。
なーんとなく、そういう仕様なのかなあと考えられないこともない点もあるが、
電源周りのマネジメントがおかしくなっているような気もする。
バッテリ駆動寺の不調は、そのままバッテリの経年劣化という事だろう。
寒い部屋に置きっ放しだし、2年もよく頑張ってくれましたという事にしておこう。

さあ、洗濯して、メシ作るか。

トランスフォーマー!

昔ちびっ子だった自分くらいの世代から、現代のちびっ子達まで
幅の広い人気を誇るアメリカのアニメ『トランスフォーマー』。
飛行機やら自動車がガンガン変形して、人形のロボットになって
悪いロボット達と戦うというものだ。
で、今、自動車業界ではこのトランスフォーマーに影響を受けた
CMが多い。

シトロエンC4(フランス)

もう単純に、面白い。すごい。
見て楽しく、そして訴求力がある、こういうCMならどんどん流してほしい。

そしてこちら。パロディかな?旧車にして名車、シトロエン2CVもがんばってトランスフォームしてくれています。
でも、さすがは50年前の車です。最高のオチがついています。

シトロエン2CVは、当時のフランス政府の、ドイツのフォルクスワーゲンに
負けない国民車を作ろうというスローガンによって生み出された車です。
”かご一杯の卵が割れないくらい、静かな車である事”が、クオリティの条件。
そして価格は安く、メンテは簡単である事。
いまでもファンの多い2CV。けど決して骨董品扱いするではなし。
この動画の作者のセンスって、好きだなあ。

日本の車も、海外ではトランスフォームしています。
日産 Dualis

2008年12月25日

買ったもの:ダンボーミニVer.

amazon.co.jpで衝動的に予約していましたダンボーの小さい奴バージョンが、届けられました。
記念に、昨年買ったダンボーamazon ver.とツーショット。
きちんと目が光ります。

あやしい親子連れだ。

2009年01月04日

今年もよろしく

なんだかんだで3年目に入りましたこのブログです。
今年も程よく更新していこうと考えています。よろしくね。

さて、福岡の正月と言えばブリです。
寒ブリの、脂がこってりのっている身を厚切りにし、こいつを肴にして
熱めの燗をお猪口でいただく。最高!です。
写真は、今年の我が家(実家ですが)のブリ刺。
御節をつつき、家族と初春を慶び合う幸せをいつになく感じた今年の正月でした。

朴さんのキムチ教室

これはいったい何をしている写真でしょう・・・?

3日に、嫁の実家に朴(パク)さんが遊びにこられました。
韓国の方で、義理の叔父と食品関係の共同事業を始められるという事で
実家にご挨拶にこられた次第です。
朴さんは、キムチ作りの名人。そう、この写真はキムチ作りの風景です。
ご挨拶がてら、キムチ教室の開催とあいなりました☆

一通り勉強させて頂きました。
白菜、梨、ショウガ、塩辛、韓国のお醤油、牡蠣、アサツキなどいろいろ入れます。
アミの塩辛やお醤油、唐辛子が日本にない物だったりで、本場通りの味の再現は無理みたいでしたが、それでも美味しい!キムチが出来ました。
唐辛子の粉末も、粗挽きと細挽きの2種類を使い分けたり、保存(熟成)するために専用の冷蔵庫を用意したりと、知るほどに深い世界です。

朴さん持参のキムチ用具。いろいろな調味料が必要ですね。

韓国の岩塩。ミネラル分が多いらしく、あんまり辛くありません。
朴さんいわく、日本の岩塩はキムチに使うには辛すぎるそうです。
なめてみて納得。

白菜は、刻み込んで漬けるのではなく、白菜の葉の間にキムチの具を挟み込んで漬けるのが正式だそうです。
食べるときに白菜を輪切りにし、切り口を見て漬かり具合を判断するとか。

味の秘密その1、アミの塩辛。

こんなに大量に出来ました!知り合いに配ります。

味の秘密その2、韓国のお醤油。
味噌を造る時に出る、上澄みだそうです。それと粗挽き、細挽きの唐辛子。
あんまりいろんなものをペロペロなめていたら、気に入ってもらえたらしく、アナタは料理が上手くなるヨとお土産に頂きました。


朴さんは古い儒教の教育を受けてこられた方で、礼儀をとても大切にされる方でした。
他人を尊敬し、自らをうんと低くする方で、キムチ以外にも色々と教えて頂いた気がします。
お正月早々、素敵な出会いでした。

2009年01月12日

そして大橋へ

毎年年末に、わざわざ早良区から大橋まで出向いて友達とふたりで忘年会をやっている。
もう何年続いているだろう。
昨年は、この友達というやつが塾講師なぞをやっている都合でどうしても
日程の折り合いがつかず、キャンセルとなってしまった。
じゃあ、というわけで新年会だ。
会場は、いつものとおり居酒屋桧乃鳥本店。
けっこう来ていなかったのに、赤霧島のキープを取っててくれていて
嬉しかったです。ほんと、ありがとうございました。
ここはおさかなが安くて美味しい。安心してオーダー出来る数少ないお店です。

食べかけの写真で、申し訳ない。もうだいぶん良い気持ちになっていたもので。
相棒のウスラハゲと、この店に通いだして何年経つだろう。
お互い、付き合う女が変わって、こっちは仕事が変わって、家が変わって
なんやかんやでくだを巻いたな。
出来れば今年こそ、出産報告をしたいものだ。

で、呑んだ次の日は、奥さん孝行しないとね。
糸島郡志摩町のレストラン『West Blue』に行ってきました。
奥さんの好きなドーナツが、どれでも100円!
たくさん買いました。

2009年02月15日

気持ちのいい朝。さあ、勉強だ!

経理士試験まで、半月を切ってしまった。
昨日、今日と、とても良い天気で気分が良い。たまっていた洗濯物をぜーんぶ洗って、
布団も洗って枕カバーも洗って、天日で乾かして、
部屋中を開け放って空気を入れ替えて、外出出来ない憂さをすっきりと晴らした。
黄砂と花粉で嫁には申し訳ないが。

2009年03月09日

試験が終わりました

先日の日曜日、どうにか無事に試験を終えることができました。
結果は、5月に入ってから発表されます。
手応えは・・・なんといいますか、玉砕とまでは言いませんが、もうなんかしばらくは
触れたくない、そんな感じです。
5月が過ぎて、この話題に触れなかったら、お願いですから察してやってください。

さて世の中は、呑気に試験なぞ、ひょっとしたら受けている場合じゃない位深刻な経済危機です。
この不景気は、サブプライムローンが引き金を引いています。
サブプライムだけじゃない、いろんな金融商品が生まれ、その債権が商品価値として
やりとりをされるようになりました。
バブルだなんだと面白いように資金をまわしていた時代がありましたが、僕たちは他でもない、未来の自分たちから金を借りて、刹那的に儲かっていた気分になっていたのだと、僕は思います。
社会人を長くやっていると分かります。利潤というものは、あるとき急に増えたり減ったりするものではありません。どこかが儲けていれば、それは他所の儲けを分捕っているからで、必ず損が起きている。しかしバブル機の日本は、そして数年前のアメリカは、誰もが(それなりに)儲けていた。
異常なまでの好景気だった。
この、富の配分が非常にいびつだったのは、利潤を未来の市場から得ていたからです。
だから、皆が儲かっている気になった(実際儲かっていたと思う)。

お伽話みたいな話をしているって?
金融商品は、返済期間という時間軸を、その特性としてもっています。
つまり、将来長期にわたって(返済が続いている限り)コケる、つまり資金繰りがストップしてしまうリスクが厳然と存在します。
逆に言えば、返済期間の間に得るであろう儲けを、
すべて蓄積して融資の実行段階に一括して使ってしまう、そういう性質を金融商品は持っています。
そして僕たちは、それを皆でやってしまったわけです。
僕たちは、未来の自分たちに大きな借金をしてしまいました。
今は、当然の結果として貧乏生活です。今この時代に使うべき金は、大半が過去に使い尽くされていますから。
どこかの産業が悪いんじゃない、どこも悪くない。ただ本当に、金がないだけなんだ。
一番苦しい貧乏生活ってなんだと思います?仕事がないからお金が儲からない事?
僕は、働いても働いて働いても、お金が入ってこない状態だと思います。
まわす資金そのものがないから、経済活動は停滞せざるを得ません。
そしてやっと入って来た大切なお金を、旧態依然の使い方であっさり消費してしまうようであれば、その人、会社には未来はないと思います。

聖域なき固定費削減を、という掛け声を信じて、核心を突く削減案を提案した人達がいました。
それは、ある商品を切り捨てるのではない、買い方を変える・買う量を減らす・一部を代替品にする等の工夫をし、費用を圧縮しようという、妥当かつ今一番我々に必要な改善提案でした。

しかしそれが提案されるや、その商品に携わる人達によって、いかに削減をするのではなく、必要か・必要でないのかという論旨にすり替えられました。
削減提案が不要論にすり替えられ、意識が低い、と、かつて「聖域無き固定費削減を」と声を発した人物から叱責を受けることとなりました。

冷静に現状を鑑み、本気で状況を変えたいのなら、もう一度書きましょう「切り捨てるのではない、買い方を変える・買う量を減らす・一部を代替品にする等の工夫をし、費用を圧縮しよう」というその方法の論議を始めるはずだと思う。

貴重な削減提案を、即、不要論だと反射的に判断し、”意識が低い”などと高いところから否定するのは、滑稽で醜い。
”こういう意見が出ると思っていた”的な待ち構えを感じざるを得ないし、なにより冷静だとは思えない。
冗談でもなんでもなく、一度冷水で顔を洗って出直して来た方が良い。
そうでもしないと、提案者にとって失礼であろう。


話は変わりますが、

あ、これ、試験が終わって買いました。
自分へのご褒美です(*^o^*)


最近のプラモってすごいんです。
30年前の1/144スケール、いわゆる昔のガンプラでは絶対出来なかったポージングが、改造なしでやれてしまう!

