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2009年09月 アーカイブ

2009年09月11日

本日のプレイリスト

『Goes on』
Every Sunday Afternoon - ROCK'A'TRENCH
幸せであるように - Fryng Kids
Every Day - Haruka Nakamura
丸の内サディスティック - 椎名林檎
ドレッドライダー - Theatre Brook
Shinin' You Shinin' Day - Char
4951 -TAXI- - Cool Drive Makers
朝日のあたる道 - Original Love

というプレイリストを組んでみました。
シャッフル再生ですので、順番は無関係です。

ROCK'A'TRENCHの『Every Sunday Afternoon』は、ほんの数日前に買った曲です。
実在する難病の女の子をモデルに曲を書いたといういわくがついています。
”もうすぐ羽をもらうの この窓から飛び立つわ
そして映画観に行って 洋服も買って
アイス食べながら天使と恋するの
She's only 14”
泣ける。

Cool Drive Makersの『4951 -TAXI-』は、ちょっと御陽気な感じで
他の曲とミスマッチな気がしないでもないが、あえて入れてみた。
4人組の、福岡産バンド。
音がカッコいい。ほの甘いポップスから、いい匂いのするブルース、ロックまでとにかく巧い。
高い感性と、実際にカタチにする力を持った実力派バンド。
現在活動休止中だが、うれしい事にiTunesストアで大量に楽曲を扱ってくれている。
ボーカルのネモさんは、ネモ・トラボルタという変名で、洋楽カバーまで出している。


関係ないですが、B'z 稲葉伝説

歌唱能力
B'zやソロ活動など、公式にリリースされている音源による彼の音域で、
最低音がF#2(lowF#)程度、また、シャウトやスクリーミングを含めた最高音はB5(hihiB)程度にまで達する。
また、マイクを外しても、ライブ会場全体に声が行き渡るほどの声量がある。
その上、ステージをところ狭しと走ったり、跳び跳ねたりしながら歌うにも関わらず、
2時間以上あるライブを通してほとんど乱れない肺活量を持つ。
その肺活量は8000cc超と、成人男性の数倍以上もあり、非常に運動量の多いライブの終盤にも関わらず、30秒を超えるロングトーンを披露することもある。

体調管理
その声を維持するため、喉の負担になることは極力避けている。
夏でも極力冷房をかけず、楽屋では外からの極端な冷気を防ぐため、スタッフに扉の淵をビニールテープで密封処理させたこともある。
スタジオでは、季節を問わず加湿器を焚き、歌い終わると頻繁に医療用吸入器で喉をケアする。
食事に関しては、胃腸も冷やさないため、夏でも温かい鍋を食べ、
ツアー期間中はビールなどは飲まない。
また、喉に優しいと言われる温かいハーブティを愛飲している。

作詞
一旦、全て英語で仮作詞を行い、少しずつ日本語詞に置き換えていくという方法をとっていたが、近年では初めから日本語で書くことも多い。
B'z初期の頃は、日本語で作詞をすることに苦悩していた。
邦楽を聴くことが少なく、英語で歌うことに慣れていた稲葉は、日本語で歌うのが恥ずかしかったらしく、リズム感のはまり具合の違いなどから、B'zデビューアルバム『B'z』では、英語を多用した非常に抽象的な歌詞になっていた。

楽器演奏・作曲
ハーモニカやギターのほか、ピアノやパーカッション、マラカス、マンドリンなども演奏する。
ブルースハープは、ライブやMC時のパフォーマンスで頻繁に使用し、ブルースキーやベンドを駆使した演奏を行う。

特技・趣味・嗜好
大学受験の全国模試では数学の順位が3位であった。
1987年、横浜国立大学教育学部中学校教員養成課程(数学)を卒業。
大学時代に、小学校教員免許と高等学校教員免許(数学)を取得。
中学校教員免許(数学)は、教育実習時に長髪を切るのを拒み、そのまま教育実習を止めてしまった為に、取得していない。
かつては中島みゆきの大ファンであり、「女性のアーティストなら中島みゆきさんぐらいしか聴きません」と言っていたほどだった。
趣味は、読書とバイク(ハーレー)であり、その様子は、B'zの映像作品でしばしばみられる。
漫画も好きであり、スタッフにお薦めの漫画を教えてもらったりもしている。
食生活に関しては、卵でとじてあるものが大好きで、何でも卵でとじて食べるらしい。

