大分県日田市豆田町まで行ってきました。
まずは「天領ひな陣屋」にて、雛壇の見物。
圧倒的な量、質に度肝を抜かれた!
これは現代製の高級雛。
古いものは250年前の享保雛というものまである。
入場料はおとな一人300円。これを見ないと日田に行く意味はないと思う。
ぶらぶらと町を散策し、地酒の蔵元、薫長酒造にお邪魔する。
元禄時代からの営業らしい。当時の建物が、未だ現役で使われており、感心するほかない。
古めかしいだけではなく、酒蔵コンサートを企画したり、おしゃれなショップを
展開していたりと、まだまだエネルギーまんたん!な活躍ぶりが頼もしい!
その心意気が気持ちよくて、一本お土産に買わせて頂きました。
5年貯蔵の日本酒の古酒「The Classic」。
日本酒の貯蔵酒なんてあまりみかけないな、と思い、帰ってさっそく一口。
旨い!甘みが程よく残っているが、不思議と後に引かずにすっと消える。これが不思議。
熟成の間に糖分なんて分解され尽くしてしまっているのではと思っていたのだが、
この甘みはひょっとして、消え去った味わいのマボロシだったのでは。・・・
で、味わいが深い。雑分が分解され尽くしているようで、本当の酒の味の輪郭が
深くなり、そして濃厚になっている。お手頃価格でこの味わいとは!さすが酒処。
豆田町オフィシャルホームページ
http://www.hita-mameda.jp/