コアファイターが変形までしてきちんと腹部に収まるんですぜ。
これでビームサーベルを振り抜くポージングが出来てしまうとは。

2009年03月20日

僕ら世代のガンプラとは

当時、僕は小学5年生くらいだったと思う。
この辺に住んでいたガキどもは皆、『太田模型』に、ガンプラを買いに行っていた。
前原商店街の東側の端、『どてやき』という最高に旨いホルモン屋さんの隣にある、小さな模型専門店。
確か決まった曜日にガンプラが入荷されるので、その日は行列まで作って開店を待っていたものだ。
田舎の常で、人気のあるモデルがたくさん入荷される訳ではない。僕らは日を重ね、少しずつ、コレクションを増やしていった。
そうやって、『待ち』を食って手に入れたコレクションは格別な愛着がわく。

で、ちょうどその頃、『模型とラジオ』とか、モデル系(もちろん模型ね)の雑誌でやたらとガンプラが特集され、モデラーがミリタリーモデルの手法をガンプラの世界に持ち込んで来て、それがやたらと格好良かった。

きれいに塗装をした上から、わざとすすけたように黒く汚す。面相筆につや消しの黒い塗料を少しだけ含ませて、プラモデルの角をグシャグシャっとこする訳です。すると、いかにも”使い込まれた兵器””今まで戦地で戦っていた”ような雰囲気が出せる。
あるいは、銀色の塗料で、グシャグシャっとやる。すると、実際の塗装がすり減って、下地の金属が露出したような風合いが出る。
ライターであぶって熱くなったクリップを、装甲部分に押し付ける。すると熱されて柔らかくなったプラスチックが少しめくれ上がって、あたかも銃弾を受けたような感じになる。
そうやってわざと汚したガンプラを、発泡スチロールで作った箱庭に数台配置して、ジオラマを作り上げる。
そうやって時間とお小遣いをかけて、ちょっとづつ知恵と技術、うんちくを身につけていったもんです。

これは今のガンプラ”ガンダム RX-78-2 Ver.2.0”の足部分。
あの白い装甲の下に、これだけのメカが内包されている。
足首はボールジョイントなので、全方位どんな角度にでも曲がる。足首前部とアキレス腱部分には、ダミーでサスペンションまで付いている。
足の甲は、指先部分、土踏まず部分、かかとの3カ所が曲がり、ちょうど陸上選手のクラウチングスタートのような足の恰好が無理無く出来る。
その分価格もそれなりで、一体3〜4千円する。300円で1/144を買いそろえていたあの頃とは、何もかもが違いすぎる。
その上、汚し、とか、スミ入れの技法が、インターネットで簡単にマスター出来る。

僕らのような、良く言えば子供の頃の夢を忘れられない、馬鹿な大人達にとっては良い時代になったもんだ。
お金をかけて、せわしく動いてあの頃作りたかった、模型雑誌に出て来るようなカッコいいガンダムが誰にでも作れてしまう。
ただ、焼きごてを押し付けて銃痕を演出したり、自分理論でコアファイター収納ギミックを作り込んでいたあの頃のワクワクハラハラ感が、ちっとばかり薄いなあ。

2009年03月22日

底に流れるもの

不景気な話で恐縮だが、人減らしの話だ。

経営が巧く立ちいかないのなら、人減らしだってやむを得ない。それはやむを得ないと思う。

よく、内部留保を取り崩してでも雇用を含む社員救済策をうて、という話がある。
まったく馬鹿な話だと思う。
内部留保のない企業には銀行は融資をしない。この世の中、借り入れなしで経営をしている企業は存在しない。
銀行融資が止まれば、即経営破綻に陥る。
こういう、会社のイロハを知らない事を声高に主張するのは、さすがに政治家と大手マスコミという名前のデマゴーグ、それとやたらと踊らされやすい低スキルの人達だけだったみたいで、最近はそういう論調も影を潜めたようで耳に入らなくなってきた。当然の事だ。

ただ、人減らしですが、減らす方にはヤバくなった会社を存続させるためという大義名分がある。
しかし、当然だけれども減らされる方(つまり会社都合でクビになる人達)にとっては、納得のできないものである。
そりゃそうだ。経営がうまくいかなくなったのは、たいていの場合、不況という抗いがたい外因よりも、経営側による経営判断の甘さが第一因となっているからだ。
そしてその尻拭いは、なぜかクビ、とか、減棒とか、我々一般従業員がさせられている。
べつに、売り上げががクロだからといって仕事の手を抜いた訳じゃない。
アカだからといってそれは従業員が手を抜いた訳だからではない。
我々は、クロだろうがアカだろうが、いつでも一生懸命自分の、サラリーマンとしての本分を貫いて来た。しかし、経営判断の尻拭いは、我々社員の人件費カットによって行われる。
やっぱり、理不尽だと思う。

しかしそれでも、人減らしはやむを得ないと、僕は思う。
問題は、人を減らす側に、会社がうまくいかんのだから当然だろ、という当たり前の気持ちしかないのか、申し訳ない!という、血の涙を振り絞るような気持ちがあるかどうか、だ。
それは特に、僕の在籍するような地方の中小企業にとっては需要な問題だと思う。
当たり前じゃん、と首を切る経営者には、社員はついて行かない。その経営者は、保身のために社員を犠牲にするものだと判断し、誰も腹の底から信用をしなくなる。
ここで血の涙の1滴でも流してくれるのであれば、そういう気持ちもなくなるんですけどね。

我々が日々学んでいた関わりだなんだというお題目は、こういう場面では通用しないものなのか。
それとも、社員の操作に有用であっただけという事なのだろうか。

2009年04月24日

自分を知る、ということ

 僕の人生の夢は、持ち家を構えて、子供と嫁と健全な生活を送ることだ。
で、鈴木大拙や新渡戸稲造、和辻哲郎等の本を腹一杯読み、理解し、自分という存在を見つめ、精神的に高みに達したいと思っている。
 こんな夢を語ったところで、おそらく仕方がないので、書類にはアルファロメオが欲しいですと書いておいた。
それも夢には違いありませんし、そういう分かりやすい内容を、おそらく望まれていたんだと思います。
私の人生の本道に関われるほどのものでもないでしょうし。

2009年05月18日

奥さん旅行中

土曜日から、うちの奥様が台湾に旅行中。
趣味の台湾語教室の皆さんと、研修旅行との事。
台北〜高雄を見てまわるらしい。高雄は行った事ないな。

写真は、全然関係ないけど先日お伺いした田主丸町にあるパン屋さん『シェ・サガラ』さんのゆずドッグ。
パンはもちろん、自家製みたいな良質のソーセージが美味しい。

他にも魅力のあるパンがたくさんありました。
日参出来る距離に済んでいない事が非常に残念。

シェ・サガラ
http://www.chez-sagara.com/

2009年05月19日

iida購入

連休中ですので少し前になりますが、携帯電話をiidaに換えました。
auの携帯は、今までどれも大仰で下品なものが多かったのですが、ようやくシックなものが登場。
これを逃すとこういうテイストのものがいつ出るか分かりませんので、さっさと機種変更してきました。

で、いろいろいじっていますが、基本的な機能はもう大きく進歩しないんじゃないかな。
今まで使っていた5年前の機種と比べて、飛び抜けて便利になったという印象はありません。
かえって、操作がもたつくような、レスポンスの遅さを感じてしまいます。
逆転裁判やら三国志やら妙なものが最初からインストールされています。
SDオーディオプレーヤーがついていません。
音楽を入れようと思ったら、ソニー製のリスモをWindowsPCにインストールして、iTunesみたいな作業をして携帯に転送をしないといけません。
リスモって、Mac非対応なんだな。よって、残念ですがMacしかうちにない人は、iidaで音楽を楽しむことはできません。
ううん、残念!

2009年05月29日

良い線いってるんだけど

 学生の頃、言葉というものについて色々と考えていた時期がありました。
 言葉について書かれた本を読みあさった訳ですが、一番心に残ったのが、丸谷才一と井上ひさしの『文章読本』です。
文章をテクニカルに読む、という事を教えられました。
 文学作品を情緒に任せて読むのも面白いのですが(いや、そういう読み方が一番正しいかと思いますが)、作品世界を構成するため、いかに作者が読者を本の中に引き込もうかとするレトリック、そういう技術の部分に着目して作品を眺めると、また違った興味がわいてきて、作者の心の動きが伝わって来るような気がしてなかなか面白い。
 言葉には、文字通りの意味もあれば、裏に隠された心の動き、その場の空気までいろんなものが含有されていて、発せられ、受け取られるものなんだなと思います。
日本語は奥ゆかしい、と言われるのも、文字面通りの意味よりも、そういう含有部分が大きいからではないのかな。

 「おつかれさま」という優しい言葉がありますが、これももちろん疲れている人に対して、あなた疲れていますね、と指摘をするためだけに発せられる言葉ではありません。
その人の働きに対するねぎらいや、尽くした力に対しての感謝が、おそらく言葉通りの意味よりも遥かに大きく含まれているかと思います。
この心が伝わらない人は、「いいえ、疲れていません!」→「挨拶を『お元気様』に変えましょう」と、こうなる。
 この奇麗な言葉の中に、血液中の乳酸の量を指摘する事しか感じ取れないなんて、さみしい生き方だ。
こういう心が通わない中で、どうやって”関わり”を育てようというのだろうか。・・・
それにしてもけったいな言葉だな、お元気さまだって。
元気な人に元気ですねと声をかけて、一体どうしようというのだろう。ああ、これにも言外の意味が含まれていて、さしずめ”シャカリキに働きな”ってところかな。
なんにせよ、センスを疑う。


2009年06月07日

太極拳、始めました

先月末くらいからになるけど、太極拳を習い始めました。
24式という、入門者向けの型です。
少林寺拳法の心得があるし、腰の落とし方や手の払い方や構え方には、いささかの自信はあったんですが、・・・思い上がっていました。
50をとうに超していると思われる先輩受講生の方々の方が、遥かに滑らかで上手!
齢40を超えての習い事です。
まあ、楽しくのびのびと\学びましょう!

2009年06月08日

男の手料理

グループ会社の仲間から露地物のタマネギをもらった。
さて、数少ない僕の弱点の一つが、このタマネギというヤツだ。どうしよう。
そのままじゃ食べられない。

というわけで、久しぶりにトマトソースを作ってみました。
タマネギをみじん切りにして、オリーブオイルでじっくりと炒める。
目にちくちくと刺激が走り、部屋の中に香ばしいタマネギのにおいが広がります。
まだ塩を入れていません。ちょっと舐めてみましたが、甘い!旨い!
写真を後日アップします。

今回の反省
タマネギのみじん切りを炒める時は、ホーロー鍋は使っちゃ駄目だ。
木べらにタマネギがくっついてきて、うまくかき回すことができませんでした。

2009年06月12日

男の手料理・トマトソースを作る

左側がトマトの水煮、右側がタマネギのペーストです。これからこんがりと炒め上げていきます。
オリーブオイルを減らして、にんにく抜きで作ったら見事に裏目に出ました。
イタリア料理ならではの粗野で「わ、旨そう!」と本能に訴えて来るものがすっかり
抜け落ちてしまい、ものすごくヘルシーな感じになりました。
うむ、でもこれはこれで、たとえば冷製パスタには使えるかも・・・なんて思ってみたり。

改めて見ると、タマネギも炒め不足だなあ。トマトの量も少ない。
気合いが抜けてますよ、さえさん!

2009年06月13日

太極拳の資料を漁る

 つくづく、良い時代と言いますか、すごい時代になったなと思います。
ちょっとインターネットを使ったら、本場中国の名人と呼ばれる方々が演武されている、非常に貴重な武術の動画が、それこそどれを見ようか迷ってしまうくらい大量に探し出すことができる。
インターネットがない時代には、絶対にあり得なかった事です。

 なけなしのお小遣いをはたいて、そこに書かれている内容が果たして本物かどうかいっさい保証のないノウハウ本を買い、よく意味の分からない文章を必死に読み解き、掲載されている写真を見よう見真似で体得して、これ違うんじゃないか、と、うっすらと気づきつつも拳法を身につけた気になっていた、そういう時代を、少年時代を僕は過ごしてきました。

 僕は運に恵まれて、非常に身近なところで優秀な先生のもとで太極拳を練習する機会を得、インターネットで貴重な套路を見、身に染み付いている少林寺拳法の型と知識で、ある程度までは拳の理を理解することができる(もちろん深い部分まではまだまだですが)。
 ドン!と腰を落として、腹の底から声を出して、連打をしない一撃必倒の拳を繰り出す”九州流”の少林寺は、中国の”伝統拳”に通じるものであり、本山から怒られながらも自らを信じて研鑽してきた事は間違いじゃなかったんだなあと、今、拳を学びながらつくづくと感じてしまいます・・・このあたりはあんまり書くとまた怒られるな。ふふ。

Youtube様々です:

陳式太極拳

大きな山のような印象です。こういう風格を身につけたい!


