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音楽 アーカイブ

2007年02月23日

iTunes:遠藤賢司「歓喜の歌」購入

iTunesストアにて、遠藤賢司のライブ盤「歓喜の歌」を購入。
エンケンといえば絶叫、ヒステリック、サイケなイメージしか無かったのだが、なかなかフォークしている。

2007年02月25日

遠藤賢司を聴く

フォーク世代の人ですので、僕の親くらいの世代の人たちがメインリスナー。残念ですが、リアルタイムには聴けませんでした。
音楽は何だってそうだと思います。やはりその音楽が生まれたときの空気、これを知らないと、もっと言えばその空気の中にいないと、その音楽のホントの味わいは分からないのではないでしょうか。まして、フォークみたいなメッセージ色の強いジャンルは。
今この世界で、一回り世代の違う僕が遠藤賢司を聴く。正直、とっつきにくいなと思う曲もあった。
変にめそめそして・・・とか感じるのは、聴く側にそれを受け止めるだけの器が無いからだ、と考えてとにかく聴く。
聴いているうちに、気持ちが変なテンションになってくる事がある。昔感じた事のある、まだ20代前後のときに夜中一人でいろんなCDを借りまくって来て聴いていたときのテンションだ。
「カレーライス」は、いいな。なにげない日常だけど、これは肌から染み込んでくるくらいの凄みがある。
触発されて、昨日今日と晩にカレー食ってるくらいだから僕もまだ青いですな。

2007年04月28日

佐野元春新プロジェクト「Music United」

佐野元春のpodcastから生まれたユニット「Music United」がアルバムを発表。
iTunesストアに特集コンテンツが組んであり、参加アーティストのアルバムが紹介されている。
いろいろ視聴して、ヒートウェイブの「Brand new day / way」、
Grooversの「Quiet Low Rider」を購入。
不良オヤジの演じるR&Bは、これでもか、とかっこいい。
申し訳ないが、最近なんとなく一ジャンルを築いているヒップホップなんかより、
よっぽど悪そうでシャープで、そして助平だ。
最近のヒップホップって、パパママ親友ありがとう、お前を大事にするよみたいな小市民ノリが
多いのはなんでだ。
ドロップアウトしちゃって、娑婆に戻りたがって泣いている坊やなのか、
ハナクソでもハナクソなりのプライドを持って生きているのか、同じ音楽をやるにしても
その重みの差は、大きい。

2007年06月05日

佐野元春「君が気高い孤独なら」

iTunesストアで、佐野元春の新曲「君が気高い孤独なら」を購入する。
もはやかつてのような、はじけるような盛り上がりはない。ただ、
非常に優しく美しいメロディと静かな歌声で、新たな佐野元春の世界を感じることが出来る。
歌詞の内容は、相変わらずどこか寂しげで、だけど人の尊厳やいとおしさを歌い上げた、
彼らしい仕上がりになっている。
佐野ワールドはその時々に応じて変化し、ファンはいつまでも魅せられっぱなしだ。

2007年07月08日

本日のレンタルCD

筋肉少女帯「筋少の大車輪」
筋肉少女帯初期のベスト盤。名作・何処へでも行ける切手を収録。
あらためて、大槻ケンヂの滑舌の良さにビックリ。うらやましい。

レイ・ハラカミ「Lust」
最近気になるアーティスト。孤高のテクノ。昔、細野晴臣が出したミニアルバム
ノン・スタンダード・ミュージックにミカドというバンドが参加していたが、そんな感じの音楽。

「SHIFT second Nissan CM Tracks」
日産のCMソング集。小粋な名曲、ヒット曲の詰め合わせ。あの「ケンとメリー」も入っているぞ!

