じつはあまり女性ボーカリストというものを評価していなかった。
初期のブルーハーツやスライダースなんかとザッピングしても違和感なく聴ける
といえば、僕自身が情報に疎い若造だったためもあり、
レベッカのNOKKOくらいしか知らなかった。
というわけで、最近の女性ボーカリスト達の驚異的な実力アップに驚きに近い喜びを
覚えています。
arvin homa aya
柔らかい声に天性のリズム感、ノリ。初めて聴いたときは、すごい人を発見してしまった
という感激に震えました。
ジャズトロニックのボーカリストですが、個人でアルバムをリリースされています。
羊毛とおはな
女性ボーカルの方は、おはなさん、になるのだろうか。
落ち着いた声質で、おそらくきちんとトレーニングを積んであるだろう歌い方、
バンド名がアレなので、iTunesストアで暇つぶしに試聴した程度だったが
かなりの実力者で吃驚。
原田郁子
クラムボンのボーカル。透明感のある声と、個性的な歌い回し。
なんだか、聴くたびに力をつけてあるような感じで目が離せない人です。
鈴木祥子
我が心の兄貴・佐野元春に並ぶ尊敬するアーティスト。
初期のキャッチーなサウンドも、今となれば可愛らしく、味わい深い。
ここ数年は、ロックンロール、ポップス、ブルースの間をバランスよく行き来して
非常に質の高い、100回聴いても飽きのこない作品を発表し続けています。
もう20年近い活動と思うけど、質が落ちない。多分一生応援し続ける一人だろうな。