さてこちら、漫画『拳児』のおかげで名前の知られる事となった八極拳

ぜひ、音を大きくして鑑賞してみて下さい。Shen jiarui氏の呼吸が聞こえます。
これはすごい事です。

2009年06月27日

M.ジャクソン 死去・・・

 薬物と身体改造で、もう体も心もボロボロだったのではないだろうか。
尊敬するアーティストの一人、マイケル・ジャクソンが先日亡くなってしまった。

 ファンの一人として、もっと彼のパフォーマンスを見たかったと思う反面、
そういうファンの心理がおそらく彼をつぶしてしまった大きな原因ではないのかな、とも思っている。

 彼はおそらく、とんでもなく高いところに自分の理想像を置き、それを実現しようとしていたと思う。
そしてそれに向かって才能を磨き、作品を発表し、ファンをはじめ世間の評価を得る。
ファンは当初は彼の夢に追随していた。ところが、ある時点から、ファンの望む
”マイケル・ジャクソンはかくあるべき”みたいな偶像が彼の理想を超えてしまい、今度はマイケル自身が”かくあるべきマイケル”を体現すべく、ファンの後を追うようになった。
自分の夢ではなく、ファンの夢、理想を追いかけだしたのではないだろうか。

 死亡説ですが、実は僕はそれほど信用をしていない。
僕が彼なら、死んだと見せかけて社会から完全に姿を消し、改造に改造を重ねた身体を元に戻す手術をじっくりと受ける。
顔かたちをすっかり元に戻し、肌の色も元通り、心肺機能や筋組織(ドーピングでボロボロのはず)も回復させて、全く新しい人生を、いや、ひょっとしたら本来歩むべきだった人生を静かに歩き出す。
偶像はこれで、きれいなまま記憶に残される。

 もはや、彼の生死はそれほど大きな問題ではない気がする。
マイケル・ジャクソンという世紀のヒーロー、おそらくもう出ないであろう最後のアイドルが、最も美しいまま歴史に名を残すとこになり、本人はひょっとしたら喜んでいるのかも知れない。


2009年07月05日

頭も使わないと!

 MacBook proの起動時間が、なんだかMacBookに比べて長いように感じたので、
OSを再インストールしてみました。
個人フォルダは、新機能”timemachine”を使い、完璧に移行出来ました。便利になりましたね。
Windowsもこれくらい簡単に移行、復旧が出来たら職場で非常に助かるのですが、改善されるかな。

 5月の終わりから太極拳を習い始めて、1ヶ月を過ぎたくらいです。
気づいた事をいくつか書いてみたいと思います。

つま先の向きが変。
 基本的に、敵対する相手に対して、つま先や膝頭は向けるものだと思っていましたが、どうも太極拳は違うようだ。
どちらかというと、自分が動きやすい方向に足先を向けている。
僕の、敵がいる位置の想定が間違っているのかも知れない。

視線が変。
 動作中は自分の手のひらをじっと見ている事が多い。雲手や単鞭とか。
敵から目をそらすな、と今まで教えられてきましたので、非常に違和感を感じます。
これは、先生に質問してみたところ、手のひらではなく、
手のひらの先にいる敵を見ているらしい。ナントカという、難しい目の配り方・技術があるようだ。
要はたくさん練習しなさい、という事だ。

立ち方が今ひとつ、よくわからない。
 つま先から膝が出ないように、反っくり返るのではなく腰を楽にして構えるのだが、
今までの人生でこんな立ち方をした事がなく、ちょっとピンとこない。
構えが決まると、腰辺りからふわっと温かいものが広がるらしい。
 上体は、天から一本のひもが垂れていて、それに頭がくっついてぶら下がっている
イメージ。
猫背や鳩胸にならないように気持ちよく起こすと良いとの事。
これは、たとえが面白く、そのうえ的確だと思う。
日常生活にも応用が効きます。
この姿勢が、肺や内蔵が圧迫を受けず、一番のびのびと働ける姿勢のようです。
 また、両耳のラインに肩が来るようにする。
猫背気味な僕には、とてもためになる教えです。

手のひらの形が面白い。
 ”包手ほうしゅ”というらしい。
難しいとこは何もない、脱力して、柔らかくしただけの状態です。が、僕がなかなかこれが出来ない。
ついつい少林寺拳法の”鉤手かぎて”が出てきてしまう。
 五指を広げるように張り、手首を親指側に折る。
こうすると手首が緊張し、腕刀が張り、そのうえ肘や肩が緊張しないという特殊な状態が出来る。
これで攻撃を受け流したり、つかまれた腕を抜いたりと、
このスタイルから少林寺拳法のあらゆる技が始まります。
この癖がなかなか抜けず、ついつい包手が微妙に鉤手になってしまっている。

 下腹部のヘソの奥辺り、ここに僕は意識の中で、直径が20センチくらいの球を置いている。
こいつを重心の要にしている。
で、こいつを(意識の中で)左右に回転させ、その回転の力を、ちょうどデンデン太鼓の
イメージで拳に伝え、突きを出している。
左右の横回転なら、体重が十分に乗った力強いストレート、微妙に縦回転が加わると
スピード重視の、連打が可能なストレートになる。

 球を回転させるのは、足さばきだ。
腰を低く落とした方が、球はスムーズに回転する(回転を起こさせる足さばきが行いやすい)みたいだ。

2009年07月18日

40にして柔軟運動

何が悔しいって、体が固い事。
半端じゃなく、体が固い。開脚なんて60度も開かない。
こんなことで”先に進めない””真理を理解出来ない”のは、考えただけでも腹が立って来るので、ひとつ本気で柔軟をやろうと決心した。
毎日30分程度かけて、股割やら足腰のストレッチをやっています。
やった後は足がむくんで、しばらく動くのがつらくなりますので、無理している事は分かっていますが、人並みでは効果がないことは大学の4年間で経験済み。
痛んだ筋繊維にはアミノ酸を、ということで、豆乳や卵を意識して摂取。で、気持ちよく寝る!
そんな僕をオヤジが見かねて、体が固いのは、うちの家系だ、とか言って慰めてくれたが、すまんけど父ちゃん、こんな運命受け入れるつもりはないよ☆

2009年07月25日

大雨でした

今まで人生の中で、車を運転していて”ああ、駄目だ”と思った事が3度あります。

一度目は、10年くらい前、仕事で熊本に行った時の事。
仕事を終え、深夜の高速を福岡までぶっ飛ばしていたときの事です。
九州自動車道は、熊本辺りは山奥で、トンネルに次ぐトンネルです。
ひたすら冷えた外気を突き進み、トンネルに入った瞬間です。
バッと、フロントガラスが一瞬で真っ白になりました。うわ、見えない!
トンネル内の温かい空気が、フロントガラスに触れて一瞬で結露をしたのです。
考えればそういう理屈は分かるのですが、その当時は不意打ちを食らったようなもので、パニックを起こしかけました。
ぞうきんでガラスを拭いても効果なし。そりゃそうだ、外側に結露しているんだから。
結局、ワイパーを使ってきれいにし、視界を確保出来た訳ですが、いい勉強になりました。

ふたつめは、やはり仕事で八女郡星野村に行った時の事。
この日は大雪で、案の定、雪に振り込められてしまいました。
星野村は山の奥にあり、帰りの下りの山道が雪で滑る滑る!あの時程慎重に車を操作したのは、後にも先にも今のところありません。ミッション車でよかった。

で、みっつめですが、それが先日の大雨です。

携帯で撮りましたので、画像が悪いんですけど、分かります?
雨で川と化した道を歩く、私の膝下です。
もうぎりぎり、これ以上水位が上がれば車は走りません。この水の中、車を走らせてなんとか帰る事にしました。
いつも使っている道に差しかかりましたが、やばい、明らかに水位が上がってきている。
他の車が通るのを控えて、引き返してきている。この道は、止めておこう。

そんなこんなで、靴とスーツが駄目になりました。
高くなっている土地を選んで帰っていると、国道の方を救急車が走っていました。
亡くなった方のご冥福をお祈りします。

2009年08月08日

友達の引っ越し

先の日曜日、友人の引っ越しの手伝いに行ってきました。
これで毎年大橋まで呑みに行く事もなくなったな。これからは、荒江だ。
さっそく鉄鍋で引っ越し祝い。
福岡工業高校の近くか。面白い場所じゃん。
気になる店がいくつかあるから、これからゆっくり開拓していってやろう。

俺たちどこまで行くんだろう。・・・

2009年08月09日

久しぶりに奥さんサービス

本日は奥さんサービスデー。

ベーカリー「晴れ」にパンを買いに行く。久しぶりに行きたい、というリクにお答えして。
いろいろ買いだめしてきました。
どれもハズレはないのですが、最近ハマっているのがあんぱんです。
パン生地が美味しいのは当然なんですが、あんこが美味しい。甘すぎず、丁度良い味わい。
よくある、青臭いような、あずきの匂いがしません。
お話を聞いたら、あんこは和菓子屋さんから仕入れているとの事。

帰りに、ケーキハウストミタに寄る。
新作のトマトのケーキと、マンゴープリンを購入。
トマトのケーキ!?物珍しさで買ってみましたが、これが美味しかった。
トマトと知らされずに食べると、なんだか果汁が多めの、甘いフルーツとしか思えません。
実は柔らかく完熟していて、青かったり渋かったりするところがありませんでした。
材料が良いのでしょうが、お店のシェフの処理も手が込んでいると思います。
それとマンゴープリン。
僕ら夫婦は台湾好きなので、マンゴーにはちょっとうるさいんですけど、美味しかったです。
これも完熟で、しっかりと甘い。良い素材で、探すの大変だったんじゃないだろうか。
それと、タピオカがたくさん入っていたのには、さすがシェフ、分かってらっしゃる、と、夫婦でにんまりしました。
トミタは、商品も美味しいのですが、店員さんの接客が本当に気持ち良く、お店も奇麗。誰にでも胸を張ってお勧め出来るお店です。

そうそう、午前中は「ボランティア」ということで、某政治家先生の応援に借り出されました。
パンフ持って戸別訪問です。
いろいろ書きたいですが、それは胸の内に締まって置きましょ。

フェイユエ購入 2足目

2足目のフェイユエの購入しました。

フェイユエ(販売店:弥風堂様)
http://ew.sanuki.ne.jp/yafudo/feiyue.htm

中国製のスポーツシューズのひとつです。
帆布と天然ゴム?から出来ている、とてもシンプルな靴で、太極拳をはじめ、中国武術のやる人達を中心に人気があります。

特徴は、とても軽く、柔らかいということ。
足を上げるのに邪魔にならず、しっかりと床を踏ん張ることができる、理想のシューズです。
いままでは、国内メーカーのハイテクシューズを利用していたんですけど、いささか重い。
また、靴底にいろんな工夫や仕組みが仕込まれていて、それはそれで素晴らしいんですけど、厚くて固い。床の感覚が、足裏に伝わりにくい
(球技系のインナースポーツには、こういう靴の方が絶対に良いとは思います)。

弥風堂様のところから通販で取り寄せると、讃岐うどんという面白いオマケが付いてきます。
ううむ、博多うどんとは全然違う。腰がしっかりしていて美味しいです。
これも楽しみだったりします。

2009年08月13日

コストの考え方

コストは、3つある。金、時間、空間だ。
コストダウンと言うと、まずお金・原価をが出来るだけかからないように工夫する。
しかし、そのおかげで、あとの2つの「時間コスト」「空間コスト」が余計にかかってしまうようでは、生産性が上がったとは言えない。
もちろんバランスにも因ります。
金銭コストダウンのメリットが、他のコストのデメリットを十分にカバー出来るのであれば、問題はありません。

注意したいのは、我々は、ともすれば自分のコストを下げたいばかりに、他人にコスト負担を押し付けることがあるという点です。
「私の金銭コストは下がりました、でもお陰で同僚の時間コストが跳ね上がったようです」は、改善でもなんでもなく、他者依存の厄介者でしかありません。