日曜日や祝日に限って、早く目が覚めてしまう。
休日の早朝の空気が好きだ。イライラしていなくて、気持ちが好い。

常々、Mac純正の辞書”ことえり”は芸能人に強いと思っていたが、「筋肉少女帯」を一発で変換
出来たのには驚いた。「大槻ケンヂ」も2回で変換。ビックリですよ(担当者のこだわりに)。

2007年09月30日

iMixを作る


iMixを作ってみました。

☆good feelin' 20070930
http://phobos.apple.com/WebObjects/MZStore.woa/wa/viewIMix?id=265551829

saigenji、FriedPrideは、本当に上手い。saigenjiの歌唱力、ギターテクは日本人離れしている。
上手い上に楽しそうな雰囲気を、楽曲の中から感じる。凄いなあ。

FriedPrideは、ギターのYokotaとボーカルのShihoの2人ユニット。シホが成長している。
上手さの中にオリジナリティが出てきていると思う。

モンキー・マジックは、最近の注目バンド。すでに大人気だけど、単なる一過性で終わらせるには惜しい力を感じる。

土岐麻子の透明感ある声が素晴らしい。マイフェイバリット・シングスはしゃれたメロディでいろんな人がカバーしているが、土岐さんのは秀逸だと思う。
声、アレンジ、メロディががっちり決まっている。

Charの作品は、意外だけど正統な(つまり、コテコテな)ブルースというのは数が少ない。
ここに挙げている曲は、単純なメロディと気持ちの良いリズムで、飽きる事なく聴くことが出来る。

キリンジは、ちょっとマイナーな雰囲気の曲が多く、繰り返し聴いていると飽きを感じてしまう事もあるのだが、このエイリアンズは良い出来。
少し古さを感じるメロディは、安心感をもたらす。

上記のリンククリックで、iTunesが立ち上がり、iMixを試聴することができます。
よかったら、評価も御願いします。

2007年10月05日

音楽を聴く

iPodを購入して以来、ライブラリを充実させたくて音楽の馬鹿買いが続く!
それでもあえて言う。JBはかっこいい!

大統領の代わりはいても、奴の代わりはいないとまで言われたソウルのキングだ。
ゲロッパ!で、日本ではお馴染み。・・・日本人よ、もっと音楽聴け!

通勤の行き帰りで、わりとよくFMを聴いている。で、いろいろと流行の音楽を
聴くとも無しに聴いているのだが、永く心に残るものというものが少ない気がする。
それが流行ものだと言われれば、まあその通りなのだろうが。・・・

そんな中で、気に入った曲があればすぐにタイトルとアーティストをメモするように
している。そのための手の平サイズのメモ帳を、実は車に常備している。
開いてみると、CharのShining Dayとか、東田トモヒロとか走り書きがある。
このメモを見ながらレンタル屋に行ったり、iTunesストアで試聴(→購入)したり、だ。

こんな感じで少しずつ、時間をかけて貯めた選曲集が、先に公開したiMixだ。
曲数は、あと若干追加予定。
ただし、全曲通して聴いても30分以内に終わる程度。
見守ってやって下さい☆

お気に入りを集めたプレイリスト。
iTunesで扱っていない曲が多く入っていますので、iMixが作れません。

2007年10月10日

iMixその2

iMixを作成しました。
今度は、僕が結婚披露宴で使った音楽。
今でもお気に入りで、たまに聴いています。
中でも、Nu FlavorのHeavenは我ながら秀逸だと思います。

結婚披露宴で使った音楽

2007年11月05日

ラテンを聴く

好きな女性ボーカリストに、Bird(バード)という人がいる。
で、今回彼女が出した新曲が、「バトゥカーダ」というラテン音楽のカバー。
結婚して、芸名の由来だったド派手なアフロをすっきりと切り落として、落ち着いた
大人のミュージシャンの仲間入りを果たした彼女。音楽も、冒険を避けた
受け入れられやすいものに少しずつシフトしているみたいな気がします。
バトゥカーダ、とても良い曲です。多くの人がカバーをしています。
同じような曲で、ブラジルの大歌手であるセルジオ・メンデスの「Mas Que Nada」という曲がある。
これも良い曲で、沢山の人がカバーをしている。
酒に酔った頭でいろんなバージョンを聴き比べているうちに、Mas Que Nadaばっかり
3曲もダウンロード購入してしまいました。

Realceの歌うバージョンが、洗練されていて良かったです。

しかしRealceって、どう読むんだろう?

今日の動物。
アヒルの子。

2007年11月06日

mas que nada

まず、一番有名な「mas que nada(マス・ケ・ナダ)」といえばやはり
セルジオ・メンデスでしょう。
↓クリックでiTunesが起動します。第1曲目の、mas que nadaをダブルクリック!

