なぜ忙しいのかを考えてみる。
とにかく、時間がない、余裕がない。朝早く起きて、夜遅くに帰宅する。
嫁と顔を合わせても、満足のいく付き合いが出来ているとは到底思えない。
かといってさほど面白い仕事をしているわけでもない。仕事も駄目、プライベートも駄目じゃ、
もう駄目駄目ちゃんじゃないか。
そこで気がついた。忙しいのが問題なんじゃない、忙しいのが嫌いなのが問題なのだ。
どう考えても、暇でなおかつ生活に余裕がある方が断然良いのだが、ここではそれはさて置いといて、
忙しい事を好きになれば、苦にならなくなるのではないのか。
ああつらい、と自分の吐いたため息に窒息しなくなるのではないのか。
じゃあどうすれば良いのか。自分は価値のある事をやっていると信じる事だ。
この信念を持たせられる人こそ、僕らの大切な隣人だ。