さて、お盆だ。ちょっとまわってきます。

2009年09月20日

M市市長選に思う

今日から4連休!
月末に仕事をしないなんて、あとが恐い気が少ししますが、せっかくです。楽しみましょう。

任期満了に伴い、私がお世話になっているM市の市長選が実施される。
しかし年明けすぐに自治体の合併が控えているため、任期は2ヶ月程度。それでも、選挙に変わりはない。

 この町は、良くも悪くも、昭和時代の体質を受け継いだ典型的な土建産業構造だ。
自治体が発注し、業者が請け負い、下請けを巧く使う事で金が回り、市民の生活が成り立っている。
大切な事は、それが良いか悪いかではなく、そういう構造の中で我々は生活をしているという現実だ。
何も産業を持たない、分かりやすく言えば、金を稼ぐ力のない弱小地方都市が、税負担を出来るだけ抑えて福祉を充実させ、暮らしを豊かにするには、今うまく機能しているこの産業構造を武器にしないといけない。
僕はこのM市で仕事をしている。だから、上記のような視点で市長選を見ている。

 「民」の字が付く政治団体が推薦しているS氏。
プロフィールを拝見すると、聡明で才気あふれる人物である事が見て取れる。加えて、芸術家肌だ。
ただ、生活や市政をデザインしたいというコメントは、意味が伝わらない。
 頭の中に描かれているビジョンは、おそらく素晴らしい物なのだろうけど、潤沢な資金と機能的な実動部隊(市役所をはじめとする公的な組織)が始めからきちんと備わっている事を前提としてはいないか。

 「共」の字が付く政治団体が推す、K氏。
市内に本拠地を置く特定企業を、紙媒体やネットを使い、特定可能な形で悪し様にする活動をされている。
ただ、調査が足りていないのか根拠が示されていないから、同調するにしても否定するにしても、感情に因るところが大きくならざるを得ない。

 問題は、市民同士に感情的に対立をさせようとする行為を行っている点だ。
この候補が当選しようが落選しようが、対立心は納得を伴う決着がつかない以上、市民の間に遺恨という形で遺る。
 市民同士を感情的にいがみ合わせるなど、為政者として到底許される行為ではない。
市長たる器を持ち合わせていない事を、すでに露呈してしまっている。気の毒としか言いようがない。

 さて現職だが、朴訥としたおとっつぁんといった感じで、気迫や迫力に欠けるキライはあるが、永きに渡る県庁での修行で身につけたテクニックを行政を対象に発揮しているようだ。
誰も広報する人がいないので市民はおそらくほとんど知らないが、億単位のコスト削減を実現している。
 この人は、M市の某高校OBで、この学校が珍しいくらいにOB間の連帯感が強く、しかも同世代の多くが企業・自治体問わず要職を担っていて、好意的に市政を支えているというバックボーンがある。
これは大きい。


 土建産業構造は、国土がある以上無くならない。ただ、物資が減り、エネルギー代が上昇する未来がすぐそこまで来ている。そういう時代に応じて、消費型から循環型に変換していかないといけないと思う。
産みの苦しみがすぐそこで待っている。ビルを建てたり、道を造ったりするマッチョな苦しみではない。脳みそにイヤという程新しい知識を詰め込んで、そこから一滴の新しい手法をひねり出す、神の苦しみだ。
乗り越えれるか?そういう未来を理解しているか?


オバマ氏の「チェンジ!」は、ユメを見せるためのおまじないではなく、産みの苦しみを伴いつつ現状からの脱却を示唆する、力強い宣言でした。
だからみんな、大の大人も共感出来たのです。

ついでにもうひとつ。
高齢者や子供等、弱者に配慮をした政策が実現されようとしている。それはそれで素晴らしい。
でも、ちょっと待ってね。経済を担っているのは誰だ。
彼らがもっと、自らの労働に付加価値を付けたくなるような政策は、いつ始まるのだ?

2009年09月21日

城南区で呑む

大橋から最近引っ越して来た友人と、荒江〜西新にかけて呑み歩きました。
暑くも寒くもなく、ポッポには3件くらいハシゴしても、まあ大丈夫かな、程度の軍資金。
連休という事もあり、時間は気にしないでよし。

のはずが、1件目の『ばか貝』でさっそく友人がへべれけに。この野郎。
この男は酔うと奇声を発し、辺りをバンバン叩いたり蹴ったりしだすので、
頃合いを見計らって連れ出す。
もう1件行こう!とえらく強気なので、カラオケに付き合った。
ガシャン!バタン!マイクをゴーン!隣室をジロジロ〜・・・と、皆さんほんとすみませんでした。

お時間10分前です〜の内線がかかってきて、最後に1曲ずつ歌おうか、というタイミング。
ここで大抵の人は、自分が一番巧く歌えるものを入れるみたいですが、ふたりとも冒険する方ですので、私が佐野元春兄貴の『Come Shinin'』というラップ(つらかった)。
で、友人が、「よっしゃ、『荒城の月』!」
ああ、滝廉太郎の。
・・・なんでだよ。この盛り上がりをどうしてくれるの。呑んで深夜3時にタキレン歌う奴なんて初めて見た。って、お前今までそんな唄歌った事なかったじゃん。

2009年09月23日

大島弓子作品を購入する

学生の頃、大島弓子の作品を集めていました。
女性漫画家はあまり知らないのですが、この人と萩尾望都は知っていて、お二人とも尊敬する作家さんです。
まず、絵が当時としてはずば抜けて巧い。書き方もとても丁寧で、書き手の漫画に対する愛情が伝わって来ます。
で、ストーリーが秀逸。大島弓子は甘い恋の話が多いのですが、いつもどんでん返しが待ち構えていて、それが大抵の場合きれいに決まって、泣けるような感動を味わえます。
萩尾望都は、別格。絵も構成も話も、大きく飛び抜けていて、手塚治虫に匹敵すると思っています。
こういう人達の作品を、感性が錆つく前に読めた事にまずは感謝です。

 で、今回購入したのは大島弓子の『いちご物語』と『ダリアの帯』(白泉社文庫)。
『いちご物語』が書かれたのは、昭和50年頃。ラップランドか。
ちょうどニルスが放映されていた頃で、そういう事物を作品に取り入れるのが大島弓子らしい。
ラップランド出身の、右も左も分からない女の子が、日本に来て少しずつ周りの人達の心をつかんでいく話です。
ラスト近く、やっぱりどんでん返しにきれいに足を掬われた僕は、もううるうるするしかありませんでした。今回も、やられました。

 『ダイアの帯』は、6編の短編集で、いずれも最近の著作(といっても昭和60年頃)。
絵も今風になり、話もアップダウンの少ない、ちょっと大人向けになっています。このままビッグコミックに連載しても良いのでは、と思うくらいに。
僕としては、もっと、『銀の実食べた?』みたいな大甘の恋ばなとか、『ジョカへ』のような、読者を思いっきり振り回してくれる活劇(?)を期待していて、肩すかしを食ったのは否めないのですが、これはこれで面白かったです。
 収録作品『夢虫・未草』で、列車の音に5人でお茶を楽しむシーンが重ねて描かれてあったり、『ダリアの帯』ラスト近く、一郎が黄菜の本性に気づいた時、黄菜の上向きの指先からプクプクッとあぶくが立ち上っているみたいなイメージが描いてあったり、そういうところに僕は大島弓子らしさを感じてしまいます。時は過ぎても、感性はそのままなんだなって。

 昔持っていた本は、巻末に関係者のあとがきが載っていたと思うんですけど、違う出版社の本だったのかな。
今回買った白泉社の本には、あとがきが付いていませんでした。
萩尾望都が書いていたり、なぜか大島本人が書いていたりととても興味深かったんですけど、ね。

2009年10月04日

親父の古稀祝

親父の古稀のお祝いのために、実家に帰りました。
山賊鍋に部屋を取って、ささやかな宴を。


お店自慢のイカの活造り。

呑みつついろいろ近況を聴いてみると、過日の大雨のときに親父が側溝に落ち、流されかけた事が判明しました。
その後の武勇伝もあるのですが、人の目もあるのでそれは割愛いたします。

さて、実家のパソコンの動作が、やけに重い。
スペックを確認してみると、Windows XPでメモリが買った時のままの256メガだ。
これじゃあちょっとつらいでしょう。パソコンも。
早速メモリを買い、増設してあげたところ普通に使える程度にまでになりました。
両親ともうれしそうで、良かった。

メモリと同時に、『絶滅食堂で逢いましょう』(なぎら健壱)なる本も購入しました。
東京の下町に古くからある食堂、喫茶店を紹介する良本です。
紹介されている大半のお店が、なぎらさん自身が普段から通っている(いた)らしく、頁のそこここにお店や、下町に寄せる愛情がにじんでいて、気負い無く一気に読めてしまいました。
開業が明治時代や、昭和初期なんていう洋食屋さんや喫茶室。行ってみたいな。
あ、前原の角屋食堂もこんな感じかな。


2009年10月16日

京都より来訪を受ける

先週日曜日ですが、京都より嫁の友人夫婦が遊びに来ました。
高速代が1,000円ということと、小さいお子さんがいるので道具が多い、という理由から、クルマで来福。恐れ入りました。

僕のような、永く住んでいる者にとっては当たり前の風景。野北海岸です。
でも、京都には海がない。

まず、田隈のふくちゃんラーメンに連れ込み、あつあつの豚骨で腹を満たしてもらう。
意外にあっさりしていたとか言っていたけど、京都の天一と比べちゃ駄目ですよ。

続いて元岡まで走り、浜地酒造へ。

地ビールを3種類とも頼む亭主。明るいうちから呑むビールって、美味しいねえ、だって。その通り!

次に訪れたのが、「つまんでご卵」。
食育を実践している友人夫婦には、どうもここが一番感激だった様子です。
で、野北海岸に寄って、時間が中途半端なので唐津までドライブ。途中、唐津バーガーに立ち寄り、

日が暮れ出したので天神まで戻り、晩飯。
福岡市中央区天神にある、親不孝通り(今は親富孝通り、ですね)の海鮮居酒屋「洗濯船」です。
旧家を利用した、独特の雰囲気のある店構え。
中央のグランドピアノは伊達じゃありません。週末のシャンソンライブで大活躍します。

初めてここに来たのが、20年近く前。大学生の頃でした。とにかく盛り上がる店、雰囲気の面白い店として、なにかと利用させてもらっていました。
当時は、正直なところ料理はぱっとしなかったように記憶していますが、今は魚料理に力を入れられています。

大正解でした。
特に、カワハギの刺身。それだけで食べると、シャキシャキして口当たりは良いが、おそらく淡白で今ひとつ。でも、肝を溶いたタレで食べると、びっくりするくらい美味しかった。
肝も臭みがなく、色がきれいで感心しました。ひと手間かけてあります。嫁、友人共々感激です。

この後食べたもつ鍋も、雑味やクセがなく、美味しく頂きました。
とにかく、もつがきれい。見た目もきれいだし、風味も良い。もつが苦手な嫁が、気にならないと言っていました。良い仕事してあります。

2階より吹き抜け部分・1階フロアを臨む。
じつは洗濯船の2階って、初めて上りました。変にうれしかった。

かつて、ピザ食いながらシャンソンで盛り上がり、今は活造りをつっつきながら焼酎をやる自分がいる。20年か。
なんというか、これからもよろしくお願いします、洗濯船さん。
友人夫婦も、良い思い出が作れたようです。今度はこっちが京都に行くからな。
舞妓ちゃん用意して、待ってて下さい。

