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2009年05月 アーカイブ

2009年05月05日

田主丸散策

ゴールデンウィークまっただ中、田主丸までドライブに行ってきました。

ああ、これこれ。田主丸駅ですね。これを見ると、ああ田主丸に着いたな、と安心します。
お役所仕事の割には可愛い!グッドデザインです。
この建物の前で記念撮影をしている親子連れもいて、ほのぼのとした気持ちになりました。

さて、田主丸のおおまかな印象なんですが、観光誘致が盛んな割には、案内板・掲示板が少ないな、と思いました。
地図を持っていないと、散策の難しい町です。こんなに素晴らしい観光資源があるのに、もったいない。

さて、僕の目的は、若竹屋酒造場さんの『馥郁元禄之酒』、巨峰ワイン工場の巨峰ワイン(母の日にそなえて)をゲットし、”山苞の道”をふらふらする事。
田主丸といえば、どうしてもカッパのイメージが強く、あとは”鯉とりまあしゃん”かなあ。
面白いけど今ひとつあか抜けない印象でしたが、今は大きく変わりつつあります。
町の南部・耳納山地のふもとを中心として内外の感性豊かな人達が移り住み、ちょっとした芸術村、癒しスポットを形成しています。
で、その辺りを指して”山苞の道”と称しています。

山苞の道
http://www.tanushimaru-navi.net/zuto.html

今回は、残念ながら車で流すだけでしたが、次に訪ねるときには車を降りて、のんびり歩いてみたいと思います。

さて、ワイン工場です。

とにかく、広い!山肌を切り開き、というかうまく利用し、非常に広大な敷地の中にブドウ園あり、貯蔵庫あり、レストランあり、花壇ありと、ここだけ閑静なヨーロッパ。
ワインの貯蔵庫が田主丸の緑によくマッチしていて、感心しました。

で、こちらは地下の貯蔵庫入口。雰囲気ありますね。
扉は開け放してあり、自由に立ち入ることができます。

遠慮なく入ってみました。
あ、ひんやりどころか、しっかりと涼しい!

思いのほか中は広く、奥行き2〜30メートル位はあったかと思います。
もちろん両サイドにはワインがびっしり!です。
一番奥は、お土産物屋さんの裏に繋がっています。

こちらはお土産物屋さんです。
巨峰ワインにブルーベリーワイン、田主丸の水で作ったサイダーが目玉かな。
ブドウのジュースで作ったラムネも売っていて、ほんのりとブドウが香って美味しかったです。

山から下りて、目抜き通りにあったお酒屋さん・桝屋さんにて若竹屋酒造場の秘酒・馥郁元禄之酒をゲット!

じつは若竹屋酒造場さんがお休みで、これは手に入れられないんじゃないか、と心配をしたのですが、若竹屋さんの2、3件先にあった桝屋さんには、田主丸の地酒が揃っており元禄之酒もきちんと手に入れることができました。
さて、この『馥郁元禄之酒』ですが、なにしろ元禄時代の製法を忠実に再現して作ったという、江戸時代のお酒です。
酒飲みじゃなくても、気になりますよね。

馥郁元禄之酒
http://homepage3.nifty.com/wakatakeya/meishu.htm

味わいは、風味があって清酒よりもどぶろくに近いかな。甘みが強く、日本酒独特のキレが柔らかく、呑みやすい味わいです。

こちらは巨峰ワイン。白は甘口の食前酒です。

(株)巨峰ワイン
http://www.winery.or.jp/member/kyohouwine.html

2009年05月18日

奥さん旅行中

土曜日から、うちの奥様が台湾に旅行中。
趣味の台湾語教室の皆さんと、研修旅行との事。
台北〜高雄を見てまわるらしい。高雄は行った事ないな。

写真は、全然関係ないけど先日お伺いした田主丸町にあるパン屋さん『シェ・サガラ』さんのゆずドッグ。
パンはもちろん、自家製みたいな良質のソーセージが美味しい。

他にも魅力のあるパンがたくさんありました。
日参出来る距離に済んでいない事が非常に残念。

シェ・サガラ
http://www.chez-sagara.com/

2009年05月19日

iida購入

連休中ですので少し前になりますが、携帯電話をiidaに換えました。
auの携帯は、今までどれも大仰で下品なものが多かったのですが、ようやくシックなものが登場。
これを逃すとこういうテイストのものがいつ出るか分かりませんので、さっさと機種変更してきました。

で、いろいろいじっていますが、基本的な機能はもう大きく進歩しないんじゃないかな。
今まで使っていた5年前の機種と比べて、飛び抜けて便利になったという印象はありません。
かえって、操作がもたつくような、レスポンスの遅さを感じてしまいます。
逆転裁判やら三国志やら妙なものが最初からインストールされています。
SDオーディオプレーヤーがついていません。
音楽を入れようと思ったら、ソニー製のリスモをWindowsPCにインストールして、iTunesみたいな作業をして携帯に転送をしないといけません。
リスモって、Mac非対応なんだな。よって、残念ですがMacしかうちにない人は、iidaで音楽を楽しむことはできません。
ううん、残念!

