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頭も使わないと!

 MacBook proの起動時間が、なんだかMacBookに比べて長いように感じたので、
OSを再インストールしてみました。
個人フォルダは、新機能”timemachine”を使い、完璧に移行出来ました。便利になりましたね。
Windowsもこれくらい簡単に移行、復旧が出来たら職場で非常に助かるのですが、改善されるかな。

 5月の終わりから太極拳を習い始めて、1ヶ月を過ぎたくらいです。
気づいた事をいくつか書いてみたいと思います。

つま先の向きが変。
 基本的に、敵対する相手に対して、つま先や膝頭は向けるものだと思っていましたが、どうも太極拳は違うようだ。
どちらかというと、自分が動きやすい方向に足先を向けている。
僕の、敵がいる位置の想定が間違っているのかも知れない。

視線が変。
 動作中は自分の手のひらをじっと見ている事が多い。雲手や単鞭とか。
敵から目をそらすな、と今まで教えられてきましたので、非常に違和感を感じます。
これは、先生に質問してみたところ、手のひらではなく、
手のひらの先にいる敵を見ているらしい。ナントカという、難しい目の配り方・技術があるようだ。
要はたくさん練習しなさい、という事だ。

立ち方が今ひとつ、よくわからない。
 つま先から膝が出ないように、反っくり返るのではなく腰を楽にして構えるのだが、
今までの人生でこんな立ち方をした事がなく、ちょっとピンとこない。
構えが決まると、腰辺りからふわっと温かいものが広がるらしい。
 上体は、天から一本のひもが垂れていて、それに頭がくっついてぶら下がっている
イメージ。
猫背や鳩胸にならないように気持ちよく起こすと良いとの事。
これは、たとえが面白く、そのうえ的確だと思う。
日常生活にも応用が効きます。
この姿勢が、肺や内蔵が圧迫を受けず、一番のびのびと働ける姿勢のようです。
 また、両耳のラインに肩が来るようにする。
猫背気味な僕には、とてもためになる教えです。

手のひらの形が面白い。
 ”包手ほうしゅ”というらしい。
難しいとこは何もない、脱力して、柔らかくしただけの状態です。が、僕がなかなかこれが出来ない。
ついつい少林寺拳法の”鉤手かぎて”が出てきてしまう。
 五指を広げるように張り、手首を親指側に折る。
こうすると手首が緊張し、腕刀が張り、そのうえ肘や肩が緊張しないという特殊な状態が出来る。
これで攻撃を受け流したり、つかまれた腕を抜いたりと、
このスタイルから少林寺拳法のあらゆる技が始まります。
この癖がなかなか抜けず、ついつい包手が微妙に鉤手になってしまっている。

 下腹部のヘソの奥辺り、ここに僕は意識の中で、直径が20センチくらいの球を置いている。
こいつを重心の要にしている。
で、こいつを(意識の中で)左右に回転させ、その回転の力を、ちょうどデンデン太鼓の
イメージで拳に伝え、突きを出している。
左右の横回転なら、体重が十分に乗った力強いストレート、微妙に縦回転が加わると
スピード重視の、連打が可能なストレートになる。

 球を回転させるのは、足さばきだ。
腰を低く落とした方が、球はスムーズに回転する(回転を起こさせる足さばきが行いやすい)みたいだ。

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2009年07月05日 05:22に投稿されたエントリーのページです。

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