田主丸散策
ゴールデンウィークまっただ中、田主丸までドライブに行ってきました。
ああ、これこれ。田主丸駅ですね。これを見ると、ああ田主丸に着いたな、と安心します。
お役所仕事の割には可愛い!グッドデザインです。
この建物の前で記念撮影をしている親子連れもいて、ほのぼのとした気持ちになりました。
さて、田主丸のおおまかな印象なんですが、観光誘致が盛んな割には、案内板・掲示板が少ないな、と思いました。
地図を持っていないと、散策の難しい町です。こんなに素晴らしい観光資源があるのに、もったいない。
さて、僕の目的は、若竹屋酒造場さんの『馥郁元禄之酒』、巨峰ワイン工場の巨峰ワイン(母の日にそなえて)をゲットし、”山苞の道”をふらふらする事。
田主丸といえば、どうしてもカッパのイメージが強く、あとは”鯉とりまあしゃん”かなあ。
面白いけど今ひとつあか抜けない印象でしたが、今は大きく変わりつつあります。
町の南部・耳納山地のふもとを中心として内外の感性豊かな人達が移り住み、ちょっとした芸術村、癒しスポットを形成しています。
で、その辺りを指して”山苞の道”と称しています。
山苞の道
http://www.tanushimaru-navi.net/zuto.html
今回は、残念ながら車で流すだけでしたが、次に訪ねるときには車を降りて、のんびり歩いてみたいと思います。
さて、ワイン工場です。
とにかく、広い!山肌を切り開き、というかうまく利用し、非常に広大な敷地の中にブドウ園あり、貯蔵庫あり、レストランあり、花壇ありと、ここだけ閑静なヨーロッパ。
ワインの貯蔵庫が田主丸の緑によくマッチしていて、感心しました。
で、こちらは地下の貯蔵庫入口。雰囲気ありますね。
扉は開け放してあり、自由に立ち入ることができます。
遠慮なく入ってみました。
あ、ひんやりどころか、しっかりと涼しい!
思いのほか中は広く、奥行き2〜30メートル位はあったかと思います。
もちろん両サイドにはワインがびっしり!です。
一番奥は、お土産物屋さんの裏に繋がっています。
こちらはお土産物屋さんです。
巨峰ワインにブルーベリーワイン、田主丸の水で作ったサイダーが目玉かな。
ブドウのジュースで作ったラムネも売っていて、ほんのりとブドウが香って美味しかったです。
山から下りて、目抜き通りにあったお酒屋さん・桝屋さんにて若竹屋酒造場の秘酒・馥郁元禄之酒をゲット!
じつは若竹屋酒造場さんがお休みで、これは手に入れられないんじゃないか、と心配をしたのですが、若竹屋さんの2、3件先にあった桝屋さんには、田主丸の地酒が揃っており元禄之酒もきちんと手に入れることができました。
さて、この『馥郁元禄之酒』ですが、なにしろ元禄時代の製法を忠実に再現して作ったという、江戸時代のお酒です。
酒飲みじゃなくても、気になりますよね。
馥郁元禄之酒
http://homepage3.nifty.com/wakatakeya/meishu.htm
味わいは、風味があって清酒よりもどぶろくに近いかな。甘みが強く、日本酒独特のキレが柔らかく、呑みやすい味わいです。
こちらは巨峰ワイン。白は甘口の食前酒です。