2009年10月25日

謝々、呉老師

台湾より、大切なお客様をお迎えしました。
その女性は、日本の語学学校に通うために3ヶ月程度の滞在となるそうで、ご家族、お友達と計6名で今回は来日。本人を残して、他の人達は今日または今月一杯で台湾に帰られる。

で、その方のご主人が、太極拳の先生でした。
じつは3年程前、僕が台湾に訪れたときに一度一緒にお食事をさせて頂いていたのですが、そのときは太極拳の先生だとは気がつきませんでした。
今回、来日されるにあたり、僕が太極拳の練習を始めた事が人づてに伝わっていたらしく、こちらとしては良い機会だとばかりに、一日ではありますが稽古をつけて頂きました。

基本的な姿勢と呼吸法、二四式の一〜十二式までの型を一通り、その中でも特に一番最初の型・起勢を細かくチェックしてもらい、太極拳の八法(八つの打撃の型。これは知りませんでした)、準備運動、クールダウンを教えて頂きました。

今日、台湾に帰られるので福岡空港まで見送りにいきましたが、そこでも話が盛り上がってしまい、受付カウンター前にも関わらず単鞭の動きの説明などを、動作付で教えて頂きました。
長旅でお疲れのところ、本当に有り難うございました。
人前で恥ずかしかったけれど、拳包礼で頭を下げました。

2月に、台湾に修行に行く事に話がまとまりつつあります。多分行くと思いますけど。
つくづく、人の出会いって面白いな、と思いました。

2009年11月11日

朴さんのキムチ

韓国から、再び朴さんが来日されました。
で、キムチのお土産。

これは、ポッサム・キムチという具沢山のキムチ。
果物やら魚介類やら、賑やかです。
白菜を横に切り、葉の隙間に具を詰め込んで熟成させます。
普通のキムチは白菜を縦に切って、葉の隙間に具を挟み込んで行くんですが面白いですね。

これは、キュウリのキムチ。
キュウリを、ポッサムキムチの白菜と同じように横に切り、切れ目に具を詰めて熟成させます。
朴さん、本当にありがとう!

で、今、我が家はキムチ屋敷。
僕の胃袋よりも、朴さんの気持ちの方が大きかったようです。・・・

2009年11月12日

整体に行く

学生の頃、板の間で放り投げられて、腰をしたたかに打って以来、
寒くなると腰痛が出る。
痛いというか、ひやっとした感じになって力が入らなくなる。
それと、最近の無茶なストレッチのためか、両膝が疼くように痛い。

というわけで、残業も程々にして、整体に行ってきました。
筑前前原駅構内にある、康復堂さんという診療所です。柔道整体の院でした。
いろいろ調べて頂いたのですが、僕の場合、腰の骨がずれているという事と、両方の股関節の整合がずれているとの事でした。で、右足が少し短いらしいです。
どれも古傷ですので、簡単に、急には治らないみたいです。
治療をしても、間違った位置に骨が戻っていってしまうらしい。

少しずつ、ゆっくり確実に治して行きましょう。

2009年11月13日

呉さんより贈り物

先月、台湾に帰られた呉さんから、贈り物が届きました。

胸に太極図をプリントしたTシャツと、黒い、モンペみたいな形をした練習用のパンツです。
本当に有り難うございます。
太極拳の練習以外には、ちょっと着るのに勇気のいるデザインですが、感謝しています。
もし、僕のカッターシャツの胸元に太極図が透けて見えていたら、ああ、洗濯物が乾かなかったんだな、とお察しください。

調べてみたら、呉さんが教えてくれた太極拳は、楊家秘伝太極拳という流派のもののようです。
表演向けではない、見た目は地味な流派ですが、勁や気の流れに徹底的にこだわった、非常にツウ好みな、不思議な不思議な太極拳です。
本土にはない、台湾のものらしいです。

楊家秘伝太極拳 - Youtube

2009年11月14日

整体に行く2

整体に行ってきました。
同じく、康復堂さんです。
膝と腰の具合を診てもらいました。
すぐには治らない、か。

じつはもう一カ所、故障箇所があって、右肩です。
学生の頃、片手で腕立て伏せをしていたら痛めてしまいました。
骨の継ぎ目がずきずき疼いて、もう右腕では1回も出来ません。
普段の生活程度では痛みは出ないので放っておいたのですが、ジムに通い出して
ボクシングの真似事なんかやったりすると、ずきんずきんと来ます。
ここは次回に診てもらおう。

熊門太極拳 - Youtube

独特の美しさを持つ、李國光師の熊門楊家太極拳。
美しくもあり、武術としてのキレやすごみも感じます。
師は、それほど上背はないように見えますが(失礼)、どうしてこんなに大きく見えるのか。
特に、手が長く見えてしまう。
足さばきが凄い。つま先、かかとを十分に使って演武をされている。
非常に練り込まれた感じを受けます。
こちらも、台湾の太極拳。

2009年11月16日

整体で、右肩も診てもらいました

同じく、康復堂さんにて。
膝と腰を引き続き診てもらい、先日からの懸念だった右肩の相談もしました。
右肩の痛みは、首から来ているとの事。
やはり骨がずれて、動きを悪くしてしまっているらしい。
本当に、診てもらわないと分からない事ばかりです。
しばらく、無理な運動は避ける事にしました。・・・

なんだか連日、通っていますが、保険が使えるお陰で大変助かっています。
1回の治療がだいたい500円くらい。お茶一杯分です。
こんな料金で長患いが消えるなんて。
とにかく痛いところを治して、好きな事に全身全霊で取り組みたいものです。

24式太極拳

僕が練習をしているのが、簡化と呼ばれるこの24式太極拳です。
伝統的な太極拳を元に、中国政府が作った万人向けの太極拳です。おぼえやすく、伸び伸びと動けてしかも美しい。
お好きな方は、これで体の動かし方を覚えて、伝統的な、複雑な太極拳へ歩みを進めたりもするそうです。

2009年11月20日

キムチ、増えました

我が家に、キムチのお友達がふたりもやってきました☆

カクテキくんと

キュウリキムチくん(追加)です。

集合写真。
向こうの人は、これくらいすぐにペロリなんだろうな。
ちょっとうちではさばききれないので、欲しい人は遠慮なく言って下さい。
タッパー持って来てね。

2009年11月22日

はやかけん、買いました

毎週日曜日、天神の経理学校まで通うことになりましたので、地下鉄のプリペイドカード『はやかけん』を買いました。

改札機にかざすだけで通過出来ます。
ポケットに、買った切符を入れたり、ポケットから切符を出したりする手間が省けます。
自動改札機をスッと通過出来るのは、なんだか気持ちが良いです。・・・

ええと、他にメリットは・・・
ANAのマイレージポイントが、金額換算されてチャージ出来るようになる予定です。
西鉄バスでも利用出来ます。
そうそう、はやかけんの利用自体にもポイントが付きます。はやかけん利用でのみ消費可能です。
割引率はえふカードの方がお得です。
ポイント→マイレージへの振替は出来ません。
デザインがシルバーメタリックなので、MacBookの上に置くと保護色になります。

地下鉄売店で商品を買うときにも使えたら、もう少しうれしいかな。

2009年11月23日

久しぶりに良い天気でした

うちの奥さんが、とうとう目を覚ましてくれました。
きっかけは、なかなか体重が減らずにジムのトレーナーからブーデー呼ばわりされた事らしいのですが、早寝早起きをする、和食を見直す、お菓子(糖類・脂質)を控え、野菜を多く撮る、寝る前にストレッチをする、など、決心をしてくれました。
きっかけはともかく、やっと真人間に戻る兆しが見えてきました。

せっかく天気がよかったので、近所の書店まで歩いて、ストレッチの本を買ってきました。
夫婦でのびの〜び、しましょう。

陳式太極拳 - Youtube

表演者は、宗家・陳小旺師。直系の、当代伝人です。
こういう方の演武を、手軽に家庭で観ることができるなんて、ちょっと凄い時代だと思います。

さて、太極拳の大元はこの陳式だというのが定説ですが、こうして、いろんな太極拳を見比べてみると、陳式は『太極拳』の名称をあえて名乗る事はないのではないか、と思うくらい、独特で力強いと思います。

2009年11月28日

twitter、はじめました

人の勧めもあり、twitterをはじめてみました。

twitter
http://twitter.com/

大雑把に言えば、ブログの簡易版みたいなものです。
1回140の文字だけ書き込みが許されたブログ、です。写真の掲載は出来ません。
今思っている事、やっている事を誰に宛てるともなく書き記していきます。
他人の書き込みをブックマークしておくと、追加の書き込みが自動で表示されます。この、お互いにブックマークし合うところが魅力なのかな。
このコミュニティを大きくする事が、twitterをより”使える奴”に育て上げるポイントだと思うのですが、そこの中でしか通用しない符丁が飛び交っているようでは、正直難しいと思います。
そういう言葉を使う側が、そもそもオープンではありませんし、新参者には大きなストレスとなってのしかかってきます。
さて、私自身の感想ですが、ふーん、こういうのを面白いって言うんだ・・・位の感じかなあ。今は。

2009年11月29日

嫁と整体に

僕の通っているジムの支配人が、じつは北斗神拳の伝承者だったらしく、整体に非常に高いスキルを持っていらっしゃる。そこで、足やら肩やらあちこち不調を抱える、うちの嫁を連れて行ってギュウギュウやってもらいました。
施術の難しいところは分かりませんが、結果非常に良好となりました。
体の左右、裏表の筋肉の発達がちぐはぐで、動くたびに無理がかかっていたそうです。

帰りに、いつも通りベーカリーHAREでパンを買い込み、前原駅のAコープで石志さんの卵、イリスロードの小島饅頭さんでみたらし団子etcを買い、帰宅。
前原方面で卵というと、どうしても”つまんでご卵”なんですが、石志さんとこのも安くて旨い。
しかもやたら頑丈。殻が割れないし、黄身も白身もなかなか崩れません。

天気も晴れで、好い一日でした。

2010年01月02日

明けましておめでとうございます

今年も宜しくお願いします。

今年の年賀状です。

色合いが気に入っているマンハッタンの風景写真と、フリー素材の虎のイラストを組み合わせてみました。
意味はありません。訊かないで下さい。

今年の年末年始の忙しさは、格別でした。

30日は、義父を連れて牡蠣小屋へ。
いとこ夫婦も巻き込んで、まあ賑やかに楽しんできました。

場所は、福岡市西区にある「ざ・うお」本店。
風が強かったけど、炭火は暖かいしビニールハウスの中だし、寒さはそれほど感じませんでした。

さて、31日。
天山スキー場までアッシー君。
今年一番の寒波で、荒れるという天気予報。
滑る当人なら、頑張ってでも行くんでしょうが、アッシーで雪山を登るなんて馬鹿です。

そしてお正月。
朝から晩まで酔っ払っていて、観るに耐えない写真ばかりですので、好物のブリ刺しの写真をアップしておきます。

今年も良いことがありますように。

2010年01月12日

寒い日が続きます・・・

なにかホットになる話題はないかと考えていたのですが、・・・ないな。
四箇田団地に行く途中の道沿いに、「四ツ葉のクローバー」という新しいパン屋さんができていました。西鉄田村バス停の真正面かな。
週末や休日の朝は、早起きをして朝食のパンを買いに行くのが僕の楽しみなんですが、これでまたひとつ楽しみが増えました。焼き立ての食パンでフレンチトーストを作ると、美味しいんです。