セルジオ・メンデスを試聴する

iTunesストアで検索をすると、のべ150曲の「mas que nada」がヒットしますが、
その中でもおそらくスタンダードとなっているのが、このmas que nada。

次に、Realceのmas que nada。

Realceを試聴する

洗練された、スタイリッシュなマス・ケ・ナダだと思います。
ボーカル、アレンジともに上手いと思います。声の質も良い。

で、こちらのマス・ケ・ナダ。ライブ盤という事もありますが、もう凄い。かっこいい!
バンド名からも分かりますが、彼らのメインの楽器は、なんとバグパイプ。
調べてみたら、フランスの伝統楽器を使うバンドらしい。そんな彼らが
ブラジルのマス・ケ・ナダを演る。

Bagad Kemperを試聴する

すっごいけたたましい(笑。で、一番ファンキーです。
こんなの聴くと、音楽って本当に素晴らしいなと心から感心してしまいます。

さて、本日の動物。
仔猫。

2007年12月02日

好きなアーティストの事

少ない音楽体験の中から、これは!というものを書いてみる。

佐野元春『The Golden Ring』
心の兄貴・佐野元春のライブ盤。
デビュー以来の数限りない音源の中から、最高の音を出している曲を集め、編集している。
バックバンドは、初期〜中期のフルサポートを勤めたThe Heartland。
スタジオで奇麗に録られた音楽を楽しむのも良いが、ライブでこそ
真価を発揮する曲というものも存在する。
佐野元春の音楽は、意外かも知れないがまさにそういう音楽だ。
アツい、ひたすらにアツい。
声質のあんまり良くない佐野兄貴が振り絞るように歌うさまがまずアツい。
その歌も、愛や友情、心の持ちよう等ちょっとそのへんのなまっちょろいのが
口にしようものならたちまちダサク臭い内容なのだが、
佐野兄貴が口にすると、どうしてこんなに格好良くなるのだろうか。
これが人間の内容なんだな、と僕は納得しているし、こういう男になりたいと常に思っている。
くさい事を全力でやって、それがかっこいい、こういうのが本当にカッコいい男だ。
くさいくさいと、なんだか小馬鹿にしているようだが、そういうつもりはない。
むしろ歌詞は深淵で、僕なんかには理解が出来ないものが多い。
しかも現代芸術のようなワケワカランではなく、哲学的に深い。
聴く側の心の壁を軽々と飛び越えて踏み込んできて、心の奥底にしまい込んでいた
ピュアな感情、美しい人間の本性を引き出して、磨いてみせてくれる、そうとしか
表現が出来ない。だからじっくりと聴いてしまう。
アルバム自体は残念ながら絶盤みたいだ。いわゆる経済効率の問題だろうが、
いいものは永く残るようなシステムが出来ないものかな。

鈴木祥子『ある愛の詩(うた)』
知らない人はおそらく多いと思うが、日本の誇るシンガーソングライターのひとり。
他人に提供する曲目が多く、本人が露出する事はあまり無い。もったいない!
このアルバムは、構成が面白い。
1曲目〜ラストまでが、初々しい恋愛〜破局〜荒れた生活・でも人間鍛えてます
〜本当の愛に目覚める、という流れになっていて、聴き応えがある。
ラストが切なすぎる。相手を失って、初めて真実の愛に目覚めるという内容だろうか。
アルバムを通して、主人公の女性の真面目さ、適度なお茶目さ、気持ちの美しさが
語られているだけに、ラストの感慨は一層強くなる。
アルバムとしての完成度の高さに、脱帽する他ない。
鈴木祥子は、活動自体は20年近く、ベテランの一人だが、最近ようやくiTunesで取り扱われだした。
時代がようやく追いついた。