親交関係
俳優の勝新太郎とは親交があり、新太郎に「裕次郎以来、本物の男を見た気分だ」と称された。

2009年09月18日

放生会

去る13日、奥さんを連れて放生会に行ってきました。
人の多いところはほんとは願い下げなんですが、お祭り大好きの奥さんサービスです。
へとへとになりましたが、喜んでもらえたかな。

そんなお祭りのもうひとつの主役、出店を写真で紹介しましょう。


これは梅が枝餅屋さん。
福岡ではポピュラーなお菓子ですね。


ドネルケバブ??ポピュラーなのかな。
見た感じ、シシカバブみたいです。


帰国者の方が作る、大陸風の餃子。
でかくてパリパリで、旨そうでした。


台湾ではお馴染みの、牛乳で作ったかき氷。
食べなきゃ損です。マンゴーやらタピオカが乗っていると最高。


放生会ならでは、泥はじきです。結構、いい値段です。・・・


そんな泥はじきですが、世相を反映しているらしく、拝殿内の展示室では年別に展示されていました。


奉納絵も展示されています。
独特の雰囲気です。

とにかく、人が多い!まっすぐ歩く事は不可能。立ち止まる事も出来ません。
小さいお子さんを連れて行く時は手を離さないように!
それにしても、人は多いが買い物する人は少ない、なんだかそんな感じの今回の放生会でした。
来年はもっと、屋台を冷やかしてみようかな。

2009年09月20日

M市市長選に思う

今日から4連休!
月末に仕事をしないなんて、あとが恐い気が少ししますが、せっかくです。楽しみましょう。

任期満了に伴い、私がお世話になっているM市の市長選が実施される。
しかし年明けすぐに自治体の合併が控えているため、任期は2ヶ月程度。それでも、選挙に変わりはない。

 この町は、良くも悪くも、昭和時代の体質を受け継いだ典型的な土建産業構造だ。
自治体が発注し、業者が請け負い、下請けを巧く使う事で金が回り、市民の生活が成り立っている。
大切な事は、それが良いか悪いかではなく、そういう構造の中で我々は生活をしているという現実だ。
何も産業を持たない、分かりやすく言えば、金を稼ぐ力のない弱小地方都市が、税負担を出来るだけ抑えて福祉を充実させ、暮らしを豊かにするには、今うまく機能しているこの産業構造を武器にしないといけない。
僕はこのM市で仕事をしている。だから、上記のような視点で市長選を見ている。

 「民」の字が付く政治団体が推薦しているS氏。
プロフィールを拝見すると、聡明で才気あふれる人物である事が見て取れる。加えて、芸術家肌だ。
ただ、生活や市政をデザインしたいというコメントは、意味が伝わらない。
 頭の中に描かれているビジョンは、おそらく素晴らしい物なのだろうけど、潤沢な資金と機能的な実動部隊(市役所をはじめとする公的な組織)が始めからきちんと備わっている事を前提としてはいないか。

 「共」の字が付く政治団体が推す、K氏。
市内に本拠地を置く特定企業を、紙媒体やネットを使い、特定可能な形で悪し様にする活動をされている。
ただ、調査が足りていないのか根拠が示されていないから、同調するにしても否定するにしても、感情に因るところが大きくならざるを得ない。

 問題は、市民同士に感情的に対立をさせようとする行為を行っている点だ。
この候補が当選しようが落選しようが、対立心は納得を伴う決着がつかない以上、市民の間に遺恨という形で遺る。
 市民同士を感情的にいがみ合わせるなど、為政者として到底許される行為ではない。
市長たる器を持ち合わせていない事を、すでに露呈してしまっている。気の毒としか言いようがない。

 さて現職だが、朴訥としたおとっつぁんといった感じで、気迫や迫力に欠けるキライはあるが、永きに渡る県庁での修行で身につけたテクニックを行政を対象に発揮しているようだ。
誰も広報する人がいないので市民はおそらくほとんど知らないが、億単位のコスト削減を実現している。
 この人は、M市の某高校OBで、この学校が珍しいくらいにOB間の連帯感が強く、しかも同世代の多くが企業・自治体問わず要職を担っていて、好意的に市政を支えているというバックボーンがある。
これは大きい。


 土建産業構造は、国土がある以上無くならない。ただ、物資が減り、エネルギー代が上昇する未来がすぐそこまで来ている。そういう時代に応じて、消費型から循環型に変換していかないといけないと思う。
産みの苦しみがすぐそこで待っている。ビルを建てたり、道を造ったりするマッチョな苦しみではない。脳みそにイヤという程新しい知識を詰め込んで、そこから一滴の新しい手法をひねり出す、神の苦しみだ。
乗り越えれるか?そういう未来を理解しているか?