2010年01月23日

書籍購入:7つの習慣

amazon.co.jpにて、『7つの習慣』(スティーブン・R・コヴィー)購入。
ようやく届いたので、これから読む。

2010年02月05日

そこよりももっと先へ

twitterにはまってしまった知り合いの話を聞きながら、
そういや、ちょうど10年前くらいかな、インターネットが少しずつ広まってきて、
”掲示板”なんてものが流行り出してきた頃もこんな感じだったかな、と、なんとなく感じてしまった。
見知らぬ者同士の緩いコミュニケーション、”お得な情報”を、見ている人にだけお伝えする、誰でも気軽に、匿名で参加できる etc...
時代が巡っているだけなのか、ほんとに新しい、革新的なものが到来したのか、それは今の僕にはわからないな。
テキスト140文字だけでは物足りないから、外部リンクを利用して画像を表示できるようにしたり、ブログや検索機能とリンクさせて利便性を向上させたり、これらは全部、いつか来た道、だ。
140文字でいかに表現するか、心砕くのが本来であり、面白味じゃないのかな。

真に革命を起こしたいのであれば、いっそのこと、インターネットの世界から匿名性を無くしてみればどうだろう。
本当の意味で、新しい、革新的なことが起こりそうな気がする。
たちの悪いいたずらを心配する人もいるだろう、でも、ちょっかい出してくるほうも本名、個人情報丸出しで手を出してくる事になるので、匿名じゃないと大きな声を出せない日本のネットユーザーには、いいハードルになるのかも知れない。

2010年02月07日

帰宅

注文していた、五島列島の塩ウニが届いたので、嫁の実家まで届けついでに晩飯を食いに行っていました。
義父の食欲が、これで少しでも戻ると良いのですが。
この次は、好きだった歴史書を届けようかと思っています。
頭を使うと、思いの外カロリーを消費するので腹がすくはずです。
さて、風呂に入って早々に寝るとするか。

2010年02月19日

受験シーズンです

受験なんて、難しく考える必要はない。
学校で習った事しか出ないんだから、リラックスして欲しい。
問題は、だ。
試験というものの素性をよく理解しておかないといけない。
おおむね日本の試験というものは、見た事もない問題をいかに手際よく解けるか、ではなく、限られた時間内でどれだけたくさんの問題を解けるかを問われる。
だから試験勉強は、難しい問題を頑張って解きました、理解しています!オッケー!ではなくて、10分で5問解けたのなら、次は同じ時間で7問解けるようになる、そういう部分を鍛えないといけない。
難しい問題を解く事が出来て、そこで終わってしまっている受験生、いませんか?
そこからがスタートですよ。
標準問題精講を理解しただけでは駄目。ドリル形式で繰り返さないと、受験はパスできない。

で、問題を解くにはこの公式とこの公式が必要かな、と、ピンとくるひらめきが必要だ。一流学校の問題は、やたらとひねくれていて、一見しただけではすぐにピンと来ない問題が多い。
それでもピンとくるために、受験勉強という訓練を積む。数をこなし、経験を重ねて、ひらめきにかかる時間を短くするわけだ。
今の時期にこんなこと書いても遅いけどね。


そうやって頑張って、何故僕らは少しでも偏差値の高い学校に入ろうとしているのだろう。
いい学校→大企業→生活安定・お金に不自由しない(かな?)という事だろうか。
それもアリかも知れないが、項目2番目の「大企業」は、ほんとに一握りの人間が入れるものだし、3番目の生活安定は、さらにその中の一握りだ。ほとんどが中小企業に入社し、減棒・ボーナスカットを心配しつつ、ゼロが6つも7つもつくような借金を背負って生活をしている。
偏狭な社会人研修に送り込まれて、人格まで改変されてしまう人だって少なくない。
「一流」とは、何だろう。どうしてアレが「一流」と呼ばれているのだろう。僕の人生で、それは必要なのか。
思い悩む事はない。フラットな視線で世間を眺めれば、この世の中、以外と脆い砂の上に構築されているな、と気がついて、気持ちが楽になるかも知れない。真実は単純だ。そして、だから、言葉の多いヤツに気をつけろ。

そもそも成功とは・・・

成功とは、いったい何なんだろうか。
ここが明確になっていないと、手段というものは成立しない。
だから、あなたにとっての成功を思い描いてください、それがどんなものなのかはよく分かりませんが、成功するにはこの方法が一番ですよ、という勧め方はいろいろと理解が出来ていない証拠であり、そもそも成り立たない。
ところが、真顔でこういう事を言ってきて、こちらとしては立場上大人の対応をしないといけないから、疲れる。もううんざりです。

2010年02月26日

恵まれた時代のハングリー精神とは

よく、仕事や勉強をする上で目標や夢を問われる事が多い。
で、お決まりですが上司や先輩がそれを問うわけですよ。
問われる方も慣れたもので、とおりいっぺんの、模範解答をお答え申し上げて、お互いなんとなくそんな気になっちゃっている。

僕らの世代は、ハングリーというものを経験せずに育ってきた。
食べ物や服は、すでに十分あった。ひもじいけど食うものがないとか、寒いから腹に新聞紙を入れて過ごしたとか、そういう困った経験がない。
住む家どころか、個別の部屋まであった。お小遣いという定額給付も、当たり前のようにもらっていた。
一言で言って、満たされていた。”満腹”とまではいかないが、腹六〜八分の人生を今まで過ごしてきた。今だってたいして困らないから、ハングリーになりようがない。
こんなヒョウロクダマが会社に入った途端、さあ夢だ、目標だ、それに向かって邁進だ、なんてあるはずがない。
売上目標達成、給料アップという手短なものを目標に頑張っている人もいると思うが、その根本にあるもの、なぜ売上目標なのか、なぜ給料アップなのかという深い部分を捉えている人は少ないのではないか。
会社人だから当然の事じゃん、といえばそれまでだが、それは底が浅い気がする。
そこで思考を停止してしまって、自分の歩いている理由を導き出せない人は、つぶしのきかない、いわゆる会社人間だ。あなたはもっと自由なんですよ。たぶんね。

2010年02月27日

選挙が終わって

保守本流の勝利という形で幕が引かれました。
対立候補氏も頑張ってはいたようだが、そもそも縁もゆかりもない当地にノコノコと現れて「第二の夕張」発言をしたり、当の夕張市から公開質問状を送り付けられてもおかしくないようなニブイ政治感覚では、結果は目に見えていた。
それでも思いの外、多くの票を集めたなというのが率直な感想だ。
これは、彼の公約が市民の共感を招く内容であった事もあるだろうが、本質は、当確の保守本流氏に対するアンチ票だったんじゃないだろうかと思う。投票率は約65%。うち、55%が保守本流氏の獲得だから、おおよそ28,000人程度の得票じゃあ、多くの市民の積極的な応援を受けての当選とは言いづらい。

政治を、選挙を読む際に外せないのは、候補者の背後関係だ。
保守本流氏は、野心もなければやりたい事もぱっとしないという、事務職上がりのいわゆる草食系だ。そこがイヤだというアンチもいるだろうが、彼を猛烈にプッシュしていた背後関係に対するアンチが多かったんじゃないのか。
彼の背後には、当地を代表する大物が、多数名前を連ねている。多くの市民が彼らに対してアンチ票という形で意思表示をしたのだ。
氏は、ここを肝に銘じて謙虚に受け止めておかないと、この市の本当の発展はない。特定の既得権益者が喜ぶための政治が行われ、まあそれでもいささかの発展はしようが、それは彼らのおこぼれに過ぎない。

地方自治体の本当の発展とは、如何に中央からお金を引っ張ってくるかではなく、どれだけ地場で付加価値を作り上げるかである。良質の付加価値を多く生み出す事が出来れば、人は集まり、金が回り出す。
保守本流氏とその取り巻きは、そういうビジョンを持っているのか。

2010年02月28日

新社会人の皆さんへ

・便所掃除を神聖視したがるところに、ろくなところはない。

・「若い人たちの意見をどんどん取り入れたい」は、たいてい「取り入れたいけど、取り入れるに足る意見が出てこないから取り入れた事がない」が、後に続く。
実際に程度の低い意見しか出ていない事もあるだろうが、大抵の場合はサポートするのがめんどいから、いろいろ突っ込み入れて潰している。
革新的だけど、アラも多いのが”若い人たちの意見”なんですけどね。

・跡継ぎをよく見ろ。本業に精魂込めていないところに、先はない。当たり前だ。

・「経営者は檄を飛ばすような演説や、従業員の態度を改めるための研修、外部のコンサルタントによる改善計画や買収合併などによって(略)企業文化を『購入』しようとする。しかし、そうした行動は職場の信頼を低下させてしまっている事に目を向けようとしない。(略)信頼の高い組織文化を支える基本的な原則をずっと無視し続けるのだ。」スティーブン・R・コヴィー『七つの習慣』より。
企業文化を社外から『購入』する会社には入るな。うさん臭さに気付いてしまうと、干される。もしくはマジで首になる。
また、それは裏を返せば、”あなたの意見は無視される”という事だ。

これから長い社会人生活を続けていくであろう若い人たちに向けての言葉です。いつかは自分で気付く事ばかりですが、あらかじめ知っておいて損はないでしょう。
ああそれと、長渕好きには要注意ね。クサくてアツいのは大いに結構なのだが、底の浅いギミックにコロッと引っかかるタイプが非常に多い。付き合うと冷や飯食わされるぞ。

2010年03月17日

試験太り・・・

 試験勉強のため、2週間ほどジムをお休みしていました。
で、久しぶりに行って体重を量ったら、71kg→73.5kgに。ホント、ジムに行かなきゃ全然動かないからな。
月曜日に筋トレ、火曜日にキックでいやと言うほど汗をかいたら、71.5kgまで落ちた。水太りだったのかな?

 約2年のジム通いで、体重を83キロから71キロまで落とした。
見た目もかなり変わったみたいで、いろいろな人から大丈夫?と訊かれる。別に危険な痩せかたしているんじゃないですけど。

 痩せるなんて簡単だ。カロリーの摂取量を、消費量が超えれば良いだけだ。
摂取量を抑えるか?より多く消費するか。どちらかしかない。
 僕の場合、カロリーが高そうなものを遠慮して、ジムに通った。で、痩せる事が出来た。
頑張っているけど痩せられない人は、この簡単な算数が理解できないのか、分かっているけど実行できない、我慢の出来ない子なのか、どちらかじゃないだろうか。
いずれにしろ、なかなか痩せられないんですなんて他人に言うもんじゃあない。
すみません、調子こきました。


2010年03月19日

風邪をもらったらしい・・・

少ししんどいので、今日は早めに寝ます。
そうそう、twitter、東国原知事をフォローしたら、この人書き込む量が半端じゃない。
あっという間に古い記事、他の人に記事が流れてしまう。
どうやら、自分宛に届いたメッセージに時間の許す限り返信の書き込みをされているようだ。
すごい!
ということは、僕も何かメッセージを送ったら、知事からお返事をもらえるのかな。

twitter - 東国原知事
http://twitter.com/higashitiji

2010年03月22日

久しぶりにゆっくりとした休日

試験が終わり、勉強する事もなく久しぶりにゆっくりとした休みです。
朝から洗濯して、近所を少し歩いて、ウエストで朝うどん食べて、一息。
夕べの酒のせいかな、少し胃が痛みます。
良い天気で爽快!のはずでしが、・・・粉っぽい。
とうとう花粉症を発症してしまったかなあ。
花粉症は、ニッポンの風土病のような気がする。
ラジオで外人さんが、日本に来て花粉症で苦しんだけど、自国に戻ったら症状が止んだと話していた。