織田哲郎『いつかすべての閉ざされた扉が開くまで』
海、旅をテーマに作られたコンセプトアルバム。
数年前、近藤房之助(B.B.クイーンズのヒゲのおじさん、ね。本職は大阪在住のブルースシンガー)
とコラボでボンバーガールというスマッシュヒットがあったりで、
そこそこ名前は知られていると思う。
チューブやサザンみたいなノリノリの海もいいけど、ここで描かれている海は、そうじゃない。
とても静かで、そのうえ旅立ちの舞台という神聖な場所だ。
男の冒険心、どこかにふっと旅立ってみたくなる危うさ、海に対する憧憬がきっちり
表されている。
大学の頃にこのアルバムに出会い、アナログ盤ならとっくにすり切れているかと思うくらい
聴いた。

本、映画、そして音楽、旅行、ひょっとしたら漫画だって、魅せられるドラマを人に提供し、
生き方まで変えてくれる作品がこの世には存在する。
僕は貪欲だから、出来るだけ多くのドラマに触れたいし、見知らぬ体験をしてみたい。

え、漫画?「カムイ伝」で生き方変えられた。
武士道は死ぬ事と見つけたり?寝言こいてんじゃねえ。
刀を奪われ、まげをそり落とされ、ヒニン部落に住むことになったと嘆く侍にカムイが
「大事の前の小事。なにを泣く」と叱咤する。
馬糞食ってでも生きろ。たとえ死ぬほどの苦労があっても、生き抜かないと
志は果たせないじゃないか。

さて、本日のちょっといい風景。

100年前のロシアのカラー写真。

2007年12月06日

忘年会でした

先日は会社の忘年会でした。
苦手なものの一つに、飲み会の司会というのがあるのだが、忘年会の司会を
入社以来やっている。社員旅行の幹事も、入社のときから任されているが
人材不足がこんなところにも表れています。

鈴木祥子のアルバム『鈴木祥子』を買う。
アコースティックが中心の、非常に聞きやすい音作りになっている。

で、さすがにメロディがきれいだ。感性の賜物だと思うが、ちょっと日本人離れしていると思う。
日本の、ロクに音の善し悪しも分からない市場で評価されるだけなのはもったいない。
声が少し低くなって、デビュー当時から比べて”押し”が強くなっている。声の質は
非常に奇麗だから、もっと可愛こぶって歌っても全然オッケーですよ、許します。

鈴木祥子のアルバムは、全てにコンセプトが決められていて、高い次元でそれが守られている。
この『鈴木祥子』は、少し重めの曲が盛り込まれている。
自分の気持ち、心を見つめなおすというコンセプトかな。だから自分の名前を
アルバムタイトルにしたのか。
彼女と同調出来れば、この上なくはまり込めるアルバムだ。
ただ、僕は彼女ほどの高みには、いまだ届いていないから。・・・
でも、やっぱり好きだ。

本日の風景。

間近で見てみたい、水の芸術。

2007年12月10日

聴き惚れる

先日買った鈴木祥子のアルバム「鈴木祥子」を聴き続けているが、文字通り、聴けば聴くほど
はまり込んでいく。
歌詞も良いけど、メロディメーカーとしてずば抜けている。
オールディーズとして末永く残っていくべき音楽だ。
2曲目の「Love is a sweet harmony」は、結婚式のケーキ入刀のときのBGMに最高だと思う。
絶対盛り上がる。
7曲目「Frederick」は、オーソドックスなポップス。かっこいいメロディを、いじりすぎずに
上手に形にしている。こういう部分に、彼女の才能を感じる。
大学の頃から聴いているから、10年は軽く超える付き合いだが、これからも
彼女にはまり続けていくのだろうな。

本日の風景

ちょっと変わった画像ですが、これは宇宙から見た地球の明るさです。
白い部分が明度が高い、エネルギー消費が高いという事です。

2008年02月04日

勉強!

毎週土曜日は、はるばる天神まで経理の学校に通っている。
とにかく理解、理解出来ないところは暗記!で、問題の数をこなす。
数をこなすには時間が要る。少しでも時間が欲しい!

