先日の日曜日、どうにか無事に試験を終えることができました。
結果は、5月に入ってから発表されます。
手応えは・・・なんといいますか、玉砕とまでは言いませんが、もうなんかしばらくは
触れたくない、そんな感じです。
5月が過ぎて、この話題に触れなかったら、お願いですから察してやってください。
さて世の中は、呑気に試験なぞ、ひょっとしたら受けている場合じゃない位深刻な経済危機です。
この不景気は、サブプライムローンが引き金を引いています。
サブプライムだけじゃない、いろんな金融商品が生まれ、その債権が商品価値として
やりとりをされるようになりました。
バブルだなんだと面白いように資金をまわしていた時代がありましたが、僕たちは他でもない、未来の自分たちから金を借りて、刹那的に儲かっていた気分になっていたのだと、僕は思います。
社会人を長くやっていると分かります。利潤というものは、あるとき急に増えたり減ったりするものではありません。どこかが儲けていれば、それは他所の儲けを分捕っているからで、必ず損が起きている。しかしバブル機の日本は、そして数年前のアメリカは、誰もが(それなりに)儲けていた。
異常なまでの好景気だった。
この、富の配分が非常にいびつだったのは、利潤を未来の市場から得ていたからです。
だから、皆が儲かっている気になった(実際儲かっていたと思う)。
お伽話みたいな話をしているって?
金融商品は、返済期間という時間軸を、その特性としてもっています。
つまり、将来長期にわたって(返済が続いている限り)コケる、つまり資金繰りがストップしてしまうリスクが厳然と存在します。
逆に言えば、返済期間の間に得るであろう儲けを、
すべて蓄積して融資の実行段階に一括して使ってしまう、そういう性質を金融商品は持っています。
そして僕たちは、それを皆でやってしまったわけです。
僕たちは、未来の自分たちに大きな借金をしてしまいました。
今は、当然の結果として貧乏生活です。今この時代に使うべき金は、大半が過去に使い尽くされていますから。
どこかの産業が悪いんじゃない、どこも悪くない。ただ本当に、金がないだけなんだ。
一番苦しい貧乏生活ってなんだと思います?仕事がないからお金が儲からない事?
僕は、働いても働いて働いても、お金が入ってこない状態だと思います。
まわす資金そのものがないから、経済活動は停滞せざるを得ません。
そしてやっと入って来た大切なお金を、旧態依然の使い方であっさり消費してしまうようであれば、その人、会社には未来はないと思います。
聖域なき固定費削減を、という掛け声を信じて、核心を突く削減案を提案した人達がいました。
それは、ある商品を切り捨てるのではない、買い方を変える・買う量を減らす・一部を代替品にする等の工夫をし、費用を圧縮しようという、妥当かつ今一番我々に必要な改善提案でした。
しかしそれが提案されるや、その商品に携わる人達によって、いかに削減をするのではなく、必要か・必要でないのかという論旨にすり替えられました。
削減提案が不要論にすり替えられ、意識が低い、と、かつて「聖域無き固定費削減を」と声を発した人物から叱責を受けることとなりました。
冷静に現状を鑑み、本気で状況を変えたいのなら、もう一度書きましょう「切り捨てるのではない、買い方を変える・買う量を減らす・一部を代替品にする等の工夫をし、費用を圧縮しよう」というその方法の論議を始めるはずだと思う。
貴重な削減提案を、即、不要論だと反射的に判断し、”意識が低い”などと高いところから否定するのは、滑稽で醜い。
”こういう意見が出ると思っていた”的な待ち構えを感じざるを得ないし、なにより冷静だとは思えない。
冗談でもなんでもなく、一度冷水で顔を洗って出直して来た方が良い。
そうでもしないと、提案者にとって失礼であろう。
話は変わりますが、
あ、これ、試験が終わって買いました。
自分へのご褒美です(*^o^*)
最近のプラモってすごいんです。
30年前の1/144スケール、いわゆる昔のガンプラでは絶対出来なかったポージングが、改造なしでやれてしまう!
コアファイターが変形までしてきちんと腹部に収まるんですぜ。
これでビームサーベルを振り抜くポージングが出来てしまうとは。