食べ物にルーズなのは、どうも生理的に許せないようだ。
今時の人達は教育が行き届いているので、あからさまに食べ物を粗末に扱う人はいない。
ただ、大切に出来ない人は、いる。
何となくのフィーリングで大量に買い込んで、冷蔵庫で干涸びさせたり
目分量が分からずに大量に作り、これまた腐らせてしまう、
そういう食べきれない食べ物が、まだ需要待ちの状態でスタンバっているにもかかわらず
これまた気分で太陽に作りすぎる。で、やっぱり余って腐らせる。
粗末にはしないが、大切に出来ない。結局同じ事なんだが、ワンクッションおいている事で
気がつかないシステムが出来上がっている。
こないだ、ギャル曽根の大食いVTRを観た。
可愛い顔して、体も細いのでとても大食いキャラには見えない。そのギャップが
面白いのだろうな。
ただ、彼女は病気だ。血糖値がなかなか上がらず、満腹信号が出ない体質らしい。
そういう解説を何かで読んで、ぞっとした。
これ観ておもしろがっている人達がいる事が、恐ろしい。
畸形や病気で体つきが変わってしまった人達を観ても、笑わないだろう。
根は一緒なのに、テレビがエンターテイメントとして放映すると、それが免罪符に
なってしまう。