頭休めに音楽を聴く。最近のヘビーローテーションは、iTunesストアで
昔購入したCeltic Classicの『Celtic Classic』。
ケルト地方のおそらく古楽を、チェロ、フルート、ハープで再現したアルバム。
しみじみと胸に沁みて、心が休まる。

クラシックは好きだけど、いわゆる有名どころにはあまり興味を惹かれない。
大作家の手によらない、地方で生まれ育まれてきた古楽が良い。
敬虔さや静寂、歓びなどの素朴な感情が明確に伝わってくる気がする。

さて、今月はどんな画像を貼ろうか。
そうだ、アルバムジャケットでいこう。
本日は、これ。

サイズが小さいのは、ご勘弁。
こういうレアものは、大きなサイズがなかなかないのです。
電線音頭は、もともと三枝師匠の持ち歌でした。それを小松政夫、伊東四朗が
番組で使い、リバイバルヒット。
面白かったなあ。しらけ鳥もよかった。

2008年02月05日

ペール・ギュントを購入

ケルト音楽というくくりは、携わっている人たちにとってはあまりうれしいものではないらしい。
それは商業的な匂いのする分類だとかで、きちんとアイルランド音楽(Irish)、
スコットランド音楽(Scottish)と分けて呼んだ方が良いらしい。
で、改めてscottishでiTunesストア内を検索してみると、たくさんの、いわゆる「ケルト」的な
音楽が出てきた。
早速Battlefield Bandを5曲購入。
あと、衝動買いでグリークの組曲ペール・ギュントも購入。指揮がカラヤン。
こいつを聴きながら、今夜は寝るか。

今日の一枚。

アホの坂田。
アホ連呼の気持ちのよい歌です。坂田師匠とチャーリー浜のかけあいも面白い。
・・・。
ジャケットシリーズは失敗だった。
ロクなのがない。

2008年02月07日

聴いてびっくり カラヤン

子供の頃、割と良くクラシックは聴いていた。
子供向きのクラシックアルバムがそろえてあり、教育の一環だったんでしょう、
有名どころは一通り聴かされていた。
先日買った組曲ペール・ギュントも、その頃聴いて覚えていたものの一つだ。
しかし、指揮者が違うとこんなにも変わるものなのか!
あの頃聴いたアルバムも、子供向けとはいえ、それなりの指揮者とオーケストラが
演奏をしていたと思うのだがレベルが違う。
抑揚が大きく、メリハリが効いていて、リズム感やタメが非常に計算されている。ひとことで
表せば、ダイナミックか。
音楽は奥が深い。

さて、本日の一枚。

テレビで見たときはショックでした。
忌野清志郎というアーティストを初めて知ったのが、この曲でした。
こういうサブカル路線の人かと、しばらくは思っていました。

2008年05月18日

最近のiTunes購入

じつはあまり女性ボーカリストというものを評価していなかった。
初期のブルーハーツやスライダースなんかとザッピングしても違和感なく聴ける
といえば、僕自身が情報に疎い若造だったためもあり、
レベッカのNOKKOくらいしか知らなかった。
というわけで、最近の女性ボーカリスト達の驚異的な実力アップに驚きに近い喜びを
覚えています。

arvin homa aya
柔らかい声に天性のリズム感、ノリ。初めて聴いたときは、すごい人を発見してしまった
という感激に震えました。
ジャズトロニックのボーカリストですが、個人でアルバムをリリースされています。

羊毛とおはな
女性ボーカルの方は、おはなさん、になるのだろうか。
落ち着いた声質で、おそらくきちんとトレーニングを積んであるだろう歌い方、
バンド名がアレなので、iTunesストアで暇つぶしに試聴した程度だったが
かなりの実力者で吃驚。

原田郁子
クラムボンのボーカル。透明感のある声と、個性的な歌い回し。
なんだか、聴くたびに力をつけてあるような感じで目が離せない人です。

鈴木祥子
我が心の兄貴・佐野元春に並ぶ尊敬するアーティスト。
初期のキャッチーなサウンドも、今となれば可愛らしく、味わい深い。
ここ数年は、ロックンロール、ポップス、ブルースの間をバランスよく行き来して
非常に質の高い、100回聴いても飽きのこない作品を発表し続けています。
もう20年近い活動と思うけど、質が落ちない。多分一生応援し続ける一人だろうな。

