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恵まれた時代のハングリー精神とは

よく、仕事や勉強をする上で目標や夢を問われる事が多い。
で、お決まりですが上司や先輩がそれを問うわけですよ。
問われる方も慣れたもので、とおりいっぺんの、模範解答をお答え申し上げて、お互いなんとなくそんな気になっちゃっている。

僕らの世代は、ハングリーというものを経験せずに育ってきた。
食べ物や服は、すでに十分あった。ひもじいけど食うものがないとか、寒いから腹に新聞紙を入れて過ごしたとか、そういう困った経験がない。
住む家どころか、個別の部屋まであった。お小遣いという定額給付も、当たり前のようにもらっていた。
一言で言って、満たされていた。”満腹”とまではいかないが、腹六〜八分の人生を今まで過ごしてきた。今だってたいして困らないから、ハングリーになりようがない。
こんなヒョウロクダマが会社に入った途端、さあ夢だ、目標だ、それに向かって邁進だ、なんてあるはずがない。
売上目標達成、給料アップという手短なものを目標に頑張っている人もいると思うが、その根本にあるもの、なぜ売上目標なのか、なぜ給料アップなのかという深い部分を捉えている人は少ないのではないか。
会社人だから当然の事じゃん、といえばそれまでだが、それは底が浅い気がする。
そこで思考を停止してしまって、自分の歩いている理由を導き出せない人は、つぶしのきかない、いわゆる会社人間だ。あなたはもっと自由なんですよ。たぶんね。

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2010年02月26日 23:15に投稿されたエントリーのページです。

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