2009年05月24日

七山村散策

統廃合のため、唐津市に編入された七山村。もう、「七山村」という地名はないんですね。
前日の土曜日の晩、父母と嫁さんと4人で焼き鳥屋『魁』にてお食事会。
なかなか授かりもののない僕ら夫婦にとって、出来るだけ一緒の時間をもってあげることが親孝行かも知れないな、と思い、少し遅めの母の日のお祝いを行った訳です。
先日購入した、田主丸の巨峰ワインと嫁さんの台湾土産をもってご機嫌伺いです。
で、明けて日曜日は、早めに家を出て、せっかく前原まで来ているから久しぶりに七山村へとドライブ。
いつもどおり鳴神の庄で地の物をたくさん買い込みました。
商品にはどれも、作られた方を表すシールが貼られていて、なるほどどれもこれも、七山のおいちゃんおばちゃんのお手製だ。
お金の事はともかく、自分の作った物が人に買われていくなんて、ひょっとして楽しいんじゃないかな。
気持ちに張り合いも出るだろうし、ある意味で理想の老後なのかもしれません。

さて、今回僕ら夫婦が「おっ」と目を留めたのが、鳴神の庄から少し東側・福岡方面へ向かった道沿いにあった「麦わらぼうし」というパン屋さん。

僕も嫁さんもパンが好きですので、早速車を止めて入ってみました。
二間程度のこぢんまりした空間に、大きめのパンがごろり、と置いてあります。
店舗のすぐ奥が調理場になっていて、中ではお姉さん二人が粉をこねていました。
これ以上ない、天然素材で手作りのパン。
塩味が少なめで、素性の良さそうなチーズやチョコ、ドライフルーツがたくさん詰まっています。
ひとつひとつが大きいとせいもありますが、手にとってみるとずしっと重い。

これは買ってきたチョコパンを切ってみたところです。
ずっしり感が伝わってくるでしょうか。

前原のHARE、田村のカレンズ、次郎丸の風の丘、三瀬のベル・ボアーズなどなど、我が家の朝の食卓を支えるお店がまたひとつ増えましたとさ。

2009年05月29日

良い線いってるんだけど

 学生の頃、言葉というものについて色々と考えていた時期がありました。
 言葉について書かれた本を読みあさった訳ですが、一番心に残ったのが、丸谷才一と井上ひさしの『文章読本』です。
文章をテクニカルに読む、という事を教えられました。
 文学作品を情緒に任せて読むのも面白いのですが(いや、そういう読み方が一番正しいかと思いますが)、作品世界を構成するため、いかに作者が読者を本の中に引き込もうかとするレトリック、そういう技術の部分に着目して作品を眺めると、また違った興味がわいてきて、作者の心の動きが伝わって来るような気がしてなかなか面白い。
 言葉には、文字通りの意味もあれば、裏に隠された心の動き、その場の空気までいろんなものが含有されていて、発せられ、受け取られるものなんだなと思います。
日本語は奥ゆかしい、と言われるのも、文字面通りの意味よりも、そういう含有部分が大きいからではないのかな。

 「おつかれさま」という優しい言葉がありますが、これももちろん疲れている人に対して、あなた疲れていますね、と指摘をするためだけに発せられる言葉ではありません。
その人の働きに対するねぎらいや、尽くした力に対しての感謝が、おそらく言葉通りの意味よりも遥かに大きく含まれているかと思います。
この心が伝わらない人は、「いいえ、疲れていません!」→「挨拶を『お元気様』に変えましょう」と、こうなる。
 この奇麗な言葉の中に、血液中の乳酸の量を指摘する事しか感じ取れないなんて、さみしい生き方だ。
こういう心が通わない中で、どうやって”関わり”を育てようというのだろうか。・・・
それにしてもけったいな言葉だな、お元気さまだって。
元気な人に元気ですねと声をかけて、一体どうしようというのだろう。ああ、これにも言外の意味が含まれていて、さしずめ”シャカリキに働きな”ってところかな。
なんにせよ、センスを疑う。


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