2008年09月27日

鈴木祥子『Sweet Serenity』

デビュー20th anniversaryも近いのではないだろうか、日本の女性シンガーの中で
僕が一番に敬愛する彼女のニューアルバムを聴いている。

先に出されたアルバム『鈴木祥子』を聴いたときに、”せっかく可愛い声をしているのだから、
もっと可愛い子ぶった歌い方をしてもいいのに”と書いた事があったのだが、
今回のアルバムはまさにそんな作りだ。
そんな彼女の声に、ルーズな感じにギターが絡み、王道のガールズポップに仕上がっている。

前作がハードな雰囲気だった事もあり、つい比較してしまうが、本作はよりエンターテイメントに
振られた作りで、携帯プレーヤーのイヤフォンを通しても気持ちよく聴く事が出来る。

こう書くと、前作の評価を低くしているように感じられるが、とんでもないです。
芸術性では十分に拮抗しています。
特に7曲目の『Frederick』は、おそらく曲を書いているときに神が降りてきていたと思います。
アッパーでメロディアスで格好良くて、全盛期の佐野元春を凌ぐのでは、と、なんだか
ハラハラしてしまうくらいの仕上がりです。

アルバム『鈴木祥子』7曲目『Frederick』を聴いてみてね

上のリンクをクリックすると、iTunesが起動し、試聴が出来ます。
iTunesがパソコンに入っていない人は、アップルのサイトでダウンロードをしてください
(入っていないパソコンだと、上リンククリックでインストールを促されます。入れておいて
損はないソフトです)。

『Sweet Serenity』のジャケット。
アルバムアートワークにどうぞ。

(補記)今年がデビュ−20周年でした。しかも、Frederickはパティ・スミスのカバーだったんですね。
オレは本当にファンなのか、と自問してしまいました。
でも、大好きです。

2009年09月11日

本日のプレイリスト

『Goes on』
Every Sunday Afternoon - ROCK'A'TRENCH
幸せであるように - Fryng Kids
Every Day - Haruka Nakamura
丸の内サディスティック - 椎名林檎
ドレッドライダー - Theatre Brook
Shinin' You Shinin' Day - Char
4951 -TAXI- - Cool Drive Makers
朝日のあたる道 - Original Love

というプレイリストを組んでみました。
シャッフル再生ですので、順番は無関係です。

ROCK'A'TRENCHの『Every Sunday Afternoon』は、ほんの数日前に買った曲です。
実在する難病の女の子をモデルに曲を書いたといういわくがついています。
”もうすぐ羽をもらうの この窓から飛び立つわ
そして映画観に行って 洋服も買って
アイス食べながら天使と恋するの
She's only 14”
泣ける。

Cool Drive Makersの『4951 -TAXI-』は、ちょっと御陽気な感じで
他の曲とミスマッチな気がしないでもないが、あえて入れてみた。
4人組の、福岡産バンド。
音がカッコいい。ほの甘いポップスから、いい匂いのするブルース、ロックまでとにかく巧い。
高い感性と、実際にカタチにする力を持った実力派バンド。
現在活動休止中だが、うれしい事にiTunesストアで大量に楽曲を扱ってくれている。
ボーカルのネモさんは、ネモ・トラボルタという変名で、洋楽カバーまで出している。


関係ないですが、B'z 稲葉伝説

歌唱能力
B'zやソロ活動など、公式にリリースされている音源による彼の音域で、
最低音がF#2(lowF#)程度、また、シャウトやスクリーミングを含めた最高音はB5(hihiB)程度にまで達する。
また、マイクを外しても、ライブ会場全体に声が行き渡るほどの声量がある。
その上、ステージをところ狭しと走ったり、跳び跳ねたりしながら歌うにも関わらず、
2時間以上あるライブを通してほとんど乱れない肺活量を持つ。
その肺活量は8000cc超と、成人男性の数倍以上もあり、非常に運動量の多いライブの終盤にも関わらず、30秒を超えるロングトーンを披露することもある。

体調管理
その声を維持するため、喉の負担になることは極力避けている。
夏でも極力冷房をかけず、楽屋では外からの極端な冷気を防ぐため、スタッフに扉の淵をビニールテープで密封処理させたこともある。
スタジオでは、季節を問わず加湿器を焚き、歌い終わると頻繁に医療用吸入器で喉をケアする。
食事に関しては、胃腸も冷やさないため、夏でも温かい鍋を食べ、
ツアー期間中はビールなどは飲まない。
また、喉に優しいと言われる温かいハーブティを愛飲している。