オバマ氏の「チェンジ!」は、ユメを見せるためのおまじないではなく、産みの苦しみを伴いつつ現状からの脱却を示唆する、力強い宣言でした。
だからみんな、大の大人も共感出来たのです。

ついでにもうひとつ。
高齢者や子供等、弱者に配慮をした政策が実現されようとしている。それはそれで素晴らしい。
でも、ちょっと待ってね。経済を担っているのは誰だ。
彼らがもっと、自らの労働に付加価値を付けたくなるような政策は、いつ始まるのだ?

2009年09月21日

城南区で呑む

大橋から最近引っ越して来た友人と、荒江〜西新にかけて呑み歩きました。
暑くも寒くもなく、ポッポには3件くらいハシゴしても、まあ大丈夫かな、程度の軍資金。
連休という事もあり、時間は気にしないでよし。

のはずが、1件目の『ばか貝』でさっそく友人がへべれけに。この野郎。
この男は酔うと奇声を発し、辺りをバンバン叩いたり蹴ったりしだすので、
頃合いを見計らって連れ出す。
もう1件行こう!とえらく強気なので、カラオケに付き合った。
ガシャン!バタン!マイクをゴーン!隣室をジロジロ〜・・・と、皆さんほんとすみませんでした。

お時間10分前です〜の内線がかかってきて、最後に1曲ずつ歌おうか、というタイミング。
ここで大抵の人は、自分が一番巧く歌えるものを入れるみたいですが、ふたりとも冒険する方ですので、私が佐野元春兄貴の『Come Shinin'』というラップ(つらかった)。
で、友人が、「よっしゃ、『荒城の月』!」
ああ、滝廉太郎の。
・・・なんでだよ。この盛り上がりをどうしてくれるの。呑んで深夜3時にタキレン歌う奴なんて初めて見た。って、お前今までそんな唄歌った事なかったじゃん。

2009年09月23日

大島弓子作品を購入する

学生の頃、大島弓子の作品を集めていました。
女性漫画家はあまり知らないのですが、この人と萩尾望都は知っていて、お二人とも尊敬する作家さんです。
まず、絵が当時としてはずば抜けて巧い。書き方もとても丁寧で、書き手の漫画に対する愛情が伝わって来ます。
で、ストーリーが秀逸。大島弓子は甘い恋の話が多いのですが、いつもどんでん返しが待ち構えていて、それが大抵の場合きれいに決まって、泣けるような感動を味わえます。
萩尾望都は、別格。絵も構成も話も、大きく飛び抜けていて、手塚治虫に匹敵すると思っています。
こういう人達の作品を、感性が錆つく前に読めた事にまずは感謝です。

 で、今回購入したのは大島弓子の『いちご物語』と『ダリアの帯』(白泉社文庫)。
『いちご物語』が書かれたのは、昭和50年頃。ラップランドか。
ちょうどニルスが放映されていた頃で、そういう事物を作品に取り入れるのが大島弓子らしい。
ラップランド出身の、右も左も分からない女の子が、日本に来て少しずつ周りの人達の心をつかんでいく話です。
ラスト近く、やっぱりどんでん返しにきれいに足を掬われた僕は、もううるうるするしかありませんでした。今回も、やられました。

 『ダイアの帯』は、6編の短編集で、いずれも最近の著作(といっても昭和60年頃)。
絵も今風になり、話もアップダウンの少ない、ちょっと大人向けになっています。このままビッグコミックに連載しても良いのでは、と思うくらいに。
僕としては、もっと、『銀の実食べた?』みたいな大甘の恋ばなとか、『ジョカへ』のような、読者を思いっきり振り回してくれる活劇(?)を期待していて、肩すかしを食ったのは否めないのですが、これはこれで面白かったです。
 収録作品『夢虫・未草』で、列車の音に5人でお茶を楽しむシーンが重ねて描かれてあったり、『ダリアの帯』ラスト近く、一郎が黄菜の本性に気づいた時、黄菜の上向きの指先からプクプクッとあぶくが立ち上っているみたいなイメージが描いてあったり、そういうところに僕は大島弓子らしさを感じてしまいます。時は過ぎても、感性はそのままなんだなって。

 昔持っていた本は、巻末に関係者のあとがきが載っていたと思うんですけど、違う出版社の本だったのかな。
今回買った白泉社の本には、あとがきが付いていませんでした。
萩尾望都が書いていたり、なぜか大島本人が書いていたりととても興味深かったんですけど、ね。

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