いろいろ煮詰まっています。気分転換に、どこか海外に旅行に行きたいな。

画像は、旧ソ連領ウクライナのオデッサという街にたたずむロボット。CGじゃないよ、本物だよ。

サプリって

今日はお日柄もよく、昼は暖かな日差しを浴びながらウォーキング。そして、歩きながら考えた。

たとえば正座とか、ひざに負担のかかる姿勢から急に起き上がろうとすると、左膝に痛みが走る。
で、ナントカという膝に良い成分の入った健康食品のCMとか、つい目が行ってしまうんですよ。
それで思うんですけど、たとえばコラーゲン。
経口で体内に取り入れるのなら、必ず唾液とか胃液とかの消化酵素で成分が変質するので、そのままのカタチで体内に吸収されるわけではない。
なのに、コラーゲンで肌がしっとりするとか、関節の軟骨再生に効果があるとか、そんな事あるんだろうか。
肌にコラーゲンを直接塗る、関節に直接注射器で注入するとかなら、効果がありそうな気はしますが。
あれはタンパク質の一種だから、他の、肉や卵のタンパク質と一緒にアミノ酸に分解されて、必要に応じて筋肉や皮膚、関節部分、燃焼エネルギーなどに、人間の意図などお構いなしに有効に利用されるんじゃないのかな。
だったらあえてそれ使わなくても、普通に肉や魚食べてもおんなじじゃない。違う?
違いますよ、このコラーゲンはきちんとまっすぐお肌に届きます、関節組織の補強に利用されます、というのなら、ぜひ教えてください。データで。

なんか、消費税を福祉にしか使わない「福祉税」とかに名前を変えたら、みんな値上げに納得してくれるんじゃないかな?という、政治をやっている人達のあざとさと根が同じような感じがしましてね。

画像は、『VAAM presents ウォーキングを始めてみよう』より
http://www.runningschoolq.jp/regular/diet/2009/04/06/004/

2010年03月26日

テレビは変わらない

先日、ジムで見るともなしにテレビを見ていたんですが、大家族のバラエティ番組でした。
テレビって30年前から変わっていないな。大家族にグルメに、泣けるアニメ第1位は、いつだってフランダースの犬だ。
一時期、たけしや大橋巨泉が面白い事をやっていて、それにハマっていた事もあったんだけど、今はそれもない。
知的好奇心を刺激する波は、今はもうインターネットの海からしかやってこない。

でもなんなんだろ、このアンダーグラウンド感は。

試験が終わり、ジム活動を再開した。さぼったのはたったの2週間だが、なまるには十分だったようだ。
パンチをしっかり練習したんだけど、もう三角筋と肩甲骨周りが張ってしまって、痛い。
筋力は大切だけど、筋肉に頼らない打ち方を勉強しないといけないなあと思う。

2010年03月27日

生の松原に想夫恋が出現

西区生の松原のセブンイレブンが、焼きそばの想夫恋になっていました。
で、さっそく嫁と食べてきました。
写真がブレてて&食べさしで、お恥ずかしい。

一般的な価格より割高ですが、結構ボリュームありますし、なにより美味しい!

ところで、早良区田村のバス停側に、こういうお店があります。↓

カレーショップですけど、『ぷ』て、変わった店名だな・・・
近いうちに試してきます。

2010年04月08日

ゆとり教育とは

当初は、面白い試みだと思いました。
ただ、上位教育機関(中学にとって、高校、高校にとっては大学)がそういうものを求めていない選考基準を採用している以上、なんというか意味ないな、とも思っていました。

で、ゆとり教育の結果、学生の読み書きの能力が低下してしまったとの事。
読み書き話すは、教育の根幹、基礎の土台のはず。ここはしっかり力をつけさせ、おおよそ専門的で、日常では知らなくても困らない知識は教育しなくても良い、というのが本来のゆとり教育なんじゃないのかな、と思います。
教える時間が足りないから、挨拶の指導が出来ませんでしたというのは教員の程度の低さをよく表しています。

でも、偏差値の高い学校ほど、ゆとり教育の趣旨から大きく外れた問題を出す傾向があるのが、諸悪の根源なんだろうな。
つくづく、大人って馬鹿だなあ(笑。

ゆとりちゃん

2010年04月10日

芥川龍之介とわたし

大抵の人は、おそらく中学生くらいの時に爆発的に本を読みたくなると思います。
自我が目覚め、心がぐっと成長を始めて、脳がむずがゆくなるんですね。本や音楽、映画など、他人の知的生産物に片っ端から触れてみて、何か示唆を得ようとしてしまう。僕もそうでした。

で、とうとう僕も、生き方を決定づけられるような作品と出会ってしまうわけです。
僕の場合それは、芥川龍之介の『侏儒の言葉』でした。
『侏儒の言葉』とは、今で言う、twitter風に、芥川が思った事を一言、二言づつ連綿と書きつづっている随筆集です。
ストーリーも何も無いものなんですが、それだけに芥川という作家の、物の見方がストレートに頭に入ってくる危険な作品でした(今にして思えば)。

いろいろ含蓄のある言葉がてんこ盛りに書かれているのですが、その中で一番衝撃を受けたのは、善悪と好嫌はちがう、という事です。
自分の好き嫌いを、あたかも善悪のように思い込んで物事を判断しているんじゃないのかという彼自身の自戒の言葉なんですが、あーそうなんだ、そういう見方もあるんだ、と、これはその時以来ずうっと僕の中に響いています。
社会正義に基づいて、他人を注意して差し上げているようですが、それは正義でも何でもなくて、貴方がそういうのを嫌いなだけなんでしょ?という事です。
ここをしっかりと見極めないと、他人は絶対に賛同してくれない。言うことは聞いてくれても、納得は得られず、心は離れていく。
私の”好き”を正義の名のもとに、他人に押し付けてはいないか、年を取るほどに、社会的な立場が上がるほどに注意を強めたいと思っています。

しかしシニカルな男だと思う、芥川という人は。共感は出来ても、尊敬は出来ないな。

昭和27年(晩年)の芥川龍之介 - YouTube

2010年04月24日

安物買いのナントカ失い

なにか物品購入しようと思い、見積りを業者さんに出してもらう。
で、稟議書に添付して回すわけですよ。
そのときに、それ見た上司から、ここに見積り頼んでみて、と、”オレの知り合い”の業者さんを紹介される。もっと安く買えるよう、話しとくから、と。

それはそれで構わないのですが、そういうやり方では当然あとから紹介された業者が安く持ってくるのは当たり前の事で、馬鹿正直に言うことを聞いていると、うちの会社を50年、60年一緒に支えてきてくれた業者さんを切り捨てる事になってしまう。
このやり方は、たかだか1万だか2万程度のコストダウンのために、財務諸表には出てこない、けど大切な経営資源の何かを弱くしているんじゃないだろうか。
経営面で将来必ずボディブローのようにじわじわと効いてきて、大きく足下を掬われる事になりそうな気がする。

口を利かれた業者も、先に出された見積金額が安ければ安いほど、きつかろう。でも”紹介者の顔”やら”付き合い”があるから、複雑な表情で注文請書を持ってくる。
で、あとのサポートやらヘルプやら、金銭的にシビアな対応をしないと利益が出ないものだから、現場サイドでは気持ちの良いお付き合いというものがなかなか難しくなる。

2010年05月04日

呑みの2日目

2日、荒江のばか貝で呑む。
魚が安く食べられる日との事で、カワハギ、ヤズ、アジの刺し身を格安でいただき、酒は黒霧島をキープ。
串も一通り頼んで、ひとり3千円ちょっと。昔、この場所に在った小銭も安かったけど、ここも負けず劣らず使いやすい。
で、ダンケでピラフでも食うか、という話になり、とことこ歩いて西新商店街に入り込む。
ダンケは、残念、閉まっていました。そこで順平でお好み焼きを食べる。
小奇麗でちょっと高くて、僕としてはひさごの方がしっくり来るんですが、美味しく頂きました。
〆はカラオケ屋。
ああ、最後はやっぱり荒城の月なのね。
それにしてもカラオケのリモコンって、頑丈なんですね。良かった。

2010年06月05日

好きな一枚

大好きな風景写真の1枚。ヴェネツィア。


ホテルかな。

2010年06月12日

花を贈ろう

本日の1枚。

花を貰って、素直に喜べる人であり続けたい。

2010年06月16日

機嫌悪い

うちのやつらは、どうしてミーティング中にすみません・・・と割って入ってくるんだろう。
少し宜しいですか・・・も、yesの返事をもらうまで繰り返す。聴いてみりゃ、メールですむような内容なんだけど、自分が今言いたいから相手が打ち合わせ中でも関係がない。
今まで会社で怒られた事がないんだろうな。
僕は割と、聞き分けの無いジジイで理不尽だから、こういう姿勢が悪い連中とは上手くやってく自信はない。

2010年08月13日

お盆休み

13日から15日まで、お盆休みを頂く事となりました。
土日がかぶっていますので、あんまりお得感は無いのですが、まあ良しとしましょう!

久しぶりにアマゾンでCDを購入しました。
YBO2のアルバムです。

太陽の皇子と比べると、メジャーデビューアルバムなだけあってメロディがポップです。
それだけに聴きやすく、人前でもさほど恥ずかしくない(かな)。

3連休は試験勉強だ!

2010年09月15日

白紙に戻すという事

どうにか試験が終わり、結果を確認しないと本当に寛ぐことはできないんですが、
まあ、束の間の休息を味わっています。

で、以前から気になっていた、某武道に入門しました。
こちとら大学の4年間、少林寺拳法にひたすら打ち込み、黒帯を許され、全国大会でもメダルを頂けるところまで精進をした身です。
いささか腕に自信ありと自惚れていても、それは許して下さい。
ところが、見学に行った先の道場で、応対して頂いた館長先生にあっさりと投げ飛ばされ(私、スーツ姿だったんですけど)、畳の上に転がされ、こちらの技なんて全然かからず(もっとも、技を待ち構えている人に技をかける事程、難しいことはないのですが・・・言い訳ですね・・・)、そしてその理法の面白さに惹かれてしまい、入門を決意した次第です。

体に軸を作らない動き、ねじらない動き、タメを作らない、ふんばらない、床を蹴らない・・・全てが僕の中の格技の常識と正反対。ナンバ歩き?ナンバ走り?の練習まである。
居合術の体の使い方が参考になりそうだ。

見学ついでに、初歩的な練習も体験させて頂いた。
小手を極める技がある。
少林寺では、支点・力点・作用点を意識し、円の動作を使い、軸を作り、腰の力を使って手首を極めて相手を転がす。
体の奥深くに染み付いたその動きが、ふっと顔を出し、その通りに体が動きそうになる。
これじゃ駄目なんだ。
大好きな少林寺、身に染み付いた技は全て、僕の宝物だ。
でも、しばらくは白紙に戻す。本当につらいけど、この武道を稽古している間は、忘れることにした。そして、これから教えて頂く事をすべて、全肯定で受け入れる。

相手をしてくれた白帯の方が、「上手いですね」と、褒めてくれた。
違うんです、僕の動きは、ここで稽古しているものとは似て非なる技なんです。
今の僕は、ここでは誰よりもへたくそなんですよ。

2010年09月16日

実戦とは、なんだ?

