本日の桜野武術教室稽古内容:
棒術 素振り 摺り下ろし〜突き返し・表の転身
腰を落とすと、身体を開く感覚が分かりやすくなる。腰を落とそう。
膝が内側に折れないように気をつける。
突き返しで身体の使い方を徹底的にマスターする。重心は常に後ろ足にある。
最初の突きで、後ろ足つま先を正面に向けつつ、半身を引くので前脚が骨盤につられて後ろ足のところに引き寄せられる。棒を返すときに、引き寄せられた前脚のつま先が斜め後ろを向くようにする。両足先がかかとを軸に120度の角度を作るくらい。
このときもまだ、重心は後ろ足にある。
転身は、足を軸にして回転するのでは無い。体重を掛けている足を浮かし、身体が沈もうとしたところに足を移動させて支えるイメージ。ドスドスやらない。薄氷を踏むがごとし。
この足さばきで柔法を行うと、相手は向こうに飛んでいくのでは無く、その場に崩れ落ちるようになる。大東流の非常に大切な技術である。
身体の正中線を守る。相手の正中線を攻める。自分の正中線を守りつつ、前を攻撃すれば、そのまま相手の正中線を攻撃出来るように構える。立つ。
膝行は、武士の歩き方(難場歩き)をそのまま膝立ちでやるイメージ。
下を向かない、前を見て進む。進む方向に受信を傾けると、膝がすっと出てスムーズに移行出来る。
受け身は、前周りにならない。方から落ちて、斜めに回る。