作詞
一旦、全て英語で仮作詞を行い、少しずつ日本語詞に置き換えていくという方法をとっていたが、近年では初めから日本語で書くことも多い。
B'z初期の頃は、日本語で作詞をすることに苦悩していた。
邦楽を聴くことが少なく、英語で歌うことに慣れていた稲葉は、日本語で歌うのが恥ずかしかったらしく、リズム感のはまり具合の違いなどから、B'zデビューアルバム『B'z』では、英語を多用した非常に抽象的な歌詞になっていた。

楽器演奏・作曲
ハーモニカやギターのほか、ピアノやパーカッション、マラカス、マンドリンなども演奏する。
ブルースハープは、ライブやMC時のパフォーマンスで頻繁に使用し、ブルースキーやベンドを駆使した演奏を行う。

特技・趣味・嗜好
大学受験の全国模試では数学の順位が3位であった。
1987年、横浜国立大学教育学部中学校教員養成課程(数学)を卒業。
大学時代に、小学校教員免許と高等学校教員免許(数学)を取得。
中学校教員免許(数学)は、教育実習時に長髪を切るのを拒み、そのまま教育実習を止めてしまった為に、取得していない。
かつては中島みゆきの大ファンであり、「女性のアーティストなら中島みゆきさんぐらいしか聴きません」と言っていたほどだった。
趣味は、読書とバイク(ハーレー)であり、その様子は、B'zの映像作品でしばしばみられる。
漫画も好きであり、スタッフにお薦めの漫画を教えてもらったりもしている。
食生活に関しては、卵でとじてあるものが大好きで、何でも卵でとじて食べるらしい。

親交関係
俳優の勝新太郎とは親交があり、新太郎に「裕次郎以来、本物の男を見た気分だ」と称された。

2010年01月14日

久しぶりに佐野元春でも

嫁とレンタル屋に行き、CDを借りてきました。
山下久美子のベスト盤と、我が心の兄貴・佐野元春の初期名盤「Visitors」。
改めて聴くと、山下久美子はなかなか良いな。こっちをお向きよソフィアなんて、いかにも80年代で無駄にかっこ良すぎる。そこが良い!

聴いていて思い出した。そうそう、山下久美子って佐野元春の曲をカバーしていたんだっけ。

これは元春の別のアルバム「Time Out!」に収録されている「クエスチョンズ」の歌詞の一部だが、


花束を抱えて
本気の大事なSOS
沈みながら火をつけて

僕はとても小さい
けれど革命する
とても小さい僕は
哲学する
僕はとても学習する
小さいけれど
けれど


こういう歌詞は、なかなか書けない。
聞き流せば聞き流せない事はないけど、ちょっとでも耳に引っかかったら、もう駄目だ。引き込まれてしまう。
なに?どういう意味?と洞察が始まる事もあれば、今までもやもやと心の中にわだかまっていたものに、バシッと輪郭をつけてもらえたような感覚に心奪われる事もある。
そして、不思議と気持ち良い優しさを、歌詞から曲から感じてしまう。
とんがった事を考えて心病んでいた自分が、テレビを消して本を閉じ、元春兄貴の声にじっと聴き入っている。

2010年02月11日

B'z Super Minor Tune 2010

B'zの好きな曲を集めて、プレイリストを作っています。

アラクレ 試聴
純情action 試聴
ピエロ 試聴
Forever mine 試聴
Stay Green
ギリギリChop
Go Fight Win
drive to my world
破れぬ夢をひきずって
愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない

曲数をもう少し増やす予定です。

10年くらい前に、B'zの曲を集めてMDに入れていました。それがB'z Super Minor Tune 1999。
当時のキャッチな感じに比べて、大人っぽい曲が増えたな、と思います。
iTunesライブラリから、数曲を10秒程度切り出して、試聴出来るようにしてみました。
ファイル形式がmovなので、おそらく要QuickTimeです。

QuickTimeがプロ版にしなくても、簡単な編集が出来るようになりました。プロ版自体、なくなっているみたいです。

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