武道、格闘技を勉強していると、よく話題になるのが、実戦だとどの格闘技が一番強いのか?という話だ。
たとえば体育館で、審判がいて、用意ドンで殴りっこをするのであれば、極真空手みたいなのが一番強そうだ。
古い話だが、極真の第3回世界大会で、松井章圭(現極真館長)と、今は亡きアンディ・フグが決勝で戦ったことがあった。
そのときアンディが放ったパンチが松井の顔面にヒットし、松井が一瞬意識を失って崩れ、試合が中断するというアクシデントがあった。
極真のルールでは、顔面パンチは反則だ。アンディは、負けた。
でも、いわゆる実戦の世界では、アンディの勝ちだという見方も出来る。
彼は、フランスのプロキックボクシングという世界で、顔面攻撃ありという厳しいルールの中で勝負を重ねて来た選手だ。最初から顔面容認のルールで戦ったとしても、松井に、アンディの経験に勝るほどの、勝負を決するテクニックがあったとは思えない。

フェラーリとスバルインプレッサとは、どちらが速いだろうか。
答えは、未舗装路を含むダートラリーでは間違いなくインプレッサ、サーキットでは、フェラーリが速い。
つまり、ルールと場所で、勝者は変わるという事だ。
レイ・チャールズと北島三郎、どっちが歌が上手いだろうか。これも、意味のない比較だ。
格闘技、武道の世界には、これに類するような無意味な比較をすぐにしたがる悪いクセがある。
正しくは、身に付いた技術をどう活かせるか、人の質に注目すべきじゃないのだろうか。

僕らは、例えば夜の中洲のちょっと暗いところで、ヤ業の方相手に実戦スタイルで戦えるだろうか。
現代日本で、一番あり得る”実戦”のシチュエーションは、まあこんなところだろう。
相手は一人とは限らないぞ。刃物、多分持っているぞ(彼らは絶対に負けられないからね)。
こんな勝負、僕はごめん被りたい。力道山は、名もなきチンピラの凶刃に命を落としているし、そんな実戦には何の意味もない。
「いや、格闘技というスタイルに拘っての実戦」という条件付けをされるかも知れない。
なるほどもっともらしく聞こえるが、よく考えてみればそれは、サブちゃんにポップスを歌わせて評価をするのと同じくらいに意味がない。

流派を超えて、おそらく日本で一番尊敬されている格闘家・故塩田剛三先生。

2010年09月18日

まずは基本から

早速、道場で教わって来た杖の使い方の基本を、うちで練習している。
杖が動きたいように動かす、力まない、踏ん張らない、体をねじらない、体を開くように・・・。
たったひとつの型も、自分の体に耳を澄ませて繰り返せば、あっという間に30分、1時間が経つ。
たった120センチ足らずの棒をそっと振り回しているだけなのに、汗だくになる。

うちには大きな鏡もない、チェックしてくれる先生もいない。
でも、一番良い稽古法は、自分の体に訊きながら動く事だと思っている。
体の重心や、力の流れを感じながらの一挙手一投足。そして、おかしいな、不自然だったな、と感じたところは、妥協無く治す。
この繰り返ししか、今のところ道はない。
自分の体に尋ねながら、繰り返す。こだわりをもって教えを守る。
この積み重ねこそが、明日の自分を作っているんだと信じている。

2010年09月20日

中華料理の来福、ふたたび

先週の話で恐縮ですが、九産大で資格試験を終えて、せっかくですので近所の中華料理屋さん『来福』にお邪魔しました。

トマト丼。
中国語の流暢な大将が、腕を振るってくれました。
どんぶりに擦り切り一杯、熱々のトマトとふわふわの卵とじ、そしてソースが旨い!
ただ、量が多くてこれだけでは舌が飽きてしまいそうでしたので、追加で

餃子をオーダー。
皮も餡も手作り。
しっかり練られた厚めの皮が、やはりしっかり練られた肉の餡を包む。
食べごたえ、歯ごたえ十分で、なんと噛むと小龍包のように熱い肉汁が出てくる。
わりとまともな中華屋でも、こんなにきちんとした小龍包が出て来る事は少ないのに、たいしたものです。
まだまだ試してみたいメニューがあります。
もう少し家から近かったら、通うんですけど。・・・

2010年09月23日

意外に知られていた・・・

数日前から、某武道に入門した事を書いていますが、思いの外、周りに知られていたので、もう少し詳しく書いておきます。

入門したのは、大東流合気柔術という古武道です。
『柔術』ってマイナーだし、グレイシーとかブラジリアンとかのイメージが強くて誤解されやすいし、説明が面倒くさくなるので、訊かれたら「柔道やってます」と答えるようにしているのですが、これからはきちんと説明しますね。しまった、合気道の方がイメージが近かったな。

で、先日は入門第2回目の稽古でした。
膝行という、膝を床に突いたままでの歩行をやりました。めちゃめちゃこれキツイ。
でも、これをやり込んだら足腰は強くなるし、腰の柔軟性も増すのではと思います。つまり、腕前が上がる!家で出来るかな。

次、受け身。投げ技があるからね。
見たところ、柔道の受け身とは少しちがうようだ。畳にビターンと手をついて身体の動きを止めてしまうのでは無く、転がるイメージ。これも身体が覚え込んでいて、得意なはずなんですが、さすがに20年近いギャップがあるので、5、6回もやったら目が回りました。情けない。・・・

柔術って、膝と腰とお尻の筋肉への負担が半端じゃないと思います。
なかなか普段使わない、鍛えるのが難しい部分です。機敏に動く、とか、姿勢を保つ、とか、基本動作の改善に大きくつながりそうな感じです。興味がある方、ご一緒にどうぞ。
練習は、毎週火曜日です。19時から、近くの学校の体育館でやっています。

身体が覚え込んでいるといえば・・・
柔道着が到着しました。これ、重い、ごつい、暑い!
ジムではスポーツ用の機能シャツと短パンで動いていますので、これはちょっと面食らいました。
稽古が終わると、当然脱いで畳むわけですが、道着の畳み方を身体が覚えていたのには驚きました。
何も考えずに、手がすいすいと動いてしまう面白さ。

2010年09月30日

桜野武術教室 本日の稽古内容

本日の桜野武術教室稽古内容:

棒術 素振り 摺り下ろし〜突き返し・表の転身

腰を落とすと、身体を開く感覚が分かりやすくなる。腰を落とそう。
膝が内側に折れないように気をつける。

突き返しで身体の使い方を徹底的にマスターする。重心は常に後ろ足にある。
最初の突きで、後ろ足つま先を正面に向けつつ、半身を引くので前脚が骨盤につられて後ろ足のところに引き寄せられる。棒を返すときに、引き寄せられた前脚のつま先が斜め後ろを向くようにする。両足先がかかとを軸に120度の角度を作るくらい。
このときもまだ、重心は後ろ足にある。

転身は、足を軸にして回転するのでは無い。体重を掛けている足を浮かし、身体が沈もうとしたところに足を移動させて支えるイメージ。ドスドスやらない。薄氷を踏むがごとし。
この足さばきで柔法を行うと、相手は向こうに飛んでいくのでは無く、その場に崩れ落ちるようになる。大東流の非常に大切な技術である。

身体の正中線を守る。相手の正中線を攻める。自分の正中線を守りつつ、前を攻撃すれば、そのまま相手の正中線を攻撃出来るように構える。立つ。

膝行は、武士の歩き方(難場歩き)をそのまま膝立ちでやるイメージ。
下を向かない、前を見て進む。進む方向に受信を傾けると、膝がすっと出てスムーズに移行出来る。

受け身は、前周りにならない。方から落ちて、斜めに回る。

2010年10月03日

ひとつ、不自由になる

テレビや映画など、たまに音を完全に消して観る事がある。
セリフやBGMを聴きながら観る場合と比べて、役者の目の表情や動作が、やたらと目に付くようになる。
次の動作、話の進展がなぜか音を聞きながら観ているときよりもピンと頭に浮かんでくる(気がする)。
紳士を気取っているが、実は腹黒いヤツだとか、そういう人物設定が、なにげない諸動から何故だかよく伝わってくる(音を消してみると、役者の芝居が、じつは京劇並にくどくて押しつけがましいという隠された真実があぶり出されるという理由もあるでしょうが)。

じつはこの、音を捨てた感覚というのは、武術に役に立つのでは無いか、と密かに思っている。
言葉や雰囲気に頼る事なく、空気を感じとる・意思を感じとる・で、先入観が無くなったこちらの心に映る事柄に対して粛々と回答を返していく・・・うまく表現出来ませんが、こんな感じかな。

小手返しの練習をする。術者も受者も、つかんだ手、つかまれた手を、技をかける間中じーーーっと見つめている。大東流合気柔術に限らず、少林寺拳法や合気道でもよくある光景だ。
視覚という感覚に頼りすぎている。
この場合は視覚という感覚を捨てて(完全にoffにすると、またちょっと困る事になりますが)、握られた部分から伝わってくる力の動き、心の動きを皮膚を通して理解をしないと、技はかからない。
この人は僕の手をつかんで、引っぱり上げたいのか、ねじり上げたいのか、それとも押さえつけて、反対側の手でゴツンとやりたいのか、見ると予測を立てて考えてしまうから、見ずに、皮膚で感じる。
そうすることで、不思議と身体が自分から動き出す。

ぎこちなくならずに、スムーズに技が出るかどうかは、訓練次第。

2010年12月12日

大分さぼっていました

もちろん、何もしていなかった訳でもなく、書くに事欠かないネタはそれなりに持っているのですが、充電期間という事で。
自宅のパソコン、MacBook Proの大規模メンテナンスを実施しました。
HDをきれいにフォーマットし、OSを入れ替えました。
もちろん、事前にバックアップをとったり、インターネットの設定やらソフトの再インストール、パスワードの設定など、一連の作業がたくさんあります。
でも、手をかけただけの成果が出ているみたいです。動作が速くなったり、あんまり熱を持たなくなったり。

加圧トレーニングを始めました。
腕と足の付け根にきつくバンドを巻いて、血流を制限。血管がパンパンに膨張します。
その状態で、筋力トレーニングを行う。
まず、血管が丈夫になる、毛細血管の網が拡充し、疲れにくい体になる、筋肉の成長が促される、など良い事尽くめ。
めざせブルース・リーです。

経理士試験に落っこち、専門学校通いを再開。今までの人生で、これほど謙虚な気持ちで勉強するのは初めてです。

2011年01月23日

体調最悪

なにが悔しいって、風邪とか訳の分からん事で体が動かなくなっている事。
今週、ずうっと絶不調で、測りたくなかったんだけど今朝熱を測ったら37.5度。
目がぐるぐる回って、全身筋肉痛。しかも、体が重い。
咳すると、振動が頭に伝わってズキンとくる。
情けない。今週は、倒れるわけにはいかないんだけどなあ。

2011年03月20日

新ブログのご案内

こちらはパソコン、Mac、CG等少しコアな話題用のブログとして運用しようかと考えています。
食べ歩きやドライブ、何気ない雑談等、日常的な話題はこちらのブログでやります。

The Wildleaf Weblog 2
http://saexa01.blogspot.com/

なお、新しいブログで、こちらのページの宣伝はしません。
よろしくねー

震災は人ごとではない・・・

震災のおかげで、建材が入ってこないという事態がおこっている。

建材が入らない→工期が遅れる→人件費等でコストアップ→お客様にダメージ

という連鎖が、既に現場では起こっているとの事。
被災した人に比べたら、・・・という言い方は出来るが、建築屋に籍を置く者として、申し訳なく感じる。
また、竣工ずれる→支払い延びる→小さな工務店資金繰りにダメージ
という事も想定される。

まだ災害復旧関連の建設は、(一部を除いて)始まってはいない。
被災地用の資材の抱え込みは大切だが、熟慮をして、悪影響が最小になるように動いてもらえないだろうか。
こんなときに、と、お叱りを受ける事は覚悟の上で、それでもあえてお願いしたい。

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